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「チェーンには異常ナシ。反応があるのはビー玉の中身だけね」
ある日の夜。ひとつも眠れず、水を飲もうかと移動していると半開きの扉があった。
中を覗くとD-NAVIさんが液晶とにらめっこをしている。
大きなモニターには読めない文字が大量に並び、近くには光を浴びる私のネックレスがあった。
チェーンの先にある球体の中には強いエネルギーが入っているらしく、それの正体がわからず苦戦しているようだった。
「D-NAVIさん」
「アタシ忙しいんだけど」
こちらには見向きもせず返事をする。気にせず声を掛けた。
「なにかわかりそうですか」
「まだなーんにも。ねぇ、どうしてこんなモノを持っているの?」
「……小学生の頃、祖父母の研究所に忘れ物を届けに行った際に、興味本位で手に取ったら離れなくなってしまって」
「今は離れてるじゃない」
「少しの距離なら大丈夫みたいです」
「ふーん……」
しばし無言。言葉を紡ごうにも私がお伝え出来る情報はあまりにも少なすぎる。
「マグマトロン様にはお話したのですが、みなさんはどこまでお知りに?」
「ざっくりとしか聞いてないわ。あとはアルカディスの立てた仮説ね」
「一体どんな……」
「さあね。それよりも早く寝たら?朝にはスリング達を起こさなきゃいけないんでしょ」
「は、はい」
これ以上話すことはないってことかな。仕方ない
「おやすみなさい、D-NAVIさん」
「ん……」
以前より少しだけ、ほんの少しだけ仲良くなれたかもしれない。
ある日の夜。ひとつも眠れず、水を飲もうかと移動していると半開きの扉があった。
中を覗くとD-NAVIさんが液晶とにらめっこをしている。
大きなモニターには読めない文字が大量に並び、近くには光を浴びる私のネックレスがあった。
チェーンの先にある球体の中には強いエネルギーが入っているらしく、それの正体がわからず苦戦しているようだった。
「D-NAVIさん」
「アタシ忙しいんだけど」
こちらには見向きもせず返事をする。気にせず声を掛けた。
「なにかわかりそうですか」
「まだなーんにも。ねぇ、どうしてこんなモノを持っているの?」
「……小学生の頃、祖父母の研究所に忘れ物を届けに行った際に、興味本位で手に取ったら離れなくなってしまって」
「今は離れてるじゃない」
「少しの距離なら大丈夫みたいです」
「ふーん……」
しばし無言。言葉を紡ごうにも私がお伝え出来る情報はあまりにも少なすぎる。
「マグマトロン様にはお話したのですが、みなさんはどこまでお知りに?」
「ざっくりとしか聞いてないわ。あとはアルカディスの立てた仮説ね」
「一体どんな……」
「さあね。それよりも早く寝たら?朝にはスリング達を起こさなきゃいけないんでしょ」
「は、はい」
これ以上話すことはないってことかな。仕方ない
「おやすみなさい、D-NAVIさん」
「ん……」
以前より少しだけ、ほんの少しだけ仲良くなれたかもしれない。