記者会見
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「来た来た!もー、遅いよ二人とも。みんな待ってるんだからねー」
私とロングラックがみんなの元へ向かっている途中、スタンピーが私たちの背後に回り込んで背中を押してきた。
「ほらほら早くっ!」
「わ、わ、わ……っ」
「一体どうし……っ」
扉が開くとそこには白い布が掛かった横に長いテーブルと二つの並んだイス。その後ろには【緊急記者会見】と書いた垂れ幕があった。そしてみんなの手元にはマイクとカメラまで用意されている。
「な、何なんだコレは……」
ロングラックも知らされていないようで呆然としていた。
「えーではこれより記者会見を行いたいと思います。進行役はワタクシ、ブレイクが務めさせて頂きます!」
私たちを強制的に座らせ、勝手に話が進む。点滅するフラッシュが眩しい。
「まずはお二人ともおめでとうございます」
「あ、ありがとうございます?」
「ロングラック、空気に呑まれないでっ」
「さて、質問のある方は挙手を……はい、そこの長いニョロニョロした方」
「陸上戦闘員のコラーダです。告白はどちらからされたのでしょうか?」
「…………。」
「名無し、名無しっ、しっかり!」
「ロングラックさん、お答え下さい」
「は、はい、それはボクからお伝えしました」
「おぉーっ」
「名無しさん、その時のお気持ちをひとつ」
「え……あ……」
「どうやら少し緊張なさっている様ですね。はい、じゃんじゃん次にいきましょー!質問のある方ー」
「はいっ」
「はい、お耳の長いそこの白い方!」
「偵察員のスタンピーです。その告白はなんと?」
「はい、ただ真っ直ぐに好きです。ボクと付き合って下さい、と」
「おぉぉーっ」
「名無しさんのどこが好きなんですか?」
「やはり、優しさでしょうか。それに可愛いところも意外と不器用なところも」
「こんなに愛されて名無しさんは幸せですね」
「え……ハッ!?」
あまりの出来事に頭がついていけなかった。
「はい、他に質問のある方はー?」
みんなして手や尻尾を挙げる。やたらノリノリだ。
「はい、そこののんびりしたタヌキさん!」
「時空調査員のハインラッドでーす。付き合い始めたのはいつですかぁ?」
「三日前です」
「わぁ~、ホヤホヤですねぇ」
「キスはしましたかっ?」
今の質問は誰がしたんだろう。
「キッ……!?そ、そそっ、それはそのっ……ち、ちか、近いうちにあのっ」
「あ、してくれるんだ」
「どこかや、夜景の綺麗な場所でも見つけて良いムードになって」
「別にいつでもいいのに」
「名無しの手を取って確認してから……って、エ、エェェェェェェッッッ!?」
「あっか!二人して顔真っ赤!」
「まーまー、お熱いこって」
「皆で何をしている」
「ゲッ、ビッグコンボイ!」
突如、目の前が暗くなったかと思えば背後に腕組みをしたビッグコンボイが立っていた。
私とロングラックがみんなの元へ向かっている途中、スタンピーが私たちの背後に回り込んで背中を押してきた。
「ほらほら早くっ!」
「わ、わ、わ……っ」
「一体どうし……っ」
扉が開くとそこには白い布が掛かった横に長いテーブルと二つの並んだイス。その後ろには【緊急記者会見】と書いた垂れ幕があった。そしてみんなの手元にはマイクとカメラまで用意されている。
「な、何なんだコレは……」
ロングラックも知らされていないようで呆然としていた。
「えーではこれより記者会見を行いたいと思います。進行役はワタクシ、ブレイクが務めさせて頂きます!」
私たちを強制的に座らせ、勝手に話が進む。点滅するフラッシュが眩しい。
「まずはお二人ともおめでとうございます」
「あ、ありがとうございます?」
「ロングラック、空気に呑まれないでっ」
「さて、質問のある方は挙手を……はい、そこの長いニョロニョロした方」
「陸上戦闘員のコラーダです。告白はどちらからされたのでしょうか?」
「…………。」
「名無し、名無しっ、しっかり!」
「ロングラックさん、お答え下さい」
「は、はい、それはボクからお伝えしました」
「おぉーっ」
「名無しさん、その時のお気持ちをひとつ」
「え……あ……」
「どうやら少し緊張なさっている様ですね。はい、じゃんじゃん次にいきましょー!質問のある方ー」
「はいっ」
「はい、お耳の長いそこの白い方!」
「偵察員のスタンピーです。その告白はなんと?」
「はい、ただ真っ直ぐに好きです。ボクと付き合って下さい、と」
「おぉぉーっ」
「名無しさんのどこが好きなんですか?」
「やはり、優しさでしょうか。それに可愛いところも意外と不器用なところも」
「こんなに愛されて名無しさんは幸せですね」
「え……ハッ!?」
あまりの出来事に頭がついていけなかった。
「はい、他に質問のある方はー?」
みんなして手や尻尾を挙げる。やたらノリノリだ。
「はい、そこののんびりしたタヌキさん!」
「時空調査員のハインラッドでーす。付き合い始めたのはいつですかぁ?」
「三日前です」
「わぁ~、ホヤホヤですねぇ」
「キスはしましたかっ?」
今の質問は誰がしたんだろう。
「キッ……!?そ、そそっ、それはそのっ……ち、ちか、近いうちにあのっ」
「あ、してくれるんだ」
「どこかや、夜景の綺麗な場所でも見つけて良いムードになって」
「別にいつでもいいのに」
「名無しの手を取って確認してから……って、エ、エェェェェェェッッッ!?」
「あっか!二人して顔真っ赤!」
「まーまー、お熱いこって」
「皆で何をしている」
「ゲッ、ビッグコンボイ!」
突如、目の前が暗くなったかと思えば背後に腕組みをしたビッグコンボイが立っていた。