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全ての戦いが終わった。
みんなの力があったからこそここまで来れたんだと思う。
……今まで色々あった。その中でもハインラッドが年上というのは結構な驚きだ。
「みんなお疲れ様ぁ」
相変わらずゆったりした喋り方でみんなを労っている。
うーん、そういえば私、今まで平気でもふもふしたり、タメ口で喋ってたけど……マズイよね。
「名無しもお疲れぇ」
「お疲れ様です。ハインラッドさん」
「あれぇーっ?名無し、お、怒ってるの?なんでぇ」
「えぇっ!?いえいえっ、いつも通り接するのは悪いかと…ひゃっ」
勢いよく両腕を掴まれた。
「う、わ…ァ…ぐすっ」
え?泣っ!?
「あーぁ、泣いちゃった……」
「ひでぇことすんなぁ」
「ビ、ビッグコンボイィ~……」
わけがわからず助けを求めた。
「私に聞くんじゃない。……はぁ、名無し、お前なら少し考えればわかる筈だ」
「うぅ、オイラ達の絆ってそんなモンだったのかなぁぁ……」
あ……そっか、そうだよね。
「……ごめんね、私が間違ってたよ」
「名無し~!!!」
私の鎖骨辺りに顔を埋めまま、また泣き出す。その頭を抱え柔らかい髪を撫でた。
「名無し、温かいなぁ」
「いいなぁハインラッドばっかり」
「まぁ、今回だけは譲ってあげても…」
「それにぃ~ふにふにしててイイ匂いもするんだなぁ~……へへへぇ」
「やっ、ちょ、タンマ、くすぐった……」
「前言撤回!」
「くおらぁエロ狸!名無しから離れろぉ!!」
「お前そっち持てっ。引き剥がすぞ」
「あ~~~ん、ひどいよみんなぁ」
「ハインラッド、セクハラです!」
「えー、名無しはイヤじゃなかったよねぇ?」
「おイタが過ぎますよ。ハインラッドさん」
「う~、しょんぼりなんだなぁ」
みんなの笑い声が響く。これから卒業式だ。
終
みんなの力があったからこそここまで来れたんだと思う。
……今まで色々あった。その中でもハインラッドが年上というのは結構な驚きだ。
「みんなお疲れ様ぁ」
相変わらずゆったりした喋り方でみんなを労っている。
うーん、そういえば私、今まで平気でもふもふしたり、タメ口で喋ってたけど……マズイよね。
「名無しもお疲れぇ」
「お疲れ様です。ハインラッドさん」
「あれぇーっ?名無し、お、怒ってるの?なんでぇ」
「えぇっ!?いえいえっ、いつも通り接するのは悪いかと…ひゃっ」
勢いよく両腕を掴まれた。
「う、わ…ァ…ぐすっ」
え?泣っ!?
「あーぁ、泣いちゃった……」
「ひでぇことすんなぁ」
「ビ、ビッグコンボイィ~……」
わけがわからず助けを求めた。
「私に聞くんじゃない。……はぁ、名無し、お前なら少し考えればわかる筈だ」
「うぅ、オイラ達の絆ってそんなモンだったのかなぁぁ……」
あ……そっか、そうだよね。
「……ごめんね、私が間違ってたよ」
「名無し~!!!」
私の鎖骨辺りに顔を埋めまま、また泣き出す。その頭を抱え柔らかい髪を撫でた。
「名無し、温かいなぁ」
「いいなぁハインラッドばっかり」
「まぁ、今回だけは譲ってあげても…」
「それにぃ~ふにふにしててイイ匂いもするんだなぁ~……へへへぇ」
「やっ、ちょ、タンマ、くすぐった……」
「前言撤回!」
「くおらぁエロ狸!名無しから離れろぉ!!」
「お前そっち持てっ。引き剥がすぞ」
「あ~~~ん、ひどいよみんなぁ」
「ハインラッド、セクハラです!」
「えー、名無しはイヤじゃなかったよねぇ?」
「おイタが過ぎますよ。ハインラッドさん」
「う~、しょんぼりなんだなぁ」
みんなの笑い声が響く。これから卒業式だ。
終