年齢
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構ってちゃんなハインラッドをなだめ終えて、フラフラと移動する。
「あ」
ブレイクとコラーダだ。二人にも聞いてみよう。
「年齢ねぇ……」
「そういや、人間の寿命っていくつくらいなんだ?」
「平均で八十くらいかなぁ」
「八十!?短ぇ~!!ほぼ一瞬じゃねぇか」
「俺、お前にはもっと優しくするわ」
「ぜひぜひ!」
試しにコラーダの頭に手をやると撫でやすいように屈んでくれた。
「そういえばお前、ライオコンボイの部隊がガイアで戦ってた頃からいるんだよな」
「うん、まぁね」
「じゃあ、名無しからしたらかなりの月日が経ってるんじゃねぇか。一体いくつなんだよ?」
「それが全然わかんないんだよね」
「うわ…」
「うわぁ…」
「ネックレスの力で寿命伸びてるっぽくてさ。自分で願ったこととはいえ、もう完全に人間やめてるよね…ハハ」
「ダメだ。遠い目をしてやがる…」
「オイ名無し、しっかりしろ。戻ってこーい」
「ん?てこたぁ、お前まだまだ長生き出来んのか」
「そういうことになるね」
「…チッ」
「舌打ち!?」
頭を回転させ私の手を払い除けた。まだ撫でたかったのに。
「あれ、さっき優しくするって……」
「シャーーーーーッ!!!!」
「威嚇された…」
「そりゃ名無しが悪いわ」
解せない。
「人間側で考えるならオレとコラーダは名無しより年上になんのかね」
「ちげぇねぇ。コイツは絶対年下だ」
「私は二人の方が年下だと思ってたけど」
「「はぁっ?」」
「いや、こっちがはぁっ?だよ」
互いに譲らなかった。しかしながら、最終的に二対一で私が年下ということになってしまった。解せない(二回目)。
「ビッグコンボイはどうだろうな」
「さっきスタンピーと話してて、……くらいかなって」
「そうかぁ?もしかしたら……かも」
「えぇ、まさかァ」
「いや、意外と……の可能性も」
「ブフッ……!おい、笑わせんなっ」
「お前たち、何の話をしている」
「ヒッ!?」
背後から聞きなれた威厳のある声。みんなでギギギと音が鳴りそうなくらいゆっくり振り向くとそこにはやはりビッグコンボイがいた。
「随分と楽しそうだったな。もう一度聞くが、一体誰の、何の話をしていたんだ」
ワァ、バレてるっぽい。
「おっと、いっけね。オレ今日は掃除当番だったわ」
「え、そんなのあっ……」
「あー、オレもそういうことにしとく。じゃ!」
「ま、待ってよ二人ともー!」
は、薄情者~~~!!
まずい、完全に逃げ遅れた。私って危機察知能力低い?
「名無し」
「ひゃぁいっ」
名前を呼ばれ声が裏返る。
「年上ではダメなのか…」
「……ん?」
予想外の質問で飲み込めなかった。えーと……
「いや、別に。あれ?ビッグコンボイ、年上確定?」
「そういう訳ではないが名無しはどうなのかと思ってな。ちなみに年下はどうだ」
「いいと思うよ」
「そうか」
どこか安堵した表情に見える。でも気のせいかもしれない。
「それにしても、当の本人がいない所で噂話とは関心しないな」
「ご、ごめんなさい…」
「反省しているのなら良い」
こうしたやり取りをしているとやっぱりビッグコンボイの方が年上なのではないかと思ってしまう。
「アイツらにも個別で注意をせねばな」
ブレイク、コラーダ。ごめん!巻き込んじゃった。
心の中で二人に合掌しておいた。
あ、でも人を生贄にして逃げたんだから別にいっか。
すぐに手を下ろした。
「名無しはどうなんだ」
「?」
「年齢」
「逆にいくつに見える?」
「ム、ウウ、どう答えれば正解なんだ……」
「あ」
ブレイクとコラーダだ。二人にも聞いてみよう。
「年齢ねぇ……」
「そういや、人間の寿命っていくつくらいなんだ?」
「平均で八十くらいかなぁ」
「八十!?短ぇ~!!ほぼ一瞬じゃねぇか」
「俺、お前にはもっと優しくするわ」
「ぜひぜひ!」
試しにコラーダの頭に手をやると撫でやすいように屈んでくれた。
「そういえばお前、ライオコンボイの部隊がガイアで戦ってた頃からいるんだよな」
「うん、まぁね」
「じゃあ、名無しからしたらかなりの月日が経ってるんじゃねぇか。一体いくつなんだよ?」
「それが全然わかんないんだよね」
「うわ…」
「うわぁ…」
「ネックレスの力で寿命伸びてるっぽくてさ。自分で願ったこととはいえ、もう完全に人間やめてるよね…ハハ」
「ダメだ。遠い目をしてやがる…」
「オイ名無し、しっかりしろ。戻ってこーい」
「ん?てこたぁ、お前まだまだ長生き出来んのか」
「そういうことになるね」
「…チッ」
「舌打ち!?」
頭を回転させ私の手を払い除けた。まだ撫でたかったのに。
「あれ、さっき優しくするって……」
「シャーーーーーッ!!!!」
「威嚇された…」
「そりゃ名無しが悪いわ」
解せない。
「人間側で考えるならオレとコラーダは名無しより年上になんのかね」
「ちげぇねぇ。コイツは絶対年下だ」
「私は二人の方が年下だと思ってたけど」
「「はぁっ?」」
「いや、こっちがはぁっ?だよ」
互いに譲らなかった。しかしながら、最終的に二対一で私が年下ということになってしまった。解せない(二回目)。
「ビッグコンボイはどうだろうな」
「さっきスタンピーと話してて、……くらいかなって」
「そうかぁ?もしかしたら……かも」
「えぇ、まさかァ」
「いや、意外と……の可能性も」
「ブフッ……!おい、笑わせんなっ」
「お前たち、何の話をしている」
「ヒッ!?」
背後から聞きなれた威厳のある声。みんなでギギギと音が鳴りそうなくらいゆっくり振り向くとそこにはやはりビッグコンボイがいた。
「随分と楽しそうだったな。もう一度聞くが、一体誰の、何の話をしていたんだ」
ワァ、バレてるっぽい。
「おっと、いっけね。オレ今日は掃除当番だったわ」
「え、そんなのあっ……」
「あー、オレもそういうことにしとく。じゃ!」
「ま、待ってよ二人ともー!」
は、薄情者~~~!!
まずい、完全に逃げ遅れた。私って危機察知能力低い?
「名無し」
「ひゃぁいっ」
名前を呼ばれ声が裏返る。
「年上ではダメなのか…」
「……ん?」
予想外の質問で飲み込めなかった。えーと……
「いや、別に。あれ?ビッグコンボイ、年上確定?」
「そういう訳ではないが名無しはどうなのかと思ってな。ちなみに年下はどうだ」
「いいと思うよ」
「そうか」
どこか安堵した表情に見える。でも気のせいかもしれない。
「それにしても、当の本人がいない所で噂話とは関心しないな」
「ご、ごめんなさい…」
「反省しているのなら良い」
こうしたやり取りをしているとやっぱりビッグコンボイの方が年上なのではないかと思ってしまう。
「アイツらにも個別で注意をせねばな」
ブレイク、コラーダ。ごめん!巻き込んじゃった。
心の中で二人に合掌しておいた。
あ、でも人を生贄にして逃げたんだから別にいっか。
すぐに手を下ろした。
「名無しはどうなんだ」
「?」
「年齢」
「逆にいくつに見える?」
「ム、ウウ、どう答えれば正解なんだ……」