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「マグマトロ~ン。あ、ガイルダートもいたの」
「俺はオマケか」
「何事だ騒々しい……むっ?なんだそれは」
「フフーン、良いでしょ。アタシのペットちゃんよ」
「ワンワン」
「名無し……!そんな姿になってまでお前は……っ」
「ほぉ、ワシへの献上品とみた」
「話聞いてた?アタシのだから」
「どれ」
「きゃっ!?」
「あぁっ、ちょっと!」
今までに感じたことのない凄い力で引き寄せられた。
「フッ、なかなか悪くない出で立ちだな。たっぷりと愛でてやろう」
指で顎を持ち上げられる。動けない。
「止めなさいよ、マグマトロン!」
冗談なのはわかる。でももう片方の手で身体を強く捕まれ、ビクともしないのですこし焦った。
「マグマトロン!!これ以上アタシの友達に変なコトしたらただじゃおかないわよっ」
「なんだ、言えるじゃないか」
え?
D-NAVIさんをからかうようなガイルダートさんの言葉の意図がわからず聞き返す。
「それってどういう…」
「以前、司令室を通りがかった時にな……」
「ねぇ、マグマトロン。本当にあの子も連れてくの?」
「無論。貴様も見ただろう。あの光を」
「ハァ~ァ、やだやだ。デストロンの紅一点、唯一無二のヒロインはアタシなのに」
「アレの解析はお前に任せる。あいつには雑用でもやらせておけ」
「はいはい、わかったわよ。……まったく宇宙に放り出しちゃえば良いのに」
「そんなに気に食わんか」
「当たり前よ!だっておかしな気持ちになるんだもの。最初は故障かと思って調べたけど、どこも異常はないし。あのコは何もしていない癖にどうしてこんな……わけわかんない。だからキライッ」
「ふむ、どこかで会ったかもしれん。というところか」
「そう、そんな記憶なんかないのに。初対面なのに………会えて嬉しいような気がして……もぉー!なんなのよこれっ。あ、ひょっとして、マグマトロンも?」
「あぁ、ワシはその謎も解明したいのだ。近くに置けばわかるかもしれん」
「…………えぇ、そうね。それにしても」
「どうした」
「マグマトロンもあの子がいると嬉しいのね。しかもお喋りしたいだなんて~!へ~、ふ~ん、そ~なんだぁ~」
「いちいち掘り返さんでいい」
「という訳だ」
「D-NAVIさん……!」
「ガイルダートォォォ!!!こんっのバカバカバカッ!!なーっんで言っちゃうのよーー!!ていうか、聞いてたなら声くらいかけなさいよねっ!クズッ、アホー!」
「ははは、いつまでも素直にならないお前が悪い。痛っ!ま、待て!本気で痛いぞ!!」
「ぽんこつっ、アンポンタンッ、おたんこなすーっ」
その内、カシの木とかチーズとか言いそうな勢いで悪口が続く。
「フンッ、興が冷めたわ」
マグマトロン様が手を離す。
「別の機会に必ず……な」
「っ!?」
冗談……のハズ。
「名無し、大丈夫!?イヤなことされた?」
「いえ、この通り何ともありませんよ。ご心配おかけしましたD-NAVIさん」
「キャシィ」
「?」
「今日はキャシィだから。別に?アンタが?そう呼びたいならいくらでも呼べばいいんじゃないの?」
「はい、キャシィさん!」
「……変なコ」
「はい、出来たよ」
「ありがとっ!どう?可愛い?」
「D-NAVIちゃんはいつも宇宙一カワイイよ。ところで、今日のあだ名は?」
「よくぞ聞いてくれたわ。今日の私はムーンよっ」
「イヤイヤイヤ、それだけはっ!被りはマズイよっ」
「今回はね~、一週間分決めてあるの!明日はマーキュリーでしょ、明後日はマーズで……」
「あぁ、そーゆー縛りね。なんだかご機嫌?」
「まーね!ペンダントの解析は終わったし、アンタのことも思い出せたし」
「本当に!?教えてっ」
「ダーメッ!自分で思い出しなさい」
「うぅ~……でもそっか。頑張ってみるね」
つい食いついちゃったけど、多分大事なことなんだ。これは絶対に思い出さなくちゃ
「……アタシは過去のことなんか知らなくても多分……ううん、絶対に名無しのこと好きになってた」
「何か言った?」
「なんでもなーい」
終
「俺はオマケか」
「何事だ騒々しい……むっ?なんだそれは」
「フフーン、良いでしょ。アタシのペットちゃんよ」
「ワンワン」
「名無し……!そんな姿になってまでお前は……っ」
「ほぉ、ワシへの献上品とみた」
「話聞いてた?アタシのだから」
「どれ」
「きゃっ!?」
「あぁっ、ちょっと!」
今までに感じたことのない凄い力で引き寄せられた。
「フッ、なかなか悪くない出で立ちだな。たっぷりと愛でてやろう」
指で顎を持ち上げられる。動けない。
「止めなさいよ、マグマトロン!」
冗談なのはわかる。でももう片方の手で身体を強く捕まれ、ビクともしないのですこし焦った。
「マグマトロン!!これ以上アタシの友達に変なコトしたらただじゃおかないわよっ」
「なんだ、言えるじゃないか」
え?
D-NAVIさんをからかうようなガイルダートさんの言葉の意図がわからず聞き返す。
「それってどういう…」
「以前、司令室を通りがかった時にな……」
「ねぇ、マグマトロン。本当にあの子も連れてくの?」
「無論。貴様も見ただろう。あの光を」
「ハァ~ァ、やだやだ。デストロンの紅一点、唯一無二のヒロインはアタシなのに」
「アレの解析はお前に任せる。あいつには雑用でもやらせておけ」
「はいはい、わかったわよ。……まったく宇宙に放り出しちゃえば良いのに」
「そんなに気に食わんか」
「当たり前よ!だっておかしな気持ちになるんだもの。最初は故障かと思って調べたけど、どこも異常はないし。あのコは何もしていない癖にどうしてこんな……わけわかんない。だからキライッ」
「ふむ、どこかで会ったかもしれん。というところか」
「そう、そんな記憶なんかないのに。初対面なのに………会えて嬉しいような気がして……もぉー!なんなのよこれっ。あ、ひょっとして、マグマトロンも?」
「あぁ、ワシはその謎も解明したいのだ。近くに置けばわかるかもしれん」
「…………えぇ、そうね。それにしても」
「どうした」
「マグマトロンもあの子がいると嬉しいのね。しかもお喋りしたいだなんて~!へ~、ふ~ん、そ~なんだぁ~」
「いちいち掘り返さんでいい」
「という訳だ」
「D-NAVIさん……!」
「ガイルダートォォォ!!!こんっのバカバカバカッ!!なーっんで言っちゃうのよーー!!ていうか、聞いてたなら声くらいかけなさいよねっ!クズッ、アホー!」
「ははは、いつまでも素直にならないお前が悪い。痛っ!ま、待て!本気で痛いぞ!!」
「ぽんこつっ、アンポンタンッ、おたんこなすーっ」
その内、カシの木とかチーズとか言いそうな勢いで悪口が続く。
「フンッ、興が冷めたわ」
マグマトロン様が手を離す。
「別の機会に必ず……な」
「っ!?」
冗談……のハズ。
「名無し、大丈夫!?イヤなことされた?」
「いえ、この通り何ともありませんよ。ご心配おかけしましたD-NAVIさん」
「キャシィ」
「?」
「今日はキャシィだから。別に?アンタが?そう呼びたいならいくらでも呼べばいいんじゃないの?」
「はい、キャシィさん!」
「……変なコ」
「はい、出来たよ」
「ありがとっ!どう?可愛い?」
「D-NAVIちゃんはいつも宇宙一カワイイよ。ところで、今日のあだ名は?」
「よくぞ聞いてくれたわ。今日の私はムーンよっ」
「イヤイヤイヤ、それだけはっ!被りはマズイよっ」
「今回はね~、一週間分決めてあるの!明日はマーキュリーでしょ、明後日はマーズで……」
「あぁ、そーゆー縛りね。なんだかご機嫌?」
「まーね!ペンダントの解析は終わったし、アンタのことも思い出せたし」
「本当に!?教えてっ」
「ダーメッ!自分で思い出しなさい」
「うぅ~……でもそっか。頑張ってみるね」
つい食いついちゃったけど、多分大事なことなんだ。これは絶対に思い出さなくちゃ
「……アタシは過去のことなんか知らなくても多分……ううん、絶対に名無しのこと好きになってた」
「何か言った?」
「なんでもなーい」
終