ペット
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「今日からアタシのペットね」
そして今に至る。
「最近疲れてるのよね……誰かさんのせいで」
首を回して探してもここには私達以外には誰もいなかった。
「D-NAVIさんって見える人ですか?」
「アンタに決まってるでしょ!」
あぁ、やっぱり。
「ほら、コレ持ってきたから頭に装着して」
「うわぁ」
手渡されたのはイヌ耳のカチューシャだ。キツイ。
「それとこれにどういう関係が」
「いいから着ける」
尻尾をフリフリして怒るD-NAVIさんは失礼だけど、とても愛らしかった。
「あと首輪とリードもいるわね。うーん、あったかしら?ちょっと探して来るから待ってて」
なのに言ってることはエグい。神様、どうか見つかりませんように。
「あったわ!」
あったんだー……
もう二度と神頼みはしないと誓った。
「ついでにほら、シッポのチャームも」
「うぁぁ」
「うんうん、アタシが見立てただけあってイイ感じじゃない」
「ソウデスカー」
「犬は喋らないの。返事はワンよ」
「……ワン」
「ペットっていいわねー。癒されるわー。アンタなんかでも」
なにこのプレイ。
「さっそく見せびらかしに行きましょ」
散歩という名の地獄ツアー開幕。
「スリングー!デッドエンドー!ヤッホー」
嬉しそうに声を弾ませるD-NAVIさんにお二人が振り返った。
「お、なんだお前ら急に仲良くなってね?」
「いや、違わないか?」
「いやいや、だって見ろこの微笑み。
名無しも嬉しそうだぜ」
「よく見てみろ。これは諦めの表情だ」
「わん…」
「……頑張れ」
「おぉ!よくわかんねーけど応援してるからな」
助けてもらえない。
「しっかし、ん~、んん~?」
スリングさんが首を捻りながら私の周りをぐるぐる周り始めた。
「俺の回路おかしくなっちまったのかな。今のお前を見てると妙にソワソワ?っつーかドキドキ?するんだよな」
「うっわ、キモッ」
「オイ待てヤメロ。目覚めるんじゃない!」
デッドエンドさんが私の前に立ち塞がり庇ってくれる。
「デッドエンドはなんねーの?」
「…………。」
固まってる!
「マズイ展開ね。変態の餌食になる前にさっさと次に行くわよ」
「うぇ!?」
リードを引かれお散歩続行。
「おい!誤解だ!俺にそんな趣味はないっ」
デッドエンドさんが何か叫んでたけど止まれる筈もなかった。
そして今に至る。
「最近疲れてるのよね……誰かさんのせいで」
首を回して探してもここには私達以外には誰もいなかった。
「D-NAVIさんって見える人ですか?」
「アンタに決まってるでしょ!」
あぁ、やっぱり。
「ほら、コレ持ってきたから頭に装着して」
「うわぁ」
手渡されたのはイヌ耳のカチューシャだ。キツイ。
「それとこれにどういう関係が」
「いいから着ける」
尻尾をフリフリして怒るD-NAVIさんは失礼だけど、とても愛らしかった。
「あと首輪とリードもいるわね。うーん、あったかしら?ちょっと探して来るから待ってて」
なのに言ってることはエグい。神様、どうか見つかりませんように。
「あったわ!」
あったんだー……
もう二度と神頼みはしないと誓った。
「ついでにほら、シッポのチャームも」
「うぁぁ」
「うんうん、アタシが見立てただけあってイイ感じじゃない」
「ソウデスカー」
「犬は喋らないの。返事はワンよ」
「……ワン」
「ペットっていいわねー。癒されるわー。アンタなんかでも」
なにこのプレイ。
「さっそく見せびらかしに行きましょ」
散歩という名の地獄ツアー開幕。
「スリングー!デッドエンドー!ヤッホー」
嬉しそうに声を弾ませるD-NAVIさんにお二人が振り返った。
「お、なんだお前ら急に仲良くなってね?」
「いや、違わないか?」
「いやいや、だって見ろこの微笑み。
名無しも嬉しそうだぜ」
「よく見てみろ。これは諦めの表情だ」
「わん…」
「……頑張れ」
「おぉ!よくわかんねーけど応援してるからな」
助けてもらえない。
「しっかし、ん~、んん~?」
スリングさんが首を捻りながら私の周りをぐるぐる周り始めた。
「俺の回路おかしくなっちまったのかな。今のお前を見てると妙にソワソワ?っつーかドキドキ?するんだよな」
「うっわ、キモッ」
「オイ待てヤメロ。目覚めるんじゃない!」
デッドエンドさんが私の前に立ち塞がり庇ってくれる。
「デッドエンドはなんねーの?」
「…………。」
固まってる!
「マズイ展開ね。変態の餌食になる前にさっさと次に行くわよ」
「うぇ!?」
リードを引かれお散歩続行。
「おい!誤解だ!俺にそんな趣味はないっ」
デッドエンドさんが何か叫んでたけど止まれる筈もなかった。