入れ替わり
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「わーん、ムーン~~~!」
「いー子いー子、泣かないで。怖かった?」
「スクーバ様ともっとお話したかったー。どさくさに紛れて抱きつけば良かったー。せっかく既成事実を作るチャンスだったのにー」
「あのねぇ……」
「あ、名無しは?」
「さっきまでスクーバにぎゅうぅってされてたムーン」
「…………なんですってぇぇぇえ!!?」
「でも辛そうだったムン…」
「ウソォ!?スクーバ様にぎゅうぅされてときめかない女なんかいないハズよ」
「だって、これから先どれだけ一緒にいられるかわかんないじゃない。だから名無しは告白せずに、めいいっぱい自分の気持ちを抑え込んで我慢してるムーン」
「名無し、スクーバ様……」
「イカと人の切ないラブストーリーだムン」
「………ねぇ、ムーン。お願いがあるの」
朝目覚めると机の上には手紙らしきものが置いてあった。こんなもの、昨日は無かったのに。
可愛らしい封筒を開くとこれまた可愛らしい便箋に丸っこい字でこう書いてある。
名無しへ
スクーバ様のことはもちろんだーい好きだけど、名無しのことも好きよ。だから特別に正式なライバルとして認めてあげるわ。
アルテミスより
P・S まあ、名無しがどう頑張ってもスクーバ様はワタシのモノだけどね。絶対、ぜーっっったい負けないんだから!
「……っ」
つい吹き出してしまいそうになった。
好き勝手書いてるなぁ。でも温かくなる。
それなら、私も頑張ってみようか。
先のことはわからなくてもダメ元で。
でないときっと、告白すら出来なくなってしまう。
窓から空を見上げる。
また会えますようにと、ぼんやり白く浮かぶ月に語りかけた。
「届いたかな……」
「キャーーーーッ!?!!?!?!!?」
「どうしたの」
「たた…たい、体重が増えてる!?なんでなのォっ」
「あぁ」
「その反応、何か知ってるみたいね」
「知ってるような知らないような?じゃそういうコトで」
「待ちなさーい!!!」
「ヤッダムーン」
終
「いー子いー子、泣かないで。怖かった?」
「スクーバ様ともっとお話したかったー。どさくさに紛れて抱きつけば良かったー。せっかく既成事実を作るチャンスだったのにー」
「あのねぇ……」
「あ、名無しは?」
「さっきまでスクーバにぎゅうぅってされてたムーン」
「…………なんですってぇぇぇえ!!?」
「でも辛そうだったムン…」
「ウソォ!?スクーバ様にぎゅうぅされてときめかない女なんかいないハズよ」
「だって、これから先どれだけ一緒にいられるかわかんないじゃない。だから名無しは告白せずに、めいいっぱい自分の気持ちを抑え込んで我慢してるムーン」
「名無し、スクーバ様……」
「イカと人の切ないラブストーリーだムン」
「………ねぇ、ムーン。お願いがあるの」
朝目覚めると机の上には手紙らしきものが置いてあった。こんなもの、昨日は無かったのに。
可愛らしい封筒を開くとこれまた可愛らしい便箋に丸っこい字でこう書いてある。
名無しへ
スクーバ様のことはもちろんだーい好きだけど、名無しのことも好きよ。だから特別に正式なライバルとして認めてあげるわ。
アルテミスより
P・S まあ、名無しがどう頑張ってもスクーバ様はワタシのモノだけどね。絶対、ぜーっっったい負けないんだから!
「……っ」
つい吹き出してしまいそうになった。
好き勝手書いてるなぁ。でも温かくなる。
それなら、私も頑張ってみようか。
先のことはわからなくてもダメ元で。
でないときっと、告白すら出来なくなってしまう。
窓から空を見上げる。
また会えますようにと、ぼんやり白く浮かぶ月に語りかけた。
「届いたかな……」
「キャーーーーッ!?!!?!?!!?」
「どうしたの」
「たた…たい、体重が増えてる!?なんでなのォっ」
「あぁ」
「その反応、何か知ってるみたいね」
「知ってるような知らないような?じゃそういうコトで」
「待ちなさーい!!!」
「ヤッダムーン」
終