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ムーンは私、もといアルテミスの膝枕でゴロゴロし始めた。懐かれてきている。
「見た目がアルテミスなのはともかく~、名無しと会えてうれしいムーン」
結構言う子だ。
「ムンムン♪」
顎を撫でてみるとくすぐったいのかクスクスと笑い出した。
うん、この愛くるしさ、一家に一匹欲しいくらい。
「あ、スクーバサマァ~!やっと会えたわ」
スクーバさんを発見したアルテミスは目をキラキラさせて嬉しそうに駆け寄った。本当にファンなんだ。
(うわーうわーっ、本物のスクーバ様だわ!こんな近くで拝めるなんて感激ぃ!)
「名無し か。今日は少し時間がある。読書でもするか」
「あーん、それも良いけど今はスクーバ様ともっとお喋りしたいな~なんて」
「そうなのか。ならばコレは後で貸そう」
「あ」
「悪役令嬢の私が執事なロボ達に溺愛された件2~真夜中のイチャイチャ乱舞~」
「……。」
ムーンが起き上がり距離を取った。
「弁解させて」
「なにを?」
「タイトルの割に対したシーンは無いから。あくまでそれはオマケ要素だから。本当は胸アツのバトルがメインで…」
「ハイハイ」
「これって実は太古の作品なのね。でもすこぶる人気が高くて何度もリメイクされてるの。ファンとしてはやっぱりオリジナル版も抑えておきたいじゃない?」
「もういいムーン」
早口で語ったせいか余計に引かれた。
「そういえば、古代図書館に行こうって話してたのを見……話しましたよね」
「あぁ、そうだな」
「今から一緒に行きましょスクーバ様!」
「……そうするか」
そうだよね。今私はあそこにいないんだから仕方ない。なのにどうしようもなく胸が痛かった。
「最近はパトロールも多く、時間が合わなかったからな」
「見た目がアルテミスなのはともかく~、名無しと会えてうれしいムーン」
結構言う子だ。
「ムンムン♪」
顎を撫でてみるとくすぐったいのかクスクスと笑い出した。
うん、この愛くるしさ、一家に一匹欲しいくらい。
「あ、スクーバサマァ~!やっと会えたわ」
スクーバさんを発見したアルテミスは目をキラキラさせて嬉しそうに駆け寄った。本当にファンなんだ。
(うわーうわーっ、本物のスクーバ様だわ!こんな近くで拝めるなんて感激ぃ!)
「名無し か。今日は少し時間がある。読書でもするか」
「あーん、それも良いけど今はスクーバ様ともっとお喋りしたいな~なんて」
「そうなのか。ならばコレは後で貸そう」
「あ」
「悪役令嬢の私が執事なロボ達に溺愛された件2~真夜中のイチャイチャ乱舞~」
「……。」
ムーンが起き上がり距離を取った。
「弁解させて」
「なにを?」
「タイトルの割に対したシーンは無いから。あくまでそれはオマケ要素だから。本当は胸アツのバトルがメインで…」
「ハイハイ」
「これって実は太古の作品なのね。でもすこぶる人気が高くて何度もリメイクされてるの。ファンとしてはやっぱりオリジナル版も抑えておきたいじゃない?」
「もういいムーン」
早口で語ったせいか余計に引かれた。
「そういえば、古代図書館に行こうって話してたのを見……話しましたよね」
「あぁ、そうだな」
「今から一緒に行きましょスクーバ様!」
「……そうするか」
そうだよね。今私はあそこにいないんだから仕方ない。なのにどうしようもなく胸が痛かった。
「最近はパトロールも多く、時間が合わなかったからな」