入れ替わり
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「 名無し ー!」
「ビッグホ…お兄さんっ」
「なんじゃい、スカートなんぞ履いてめかしこんで」
「似合う?」
「あぁカワイイぞ。名無しを悪く言うヤツがいればワシがぶっ飛ばしてやるんじゃい」
「エヘヘ、お兄さん今日も優しい~」
「やれやれ」
「だってせっかくスクーバ様にお会いするんですもの。トーゼン気合いも入るわよ」
「ハ!?ス、ス、スクーバ様だァ!?」
「恋する乙女は誰にも止められないわ~」
頬を染めてくるくる回るアルテミスにピシッと音を立て青ざめた表情で固まるお兄さん。対象的な二人だった。
「こっ、こここここ……っ!や、やめるんじゃ! 名無しに恋はまだ早すぎるぞっ」
「もうお兄さん、時代遅れなこと言わないの!メッ、よ」
「アレェ!?反抗期!?」
「もし 名無しがいかず後家になったらどうするの」
「構わん。ずっとワシの側にいたらいい」
「も~うっ、妹離れしなさーいっ」
「好き放題されてるみたい」
「じゃあ名無しも」
ムーンがニコニコして持ってきたトレーにはケーキが乗っかっていた。
「う~ん、さすがに悪いんじゃないかな」
「アルテミスも好き勝手やってるんだから良いと思うケド」
「それもそうだね。ん~、美味しい」
「アレアレ~?ホントは食べたかった?」
「……ノーコメントで」
「ニンジンもあるけどどう?」
ナマかぁ。
「それは大丈夫。ムーンが食べて」
「名無しは優しいムーン」
なんか誤解させちゃったっぽい。
「そうやって束縛ばっかしてると非行に走っちゃうかもしれないわよ」
「ひ、非行っ?」
「盗んだバイクで走り出すとか、日々ケンカに明け暮れる悪~い不良さんと付き合ったりとか」
「それだけはいかんのじゃい!!!」
「なら名無しにも自由に恋愛させてあげてね」
「ぐっ、ぬぁううぅぅ、仕方ない」
「それと、イカ娘のことしっかり捕まえといてよね。おにーさんの為にもワタシの為にも」
「お、おう?よくわからんが任せとけ!」
勢いよく自分の胸を叩く。若干むせていた。
アルテミスは再びスキップをしながら突き進む。
「~♪~♪いい事すると気持ちがいーわねー」
「名無し?」
「ライオコンボイさん!そろそろ会うんじゃないかと思ってました!こんにちはー」
「あぁ、 名無しか?」
「や、やだァ。どこからどう見ても名無しですよぉ」
「いや、それにしては違和感がある」
「!?」
「上手く説明は出来んが君は名無しとは違う。誰だ。一体何者だ」
「あ、あー!ワタシ用事があったんです。ごめんなさーい、失礼しまーすっ」
「あ、コラ!待ちなさい!」
「どうしてすぐわかったんだろう」
「やっぱり愛の力だムーン」
「そんなバカな」
ライオコンボイさんの観察眼恐るべし、といったところか。
「ビッグホ…お兄さんっ」
「なんじゃい、スカートなんぞ履いてめかしこんで」
「似合う?」
「あぁカワイイぞ。名無しを悪く言うヤツがいればワシがぶっ飛ばしてやるんじゃい」
「エヘヘ、お兄さん今日も優しい~」
「やれやれ」
「だってせっかくスクーバ様にお会いするんですもの。トーゼン気合いも入るわよ」
「ハ!?ス、ス、スクーバ様だァ!?」
「恋する乙女は誰にも止められないわ~」
頬を染めてくるくる回るアルテミスにピシッと音を立て青ざめた表情で固まるお兄さん。対象的な二人だった。
「こっ、こここここ……っ!や、やめるんじゃ! 名無しに恋はまだ早すぎるぞっ」
「もうお兄さん、時代遅れなこと言わないの!メッ、よ」
「アレェ!?反抗期!?」
「もし 名無しがいかず後家になったらどうするの」
「構わん。ずっとワシの側にいたらいい」
「も~うっ、妹離れしなさーいっ」
「好き放題されてるみたい」
「じゃあ名無しも」
ムーンがニコニコして持ってきたトレーにはケーキが乗っかっていた。
「う~ん、さすがに悪いんじゃないかな」
「アルテミスも好き勝手やってるんだから良いと思うケド」
「それもそうだね。ん~、美味しい」
「アレアレ~?ホントは食べたかった?」
「……ノーコメントで」
「ニンジンもあるけどどう?」
ナマかぁ。
「それは大丈夫。ムーンが食べて」
「名無しは優しいムーン」
なんか誤解させちゃったっぽい。
「そうやって束縛ばっかしてると非行に走っちゃうかもしれないわよ」
「ひ、非行っ?」
「盗んだバイクで走り出すとか、日々ケンカに明け暮れる悪~い不良さんと付き合ったりとか」
「それだけはいかんのじゃい!!!」
「なら名無しにも自由に恋愛させてあげてね」
「ぐっ、ぬぁううぅぅ、仕方ない」
「それと、イカ娘のことしっかり捕まえといてよね。おにーさんの為にもワタシの為にも」
「お、おう?よくわからんが任せとけ!」
勢いよく自分の胸を叩く。若干むせていた。
アルテミスは再びスキップをしながら突き進む。
「~♪~♪いい事すると気持ちがいーわねー」
「名無し?」
「ライオコンボイさん!そろそろ会うんじゃないかと思ってました!こんにちはー」
「あぁ、 名無しか?」
「や、やだァ。どこからどう見ても名無しですよぉ」
「いや、それにしては違和感がある」
「!?」
「上手く説明は出来んが君は名無しとは違う。誰だ。一体何者だ」
「あ、あー!ワタシ用事があったんです。ごめんなさーい、失礼しまーすっ」
「あ、コラ!待ちなさい!」
「どうしてすぐわかったんだろう」
「やっぱり愛の力だムーン」
「そんなバカな」
ライオコンボイさんの観察眼恐るべし、といったところか。