告白、再会、記憶
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大木を背もたれにして座り込む。私を挟むようにジュニアとライオコンボイが寛ぐ。つかの間の平和な時間だ。
そう、未だデストロンとの戦いは続いていた。この先の出来事は知っている。でもそれはあの頃の記憶だ。この世界ではどう変わっていくのか。どうなるとしても私は最後まで近くにいると決めている。かつて友人だったライオコンボイや仲間達と共に。そこではたと気付く。全員が友だということはつまり……。
「名無し」
愛しそうに名を呼ばれ顔を上げる。
「待って待って」
髪を撫で強く抱きしめてくる恋人に強く抵抗した。
「ジュニアがいるから」
「見てごらん。よく寝ているよ」
「ところ構わずイチャイチャするのはやめてほしいなぁ」
「おっと、起きていたのか」
「まったくもう、見てるこっちが恥ずかしいよ」
程々にね、と寝直す。
「ぐーぐー」
違った。寝たふりを決め込んでいる。
「だそうだ」
「だからって…っ」
唇に人差し指が当たる。
「静かに」
一つ一つの仕草も声も本当にずるい。敵わない。私はため息を付き、観念して目を閉じたのだった。
誰よりも平和を願うアナタの為に私が出来ることはきっとーーー。
終
そう、未だデストロンとの戦いは続いていた。この先の出来事は知っている。でもそれはあの頃の記憶だ。この世界ではどう変わっていくのか。どうなるとしても私は最後まで近くにいると決めている。かつて友人だったライオコンボイや仲間達と共に。そこではたと気付く。全員が友だということはつまり……。
「名無し」
愛しそうに名を呼ばれ顔を上げる。
「待って待って」
髪を撫で強く抱きしめてくる恋人に強く抵抗した。
「ジュニアがいるから」
「見てごらん。よく寝ているよ」
「ところ構わずイチャイチャするのはやめてほしいなぁ」
「おっと、起きていたのか」
「まったくもう、見てるこっちが恥ずかしいよ」
程々にね、と寝直す。
「ぐーぐー」
違った。寝たふりを決め込んでいる。
「だそうだ」
「だからって…っ」
唇に人差し指が当たる。
「静かに」
一つ一つの仕草も声も本当にずるい。敵わない。私はため息を付き、観念して目を閉じたのだった。
誰よりも平和を願うアナタの為に私が出来ることはきっとーーー。
終