敵に回しても
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「名無し、事態は思ったよりも深刻だぜ」
オートジェッターさんとまったりお部屋デートをしていると、急に真剣な話を切り出された。果たしてどんな内容なのか、緊張が走る。
「アイツらが言うには、俺達はとても付き合っているようには見えないらしいぞ」
確かに深刻だ!
でも、しょうがないとも言えなくもない。ちなみにアイツらとは恐らく、オートローラーズの方々だ。
「まあ、皆さんの前では普段通りに接してますし…」
「そう、それが原因だ。既に倦怠期なんじゃねぇかっつーハナシになってる」
オートジェッターさんが姿勢を変える。ピシッとしていた。
「で、だ。俺は考えた。呼び方から変えてみるのはどうかってな」
「なるほど。では、オートジェッターさんからどうぞ」
「オレェ!?」
「言い出しっぺの法則ですよ」
「ぐぬっ、し、仕方ねぇ。いくぞ」
「いつでもどうぞ」
「待って。やっぱりタンマ」
「決まりませんね」
少し待つとオートジェッターさんは深呼吸を終えた後、自分の両頬を叩き気合いを入れた。
「ハ、ハニー?」
「うっ」
サムいかと思いきや悪くなかった。意外とバカに出来ない。
「ほら、次はお前の番だぞ。ハニー」
「ほ、ほんとにするんですか?」
「当たり前だろハニー。さっさとしろハニー」
「もうヤケになってますよね」
「コレめちゃくちゃ恥ずかしいんだぞ。クソハニー」
「ヒドイ呼び方するっ。もぉ、そんな人はめっ、てしちゃいますよ」
「アァ?」
「よくあるじゃないですか。鼻先を指でちょん、ってするアレです」
「なんだと?それお前……そんなの………………悪くねェ……。イヤ寧ろしろ!してみろ!」
面白い反応をするオートジェッターさんについつい吹き出してしまった。
「名無し?」
「私たち全然倦怠期なんかじゃありませんよ」
オートジェッターさんも吹き出す。
「あぁ、どっからどう見てもバカップルだなっ」
自分たちが上手くいってるなら他人がどう言おうと関係ない、そう学べた気がする。
「で?いつ呼んでくれるんだ」
「う、だ……ダーリン?」
「くぅうっ!!」
喜んでくれてるのかどうか分からない。もう一押ししてみよう。
「大好きです、ダーリン」
「うぉお!俺はもう、宇宙が敵になったとしてもハニーちゃんを手放したりしねぇ!絶対だ!」
「どんな状況なんです?」
終
オートジェッターさんとまったりお部屋デートをしていると、急に真剣な話を切り出された。果たしてどんな内容なのか、緊張が走る。
「アイツらが言うには、俺達はとても付き合っているようには見えないらしいぞ」
確かに深刻だ!
でも、しょうがないとも言えなくもない。ちなみにアイツらとは恐らく、オートローラーズの方々だ。
「まあ、皆さんの前では普段通りに接してますし…」
「そう、それが原因だ。既に倦怠期なんじゃねぇかっつーハナシになってる」
オートジェッターさんが姿勢を変える。ピシッとしていた。
「で、だ。俺は考えた。呼び方から変えてみるのはどうかってな」
「なるほど。では、オートジェッターさんからどうぞ」
「オレェ!?」
「言い出しっぺの法則ですよ」
「ぐぬっ、し、仕方ねぇ。いくぞ」
「いつでもどうぞ」
「待って。やっぱりタンマ」
「決まりませんね」
少し待つとオートジェッターさんは深呼吸を終えた後、自分の両頬を叩き気合いを入れた。
「ハ、ハニー?」
「うっ」
サムいかと思いきや悪くなかった。意外とバカに出来ない。
「ほら、次はお前の番だぞ。ハニー」
「ほ、ほんとにするんですか?」
「当たり前だろハニー。さっさとしろハニー」
「もうヤケになってますよね」
「コレめちゃくちゃ恥ずかしいんだぞ。クソハニー」
「ヒドイ呼び方するっ。もぉ、そんな人はめっ、てしちゃいますよ」
「アァ?」
「よくあるじゃないですか。鼻先を指でちょん、ってするアレです」
「なんだと?それお前……そんなの………………悪くねェ……。イヤ寧ろしろ!してみろ!」
面白い反応をするオートジェッターさんについつい吹き出してしまった。
「名無し?」
「私たち全然倦怠期なんかじゃありませんよ」
オートジェッターさんも吹き出す。
「あぁ、どっからどう見てもバカップルだなっ」
自分たちが上手くいってるなら他人がどう言おうと関係ない、そう学べた気がする。
「で?いつ呼んでくれるんだ」
「う、だ……ダーリン?」
「くぅうっ!!」
喜んでくれてるのかどうか分からない。もう一押ししてみよう。
「大好きです、ダーリン」
「うぉお!俺はもう、宇宙が敵になったとしてもハニーちゃんを手放したりしねぇ!絶対だ!」
「どんな状況なんです?」
終