終わり良ければ総て良し
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「ええぇ、会う約束してたのに呑んじゃったんですか?」
「シザーボーイが勧めてたでごわすな」
「まーまーまーまー!それはさておき」
「さておかないで!」
「お、怒んなって~。せっかくのカワイイお顔が台無しよ名無しチャン?」
きっと最初は躊躇いはしたんだろうけど、ついつい呑んじゃったんだろうな。
「はぁぁ~」
「悪かったって!ね?許して?お願い!」
「ホントにもう…」
シザーボーイの頭を見ると大きなたんこぶが出来ていたのでこれ以上責めるのは止めておいた。おそらく、マンティスさん辺りにドつかれたんだろう。
「それよりも聞いたぜ~。この前トンボットに告白されたんだろ」
「っ!どうしてそれを!?」
「今さっき本人がポロッと漏らしたんだな~。今から応えをもらいに行くってこともね~」
「要するに、告白の返事を聞くのが怖くてオイルの力を借りようとしたワケでごわすか」
恥ずかしくて逃げたい。でもトンボットさんをこのままにしておくのもなぁ。
「捨てられるぅぅうぅぅ~~」
「冷静になりましょう、トンボットさん。とりあえず外に出ませんか?ね」
「ヒィッ!幻聴が聞こえるザンスッ。名無しを想う気持ちが大きいせいザンスね~」
「あらまぁ」
「ベタ惚れでごわすなぁ」
「わかりました。まずはお口チャックしましょうね」
「ウゥッ、名無し~…」
「トンボットさーん、聞いてー?」
「ここはオレに任せろっちゅーの」
ドリルナッツさんが私の横を通り過ぎた。赤い背中をポンポンと優しく叩く。
「ドリルナッツ……?」
トンボットさんがようやく振り向いた。いい調子だ。このままお任せしよう。
「大丈夫だよぉ~。もしフられてもインセクトロン全員で慰めてあげるからね~」
「ウッ」
「だから胸を張ってドーンと失恋しておいで~」
「ふわぁぁああんっ」
「あーぁ、悪化しちまったじゃねえか」
「励ましたつもりだったのにぃ」
「どこがですかっ」
「元はと言えば全てお前のせいだ。煩くてかなわん」
「マンティスさん止めて下さい。鎌はしまって下さい」
「イヤ~~~~!」
再度壁に顔を埋めて泣き叫んだ。まるで駄々をこねる子供みたいだ。
「フ~ラ~れ~るぅぅ~」
「大丈夫ですってば!私フッたりしません!……あ」
「おやおやぁ~?」
「あらあら」
「まぁまぁ」
生暖かい視線を感じる。やめてほしい。
「シザーボーイが勧めてたでごわすな」
「まーまーまーまー!それはさておき」
「さておかないで!」
「お、怒んなって~。せっかくのカワイイお顔が台無しよ名無しチャン?」
きっと最初は躊躇いはしたんだろうけど、ついつい呑んじゃったんだろうな。
「はぁぁ~」
「悪かったって!ね?許して?お願い!」
「ホントにもう…」
シザーボーイの頭を見ると大きなたんこぶが出来ていたのでこれ以上責めるのは止めておいた。おそらく、マンティスさん辺りにドつかれたんだろう。
「それよりも聞いたぜ~。この前トンボットに告白されたんだろ」
「っ!どうしてそれを!?」
「今さっき本人がポロッと漏らしたんだな~。今から応えをもらいに行くってこともね~」
「要するに、告白の返事を聞くのが怖くてオイルの力を借りようとしたワケでごわすか」
恥ずかしくて逃げたい。でもトンボットさんをこのままにしておくのもなぁ。
「捨てられるぅぅうぅぅ~~」
「冷静になりましょう、トンボットさん。とりあえず外に出ませんか?ね」
「ヒィッ!幻聴が聞こえるザンスッ。名無しを想う気持ちが大きいせいザンスね~」
「あらまぁ」
「ベタ惚れでごわすなぁ」
「わかりました。まずはお口チャックしましょうね」
「ウゥッ、名無し~…」
「トンボットさーん、聞いてー?」
「ここはオレに任せろっちゅーの」
ドリルナッツさんが私の横を通り過ぎた。赤い背中をポンポンと優しく叩く。
「ドリルナッツ……?」
トンボットさんがようやく振り向いた。いい調子だ。このままお任せしよう。
「大丈夫だよぉ~。もしフられてもインセクトロン全員で慰めてあげるからね~」
「ウッ」
「だから胸を張ってドーンと失恋しておいで~」
「ふわぁぁああんっ」
「あーぁ、悪化しちまったじゃねえか」
「励ましたつもりだったのにぃ」
「どこがですかっ」
「元はと言えば全てお前のせいだ。煩くてかなわん」
「マンティスさん止めて下さい。鎌はしまって下さい」
「イヤ~~~~!」
再度壁に顔を埋めて泣き叫んだ。まるで駄々をこねる子供みたいだ。
「フ~ラ~れ~るぅぅ~」
「大丈夫ですってば!私フッたりしません!……あ」
「おやおやぁ~?」
「あらあら」
「まぁまぁ」
生暖かい視線を感じる。やめてほしい。