終わり良ければ総て良し
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ついこの間、トンボットさんに告白された。それはあまりにも唐突で、しかも同じ気持ちだったなんて夢にも思わなくて。驚いて言葉が出ない私に「返事はあとでいい」と優しく微笑んでくれた。そして、今から返事をする為に会いに行くことに。
「名無しー!」
森の中を歩いていると声が聞こえた。名前を呼ばれたのに姿は見えず。しかもこの声はトンボットさんではない。おそらくパワーハッグさんだ。一体どうしたのか。
「名無しーーーー!」
「パワーハッグさーん、こっちですー」
白い球体がこちらへと転がってくる。私は慣れたもので余裕を持ってサッと避けた。一本の大きな木にぶつかり、ようやく止まったパワーハッグさんはゆっくりと体を広げる。
「みっけたでごわす」
挨拶を交わし今日はトンボットさんと約束があることを説明した。
「おいどんが案内しもんす」
私の背後に回りしっかり腰を捕え、そして丸まる。……嫌な予感がした。
「普通に歩きません?」
「早いに越したこたないでごわす」
ぐら、と体が揺れた。最初はゆっくりと回転していたが、下り坂に差し掛かったのか段々スピードが速くなってきた。
「きゃあぁぁぁ!?」
下手なジェットコースターよりよっぽど怖い!
「そういえば、セイバートロン星の復興作業があると呼ばれているでごわす。ビッグホーン達も会いたがっとう。名無しも来るでごわす」
「ソレ後で聞きます~~~ぅ」
「うぅ~…………」
「スマンでごわす」
「イヤザンス、イヤザンスゥゥゥ~~~!!!」
目が回り少し休んでいるとトンボットさんの悲鳴にも似た声が地面から響いてきた。
「まだやってるでごわすか」
中に入ってみると…。
「お~、名無し!待ってたっちゅーの」
「あー、実はトンボットの奴、緊張を解したいとか言って呑み始めてよ…」
「一杯では足りないだのなんだのでこのザマだ。早くどうにかしろ」
ドリルナッツさん、シザーボーイ、マンティスさんが順に口を開く。トンボットさんは隅っこの土壁に張り付いてスンスン泣いているし、ビッグモスさんは不在のようだった。
「名無しー!」
森の中を歩いていると声が聞こえた。名前を呼ばれたのに姿は見えず。しかもこの声はトンボットさんではない。おそらくパワーハッグさんだ。一体どうしたのか。
「名無しーーーー!」
「パワーハッグさーん、こっちですー」
白い球体がこちらへと転がってくる。私は慣れたもので余裕を持ってサッと避けた。一本の大きな木にぶつかり、ようやく止まったパワーハッグさんはゆっくりと体を広げる。
「みっけたでごわす」
挨拶を交わし今日はトンボットさんと約束があることを説明した。
「おいどんが案内しもんす」
私の背後に回りしっかり腰を捕え、そして丸まる。……嫌な予感がした。
「普通に歩きません?」
「早いに越したこたないでごわす」
ぐら、と体が揺れた。最初はゆっくりと回転していたが、下り坂に差し掛かったのか段々スピードが速くなってきた。
「きゃあぁぁぁ!?」
下手なジェットコースターよりよっぽど怖い!
「そういえば、セイバートロン星の復興作業があると呼ばれているでごわす。ビッグホーン達も会いたがっとう。名無しも来るでごわす」
「ソレ後で聞きます~~~ぅ」
「うぅ~…………」
「スマンでごわす」
「イヤザンス、イヤザンスゥゥゥ~~~!!!」
目が回り少し休んでいるとトンボットさんの悲鳴にも似た声が地面から響いてきた。
「まだやってるでごわすか」
中に入ってみると…。
「お~、名無し!待ってたっちゅーの」
「あー、実はトンボットの奴、緊張を解したいとか言って呑み始めてよ…」
「一杯では足りないだのなんだのでこのザマだ。早くどうにかしろ」
ドリルナッツさん、シザーボーイ、マンティスさんが順に口を開く。トンボットさんは隅っこの土壁に張り付いてスンスン泣いているし、ビッグモスさんは不在のようだった。