花(B)
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「さぁ、行きましょうか」
「ラジャー」
「ど、どこへでしょう?」
ジェット機と爆撃機になったお二人に誘われ空へ飛び出した。私はB.Bさんの中でわけもわからずシートベルトを締めて、大人しく座っているところだ。
「というか私、色々予定があったのですが」
「心配しなくても大丈夫よ。ちゃーんとお休みは頂いてきたわ」
「よくもらえましたね」
「えぇ、あとで上手く言いくるめておかなくちゃ」
「え!?」
「メガストーム様ったら、最近調子がいいせいか少々たるんでるんですもの。いいクスリよ」
「クスリ、クスリ!」
「は、はぁ……そういうものですか」
話が途切れコックピット内を見回すと、爆撃機の再現度は高く、目の前には様々なボタンが配置してある。喋る度にチカチカ光っていたのもちょっと面白かった。
「あ、そういえばミサイルもあるんですよね」
「名無し、見せる!B.B、撃つ!」
機体が揺れたと思いきや下から爆発音が響いた。そして灰色の煙が上がっている。
「何をしているのB.Bッ!無闇に撃っちゃダメじゃない!」
「ラジャァ……」
「あ、あはは、でも、カッコよかったですよ?」
「ラジャー!!」
「もぉ~………」
「あそこよ」
「ラジャー」
急角度かつ猛スピードで地面に向かう。思わず悲鳴を上げてしまった。
「ゆ、ゆっくり降りて下さーい!」
目的地に着き、私がB.Bさんから出るとお二人がトランスフォームした姿になる。
見てみなさい、とスタースクリームさんが指差す方向を見やると…
「わぁー!」
そこには視界全体に色とりどりの花が咲いていた。
「ぜーんぶ燃やして基地にしちゃうケドね。まっ、今のうちに楽しんでおきなさい」
「わぁー…」
そういえば忘れかけてた。この人達悪者だったっけ。本人達なりに正義はあるけど、やり方がどうも荒いというか……。
「でも、本当にどうして急に」
「最近アナタがお疲れ気味に見えてね。たまにはリフレッシュした方がいいと思ったのよ」
「そうだったんですね。ふふっ、ありがたいです」
確かに最近バタバタしてたなー。
「ちなみにだけど、他にも行きたい所はある?」
「そうですねぇ、古代遺跡とか」
可能性は低いけど帰る手掛かりがあるかもしれない。
「……それはまた機会があればね」
「ラジャー?」
「ホラ、今はしっかり体を休めて息抜きしておかないと」
「はい、わかりました」
「時間、アル、行ける」
「良いのよ。下手するともう二度と名無しに会えないかもしれないわ」
「!? 困る、困る!」
「でしょ?だからこの件はお口をチャックよ」
「ラジャー!!」
「いい子ね~」
「あの~、コソコソとなんの話ですか?」
「名無しは気にしなくていーのっ!」
「ラジャー」
「ど、どこへでしょう?」
ジェット機と爆撃機になったお二人に誘われ空へ飛び出した。私はB.Bさんの中でわけもわからずシートベルトを締めて、大人しく座っているところだ。
「というか私、色々予定があったのですが」
「心配しなくても大丈夫よ。ちゃーんとお休みは頂いてきたわ」
「よくもらえましたね」
「えぇ、あとで上手く言いくるめておかなくちゃ」
「え!?」
「メガストーム様ったら、最近調子がいいせいか少々たるんでるんですもの。いいクスリよ」
「クスリ、クスリ!」
「は、はぁ……そういうものですか」
話が途切れコックピット内を見回すと、爆撃機の再現度は高く、目の前には様々なボタンが配置してある。喋る度にチカチカ光っていたのもちょっと面白かった。
「あ、そういえばミサイルもあるんですよね」
「名無し、見せる!B.B、撃つ!」
機体が揺れたと思いきや下から爆発音が響いた。そして灰色の煙が上がっている。
「何をしているのB.Bッ!無闇に撃っちゃダメじゃない!」
「ラジャァ……」
「あ、あはは、でも、カッコよかったですよ?」
「ラジャー!!」
「もぉ~………」
「あそこよ」
「ラジャー」
急角度かつ猛スピードで地面に向かう。思わず悲鳴を上げてしまった。
「ゆ、ゆっくり降りて下さーい!」
目的地に着き、私がB.Bさんから出るとお二人がトランスフォームした姿になる。
見てみなさい、とスタースクリームさんが指差す方向を見やると…
「わぁー!」
そこには視界全体に色とりどりの花が咲いていた。
「ぜーんぶ燃やして基地にしちゃうケドね。まっ、今のうちに楽しんでおきなさい」
「わぁー…」
そういえば忘れかけてた。この人達悪者だったっけ。本人達なりに正義はあるけど、やり方がどうも荒いというか……。
「でも、本当にどうして急に」
「最近アナタがお疲れ気味に見えてね。たまにはリフレッシュした方がいいと思ったのよ」
「そうだったんですね。ふふっ、ありがたいです」
確かに最近バタバタしてたなー。
「ちなみにだけど、他にも行きたい所はある?」
「そうですねぇ、古代遺跡とか」
可能性は低いけど帰る手掛かりがあるかもしれない。
「……それはまた機会があればね」
「ラジャー?」
「ホラ、今はしっかり体を休めて息抜きしておかないと」
「はい、わかりました」
「時間、アル、行ける」
「良いのよ。下手するともう二度と名無しに会えないかもしれないわ」
「!? 困る、困る!」
「でしょ?だからこの件はお口をチャックよ」
「ラジャー!!」
「いい子ね~」
「あの~、コソコソとなんの話ですか?」
「名無しは気にしなくていーのっ!」