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「あのー、なにかお怒りになるようなことされましたか?」
「うーんと……ひょっとしてアレかな。いや、それとも……まさかアレがバレたとか」
相当お心当たりがあるご様子で。
「今度という今度はもうダメかも。うぅぅぅ、どうしよう、ねぇちゃ~ん……」
床に突っ伏し、涙を浮かべながら私を見つめてくる。
「だ、大丈夫ですよ。なんだかんだでギガストーム様には特にお優しいですし、ちゃんと謝れば許して頂けますよ。きっと」
「ホント?」
「はい」
多分。いやでも、ゲンコくらいはありそう。
「……オレの嫁になっちゃえば良いのに」
「ギガストーム様は私の事好きですか?」
「大好きなんだぞッ」
あ、これ違うヤツ。
「オレ様と結婚した方が将来は安泰なんだな」
「う~ん、でも、もし私が故郷に帰ったら、ギガストーム様独り身になっちゃいますよ?」
「兄ちゃんにはその覚悟があるってこと?」
「恐らく、ですが」
ノープランであんな発言はしない筈だ。それにどんなお考えであれ、あの方と夫婦になれたのは嬉しく思う。
「愛されてるかどうかはわかりませんが」
「どうしてこう鈍いんだ…」
「ここしかあるまい」
「やべっ、もう来た!早く隠れてっ」
「あわわわっ」
大急ぎでベッドの下に身を隠した。
「に、兄ちゃん?オレ、今日はお腹が痛いから少し休ませてほしいんだな」
「フンッ」
「あー!?ドアがっ」
豪快な音と同時に倒れた板。そこからは配線が飛び出し、電流がバチバチと浮かび上がっていた。
「あちゃー……派手にやりましたなぁ」
「さっすがガルバトロン様!」
だ、誰が直すんだろ。
「それにしても破壊大帝であるガルバトロン様にここまでさせるなんて、名無しってばホンット罪な子ね」
「ン?用があるのはオレ様じゃないのか」
……聞き違いだよね。うん、絶対そう!私が怒られるようなヘマなんて最近は…………身に覚えがない。怖いっ
改めて壊れたドアを見ると震えが止まらない。
「名無しをどこにやった。隠すと為にならんぞ」
「あ、姉キなんか知らないんだぞっ」
「あれ、ギガストーム様、呼び方変わってますやん。いつの間に」
「ついさっきなんだぞ」
「……ほぅ」
あぁぁ……
「言え、ギガストーム。アイツはどこにいる」
「え、えーと、確か映画を観に行くって出掛けたんだったかなー……?」
「ヘルスクリーム、ダージガン!」
「「はっ」」
「この中に居るはずだ。必ず見つけ出せ」
「やめろォォォォォ!!!」
「うーんと……ひょっとしてアレかな。いや、それとも……まさかアレがバレたとか」
相当お心当たりがあるご様子で。
「今度という今度はもうダメかも。うぅぅぅ、どうしよう、ねぇちゃ~ん……」
床に突っ伏し、涙を浮かべながら私を見つめてくる。
「だ、大丈夫ですよ。なんだかんだでギガストーム様には特にお優しいですし、ちゃんと謝れば許して頂けますよ。きっと」
「ホント?」
「はい」
多分。いやでも、ゲンコくらいはありそう。
「……オレの嫁になっちゃえば良いのに」
「ギガストーム様は私の事好きですか?」
「大好きなんだぞッ」
あ、これ違うヤツ。
「オレ様と結婚した方が将来は安泰なんだな」
「う~ん、でも、もし私が故郷に帰ったら、ギガストーム様独り身になっちゃいますよ?」
「兄ちゃんにはその覚悟があるってこと?」
「恐らく、ですが」
ノープランであんな発言はしない筈だ。それにどんなお考えであれ、あの方と夫婦になれたのは嬉しく思う。
「愛されてるかどうかはわかりませんが」
「どうしてこう鈍いんだ…」
「ここしかあるまい」
「やべっ、もう来た!早く隠れてっ」
「あわわわっ」
大急ぎでベッドの下に身を隠した。
「に、兄ちゃん?オレ、今日はお腹が痛いから少し休ませてほしいんだな」
「フンッ」
「あー!?ドアがっ」
豪快な音と同時に倒れた板。そこからは配線が飛び出し、電流がバチバチと浮かび上がっていた。
「あちゃー……派手にやりましたなぁ」
「さっすがガルバトロン様!」
だ、誰が直すんだろ。
「それにしても破壊大帝であるガルバトロン様にここまでさせるなんて、名無しってばホンット罪な子ね」
「ン?用があるのはオレ様じゃないのか」
……聞き違いだよね。うん、絶対そう!私が怒られるようなヘマなんて最近は…………身に覚えがない。怖いっ
改めて壊れたドアを見ると震えが止まらない。
「名無しをどこにやった。隠すと為にならんぞ」
「あ、姉キなんか知らないんだぞっ」
「あれ、ギガストーム様、呼び方変わってますやん。いつの間に」
「ついさっきなんだぞ」
「……ほぅ」
あぁぁ……
「言え、ギガストーム。アイツはどこにいる」
「え、えーと、確か映画を観に行くって出掛けたんだったかなー……?」
「ヘルスクリーム、ダージガン!」
「「はっ」」
「この中に居るはずだ。必ず見つけ出せ」
「やめろォォォォォ!!!」