月、酒、記憶
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「ライオコンボイ!」
「ん?」
アパッチさんの言うとおり木の上に腰掛け、月見酒に興じるライオコンボイさんがいた。
なぜだろう、どこかで似たような姿を見たかもしれない、なんて思ってしまった。
「何かトラブルか?」
慌てた様子で飛び降りてきた。
「いやいや、おひとりで呑むのは寂しいかと思いましてな。とびきりの美人を連れてきたところです」
「アパッチさん、過剰に持ち上げないで下さい…」
「ついでにコチラのおかわりも」
メインが逆になってる!
「これはこれは。どちらも私には贅沢過ぎるな」
「ライオコンボイさんって、結構冗談に乗っかるタイプなんですね…」
「うん?」
「名無しには自覚がありませんからなぁ。困ったもんです。…まぁ、確かにとびきりは言いすぎたかもしれんな」
「それはそれで失礼じゃないですかぁ~」
「あぁ、悪かった悪かった」
両手で私を制すアパッチさんとのやりとりを生暖かく見守るライオコンボイさん。ちょっと恥ずかしくなった。
「名無しの前です。くれぐれも呑み過ぎませんよう。そして、暴れませんようご留意を」
「なぁに、これくらいなら酔わないさ」
不穏な会話は気のせいだと思いたい。
「ん?」
アパッチさんの言うとおり木の上に腰掛け、月見酒に興じるライオコンボイさんがいた。
なぜだろう、どこかで似たような姿を見たかもしれない、なんて思ってしまった。
「何かトラブルか?」
慌てた様子で飛び降りてきた。
「いやいや、おひとりで呑むのは寂しいかと思いましてな。とびきりの美人を連れてきたところです」
「アパッチさん、過剰に持ち上げないで下さい…」
「ついでにコチラのおかわりも」
メインが逆になってる!
「これはこれは。どちらも私には贅沢過ぎるな」
「ライオコンボイさんって、結構冗談に乗っかるタイプなんですね…」
「うん?」
「名無しには自覚がありませんからなぁ。困ったもんです。…まぁ、確かにとびきりは言いすぎたかもしれんな」
「それはそれで失礼じゃないですかぁ~」
「あぁ、悪かった悪かった」
両手で私を制すアパッチさんとのやりとりを生暖かく見守るライオコンボイさん。ちょっと恥ずかしくなった。
「名無しの前です。くれぐれも呑み過ぎませんよう。そして、暴れませんようご留意を」
「なぁに、これくらいなら酔わないさ」
不穏な会話は気のせいだと思いたい。