月、酒、記憶
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「名無し、丁度いいところに!」
一通りの作業を終え、他にする事はないか聞きに来たところ、副司令官こと、アパッチさんが手を挙げて私を呼ぶ。
「これをライオコンボイのところまで持っていってくれ」
大きい酒瓶だ。
「ライオコンボイさん?」
そういえば見当たらない。
「今頃、月見酒でもしているんだろう。ついでに名無しも一緒に呑んでくるといい」
「でしたら、アパッチさんも一緒にどうですか?」
「そんな野暮な真似はせん」
機嫌を損ねてしまうかもしれんからな、と続けるアパッチさん。理由はわからないけど、全然想像がつかない。
「おそらく、すぐ近くの木の上にいる筈だ。送っていくか?」
「大丈夫です。よ、ととっ、わっ!?」
受け取った瞬間、体がガクッと下がるも、ギリギリのところで落とさずに済んだ。
「おぉ、スマンスマン。名無しには重過ぎたか。ワシが持っていこう」
「申し訳ないです…」
「名無しは自分のコップを持ってきてくれ」
「はい…」
一通りの作業を終え、他にする事はないか聞きに来たところ、副司令官こと、アパッチさんが手を挙げて私を呼ぶ。
「これをライオコンボイのところまで持っていってくれ」
大きい酒瓶だ。
「ライオコンボイさん?」
そういえば見当たらない。
「今頃、月見酒でもしているんだろう。ついでに名無しも一緒に呑んでくるといい」
「でしたら、アパッチさんも一緒にどうですか?」
「そんな野暮な真似はせん」
機嫌を損ねてしまうかもしれんからな、と続けるアパッチさん。理由はわからないけど、全然想像がつかない。
「おそらく、すぐ近くの木の上にいる筈だ。送っていくか?」
「大丈夫です。よ、ととっ、わっ!?」
受け取った瞬間、体がガクッと下がるも、ギリギリのところで落とさずに済んだ。
「おぉ、スマンスマン。名無しには重過ぎたか。ワシが持っていこう」
「申し訳ないです…」
「名無しは自分のコップを持ってきてくれ」
「はい…」