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『はい、じゃあ次回は課題の提出期限だからな』
講義は終わったが、アルバイトまでまだ時間の余裕がある
『ねぇ、四春』
『トマ子どうしたの?』
『お願いなんだけどさ...
この課題、教授に渡してきてくれない?』
どうして私が代わりに、と思ったが
トマ子の真剣な眼差しには勝てなかった
『...わかったよ、渡してきてあげる』
『サンキュー!!!さすが四春、私の親友!』
そういうと、そそくさと退散してしまうトマ子
まったく調子がいいんだから
私たちが所属している農学科には18の研究室がある
『野菜園芸学研究所』
そこが、私たちの研究室だ
研究室に向かうと、偶然教授と顔を合わせた
『お、四春、どうした?』
『トマ子の課題提出、頼まれちゃって...』
そう言うと、教授はなんだか困った顔をした
『ったく、しょうがねーやつだな』
『すみません、今度からは自分で来るように言っておきます』
『そういえば四春、いまアルバイトしてるらしいな』
あれ、どうして教授が知ってるんだろうか
『は、はい』
『あいつ大学の同期なんだ、
四春のことがんばりやさんだって褒めてたぞ』
『え...!!!!』
倉内さんがそんなふうに思ってたなんて
知らなかった
『ま、根はいい奴だからさ、よくしてやってよ』
そう言って教授はどこかへ行ってしまった
がんばりやさん、かぁ
なんだかの頬の栄養素がなくなっていくのを感じた