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私の名前は
この春から大学3年生になる
大学では農学部に所属していて
作物や園芸の生産などについて学んでいる
将来は農家になるのかと言われたら
実はそうではない
確かに農家を継ぐ人もいるけど
食品メーカーや農業協同組合など
「食」に関わるあらゆる仕事で役立つのだ
私はまだ、何になるか決めていない
ピピピピピ...
『ふぁ...もう朝かぁ』
午前8時
学生寮から大学までは徒歩15分
大学までの並木道を歩くのが毎日の楽しみだ
『よし、行ってきます』
春の暖かな空気と風のそよぐ音
なんだか今日一日が上手くいきそうな気さえする
ププーッ!!!!
突然鳴り響くクラクションの音とともに
目の前にトラクターが飛び込んできた
『なにのんびり歩いてんだ!危ないだろ!!』
『うわ、ご、ごめんなさい...』
とっさに謝罪の言葉がでたが
なんで私が謝らなきゃいけないんだろう
急に飛び出してきたのは向こうのなのに
そんな私を無視するかのように
トラクターは颯爽と去っていった
『なんなのよ、もう』
そんなことをしている間に
講義の時間はすぐそこまでせまっていた
『いけない、いそがなきゃ』
さっきまであんなにいい気分だったのに
あのお兄さんのせいで最悪の気分だ
『はぁ...』