標的19 神様の偶像
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
《視点:宮野アゲハ 場所:沢田家キッチン》
沢田家は今日も賑やかだ。
本来は綱吉とママンの二人暮らしだったのに、現在は私含め四名の居候がいる。
中でもランボは年相応に泣くし騒ぐので手のかかる同居人だが、ママンは嫌な顔をせず世話を焼いてくれている。
それでも、時にはママンの目を掻い潜ってランボが悪戯をすることがある――今日がまさにそうだった。
勝手に学校にやってきたランボが騒ぎを起こしたのを受けて、綱吉は帰宅後に憤慨してママンに詰め寄った。
「もーたまんないよ!! 母さんがランボをちゃんとみてないから、悪さばっかりするんじゃないか」
「母さんに怒るのはおかしいんじゃないのかしら……」
これはママンの言い分が全面的に正しい。
ランボの管理責任は本来ボヴィーノファミリーにあるのだし、そもそも赤の他人を四人も受け入れてくれるママンには感謝してもしきれない。
「ママンにそんなことまで押し付けるんじゃないわよ」
「アゲハだって、ランボが学校に出入りしたら迷惑だろ!?」
「私は別に困ってないわよ」
ランボが一番懐いているのは綱吉なので、私が綱吉を差し置いてランボを世話する機会は滅多にない。
それにランボが綱吉の命を狙う可能性は限りなく低いので、私の立場としてはランボが何処に立ち入ろうがどうでもいいのだ。
「そーよ、情けない男ね。そんなにイヤならアホ牛に保育係をつければいいでしょ?」
「保育係!?」
ビアンキの提案に、綱吉が驚きの声を上げた。
ランボの教育係。
悪くない響きだが、そんな役割を務めてくれる奇特な人間がいるのだろうか。
同じことを考えているだろう綱吉が微妙な顔をしていると、リボーンが会話に入ってきた。
「オレの知り合いの保育係を手配してやろーか?」
「まっまじで? だってお前、ランボのことはいつもシカトしてんじゃねーか……」
「ツナの勉強が邪魔されるのはオレも困るからな」
「リボーン……」
綱吉の喜びに水を差すようだが、リボーンの知り合いの中に保育係の適正がありそうな人間はいないと断言する。
それにこの環境下でリボーンが早急に用意できる人材は、綱吉の知り合いである可能性が高い。
その予想を裏付けるように、綱吉が目を離したタイミングで、リボーンがこちらに視線を送り、意味深に口角を上げてみせた。
嫌な予感がした。
せめて私にお鉢が回って来ないことを祈る。
沢田家は今日も賑やかだ。
本来は綱吉とママンの二人暮らしだったのに、現在は私含め四名の居候がいる。
中でもランボは年相応に泣くし騒ぐので手のかかる同居人だが、ママンは嫌な顔をせず世話を焼いてくれている。
それでも、時にはママンの目を掻い潜ってランボが悪戯をすることがある――今日がまさにそうだった。
勝手に学校にやってきたランボが騒ぎを起こしたのを受けて、綱吉は帰宅後に憤慨してママンに詰め寄った。
「もーたまんないよ!! 母さんがランボをちゃんとみてないから、悪さばっかりするんじゃないか」
「母さんに怒るのはおかしいんじゃないのかしら……」
これはママンの言い分が全面的に正しい。
ランボの管理責任は本来ボヴィーノファミリーにあるのだし、そもそも赤の他人を四人も受け入れてくれるママンには感謝してもしきれない。
「ママンにそんなことまで押し付けるんじゃないわよ」
「アゲハだって、ランボが学校に出入りしたら迷惑だろ!?」
「私は別に困ってないわよ」
ランボが一番懐いているのは綱吉なので、私が綱吉を差し置いてランボを世話する機会は滅多にない。
それにランボが綱吉の命を狙う可能性は限りなく低いので、私の立場としてはランボが何処に立ち入ろうがどうでもいいのだ。
「そーよ、情けない男ね。そんなにイヤならアホ牛に保育係をつければいいでしょ?」
「保育係!?」
ビアンキの提案に、綱吉が驚きの声を上げた。
ランボの教育係。
悪くない響きだが、そんな役割を務めてくれる奇特な人間がいるのだろうか。
同じことを考えているだろう綱吉が微妙な顔をしていると、リボーンが会話に入ってきた。
「オレの知り合いの保育係を手配してやろーか?」
「まっまじで? だってお前、ランボのことはいつもシカトしてんじゃねーか……」
「ツナの勉強が邪魔されるのはオレも困るからな」
「リボーン……」
綱吉の喜びに水を差すようだが、リボーンの知り合いの中に保育係の適正がありそうな人間はいないと断言する。
それにこの環境下でリボーンが早急に用意できる人材は、綱吉の知り合いである可能性が高い。
その予想を裏付けるように、綱吉が目を離したタイミングで、リボーンがこちらに視線を送り、意味深に口角を上げてみせた。
嫌な予感がした。
せめて私にお鉢が回って来ないことを祈る。
