宣戦布告
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場所は万事屋ーー
テレビを見ていたナマエがポツリと呟いた
「水族館行きたいなぁ~」
どうやら、さっき見ていた番組で特集していた様だ
「隣町に最近新しく水族館が出来たみたいですね」
「マジでか⁉︎ってか、水族館って何アルか?」
「まぁ、簡単に言えばいろんな海の生物が見られる所…かなぁ?」
「何か面白そうな所ネ!」
「今話題のデートスポットみたいですよ!」
「さすが新八くん!詳しいね」
いや~と言いながら照れている新八に、銀時は冷たく言い放つ
「ナマエちゃ~ん、魚ってのはよォ、見るもんじゃなくて食うもんだろ?」
「あっそ~ですか~、別に銀さんの意見は聞いてませんけど~」
「銀さん、そんなこと言ったら身も蓋もないですよ」
「あっ、土方さんでも誘ってみようかなぁ~?でも、なぁ…」
ナマエから出た、"土方"と言うフレーズに、銀時の眉がピクリと動く
何でヤローの名前が出てくんだよ⁉︎…と、銀時は内心思う
「ま、まぁ~ナマエちゃんがど~しても行きたいって言うなら…銀さん週末空いてるしィ、連れてってあげなくもないけどォ~」
チラッと横目でナマエの様子を伺いつつ、銀時は慌てて言葉を返した
「えぇ~別に興味ない人と見に行ってもねぇ~」
このままでは本当に土方と行きかねないと察した銀時がすかさず続ける
「いや~まぁ~…あっ、そうだ!水族館へ行こう!うん、そーしよう!…みたいな感じ?」
「…銀ちゃん、さっきから何ぺラぺラ話してるネ?行きたいなら、初めからそう言えばいいアル!」
「そ~ですよ!ねぇ、ナマエさん?」
「そうそう。ホント銀さんって、天の邪鬼ですよね~」
「あ~もう、うっせーなァ、コノヤロー!」
何だか打ち合わせしたかの様な3人のやり取りに乗せられて、なんやかんやで週末にナマエと水族館デートすることになった