そして2人は、とりあえず家の中に戻った
その時、
ナマエが銀時のマフラーに気付いた
「銀さん、それ――」
「あ~、さっき巻いてみてそのままだった…ありがとな」
「いえいえ!喜んでもらえたみたいでよかったです」
「俺ァ何にも用意してなかったんだけどよォ…じゃあ明日、クリスマスプレゼント見に行くか?」
「本当ですか⁈ありがとうございます」
「…ところで
ナマエちゃん、さっきの続きなんだけど――」
「…え?続きって、何ですか…?」
キョトンとする
ナマエに対して、銀時はしれーと続ける
「銀さんと
ナマエちゃんは晴れて恋人同士になったわけじゃん?そしたらその~いろいろとねェ…ヤっちゃってもいいわけでしょ?」
ニヤリとする銀時に、
ナマエはようやく状況が飲み込めたようだ
「えっ⁈今日付き合うってなったばっかりなのに、いきなりそんな事ーー…」
「何言ってんの、
ナマエちゃ~ん。今日は性なる夜なんだし…ねぇ?」
「ぎ、銀さん‼︎字が違うから‼︎それにーー…」
ナマエが少しはにかみながら続ける
「別に銀さんと…その、そーゆー事するのが嫌なわけじゃないけど…いきなりだと、それだけが目的なんじゃないかなって思っちゃうし…」
「そ、そんなわけねーだろ?銀さんこれでもジェントルマンだからよォ?」
「じゃあーー」
ちゅっ
ナマエが銀時に口付ける
「じゃあ、今日はここまで…ね?」
少し頬を染めながら、
ナマエが微笑みかける
「その顔は反則だわ…」
「え?」
「んな事されてよォ、我慢できる奴ァいねーって!今のはオメェが悪い!つーことで……覚悟しろよ…?」
銀時はドSな笑みを浮かべながら
ナマエをひょい担ぎ、寝室へと向かう
「えっ、ちょっ、銀さんの嘘つき〜‼︎」
その後については、ご想像にお任せします…
the END
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