最高のXmas?
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外に出た銀時は、そのまま玄関前の柵にもたれ掛かり、ため息をついた
(寒っ…)
そして雪がシンシンと降る夜空を見上げてふと思った
(サンタさんよォ…プレゼントなんざいらねぇから、ほんの少しでいいからちゃんと告白する勇気をくれってんだよなァ…俺ァやっぱりナマエに惚れちまってるみてェだし…あっ、いっそ俺へのプレゼントはナマエっつー事でお願いしまぁ~す‼︎)
そんなふざけた事を考えていると、玄関の開く音がした
振り返るとそこにはナマエが立っていた
「えっ、ナマエちゃんん⁈え、えっとー…お、お目覚めですか…?」
銀時は必死で平然を装うも、さっきナマエにした一連の行動が一瞬にして蘇り、しどろもどろになる
そんな銀時をよそに、ナマエが銀時の胸に飛び込んできた
「えっ、ちょっ、ナマエ⁈何?まだ酔ってんの⁈(え……えェェェ~~~‼︎?どーすんの、これ?どーしたらいいんだ、この状況はァ~⁈…つーか、もしかしてまた妄想…?)」
銀時が内心焦っていると――
「…銀さん」
「えっ、な、何っ⁈」
「銀さん、私……私も銀さんの事――…」
「あ~‼︎ちょっと待った待った‼︎」
ナマエの言葉を遮るように銀時が叫ぶ
「…え?」
「あっ、い、いやその…」
少し目を泳がせながら、銀時は気まずそうに頭を掻いた
「ナマエ、もしかしてやっぱりさっき起きてた?」
「……」
うつむき加減にナマエがコクリとうなずく
顔は少し赤くなっている
「じゃあ、銀さんの気持ち…もうバレちゃったって感じ?」
「そ、その、私もーー…」
「ナマエちゃ~ん、そう言う事は男が言うもんでしょ?ったく…空気読めっての!女の子ってのはよォ、惚れられてなんぼでしょーが?」
「は、はい…」
「えっと…銀さん、どうやらナマエに惚れちゃってるみたいなんで…なんつーか…あ~もう好きなんで、俺と付き合ってください‼︎」
「わ、私も、銀さんの事がずっと好きでした‼︎私で良ければよろしくお願いします‼︎」
告白しあった後、2人は照れ臭そうに笑った