最高のXmas?
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「お~い、戻ったぞ〜」
「おじゃましまぁ〜す!」
しかし、中からは何の反応もない
とりあえず2人はそのまま居間の戸を開けたが…中は物気の空になっていた
「…あれ?あいつら…どこ行きやがったんだ?」
銀時はふと机の上に置き手紙があるのに気が付いた
そこにはこんな文章が書かれていた――
【銀さんへ
僕と神楽ちゃんは姉上に呼ばれて、九兵衛さんと一緒にクリスマスパーティーをする事になりました。今日はそのままみんなで泊まることになると思うので、今夜はナマエさんと2人過ごしてください!
銀ちゃん!せっかくあげたチャンスネ!今夜中にナマエをものにするアルよ~身も心もネ】
――という内容だった
「あれ?新八くんと神楽ちゃんはどこに行ったんですか?」
そう言いながらナマエが近くにやって来たので、銀時は置き手紙を慌ててグシャッと掴み取り、ゴミ箱に投げ捨てた
「銀さん…?」
「あ、い、いや~何かあいつら急にお妙に呼ばれたみてーで、今日はあっちに泊まるってさ」
「えっ、ホントですか⁈もしかしてお妙さんに何かあったんじゃ…」
お妙を心配するナマエに対し、銀時は誤魔化すように言った
「い、いや~そーゆーんじゃなくて、別に大した用じゃないみたいだけど――」
「でも…私たちも行かなくて大丈夫ですか?」
「た、たぶん大丈夫じゃね?まぁ、何かありゃまた連絡してくると思うし…とりあえず、今日は俺ら2人みてーだけど…どーする?」
「そ、そうですね…」
その時ナマエのお腹が鳴った
「あっ…」
「とりあえず、飯でも行くか!」
「は、はい///」
顔を赤らめがながら、ナマエがうなずく
「ナマエ、何か食いたいもんある?」
「ん~…あっ、おでんがいいです!」
「おでん?んなもんでいいのか?」
「えっ、どうしてですか…?」
軽く首をかしげながらナマエが問いかける
「いや~だってよォ、仮にも今日はクリスマスなんだし、もっとオシャレなレストラン的なところでディナーとかしたいもんじゃないの?」
「私、そういう所苦手なんですよね…それに美味しいじゃないですか、おでん!」
ナマエはそう言いつつ、またニコリと笑いかける
「まぁ、ナマエがそれでいいんならいいけどよォ…まぁ、銀さん的にもその方が助かるけどね…」
「そうそう、あーゆー所は高いですからね」
「ナマエちゃ~ん、そんなはっきり言わなくても…銀さん、今日くらいは分発しちゃうよ?」
「別にいいですよ!それじゃー行きましょうか!」
そして2人は近くの屋台のおでん屋に向かった