第11章 確信
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時は、3月14日――…
ホワイトデーとなった
ナマエはいつも通りコンビニでバイト中
そこにやって来たのは土方だ
こんな朝早くにやって来るのは珍しい
「あっ、土方さん、おはようございます!」
「お、おう…ナマエ、あのよ…」
「何ですか…?」
ナマエはいつもと様子が異なる土方を不思議そうに見つめていると、また誰かやって来た
「よぉ、ナマエ」
「あっ、総悟!」
「これ、バレンタインデーのお返しでィ。こっちは近藤さんからでこれは山崎から」
「わざわざありがとう」
不意に総悟が土方の方に振り向く
「…あり?土方さんもいたんですかィ?」
「お前…その言い方、わざとらしいっつーんだよ⁉︎」
「そーいや~土方さんもナマエからチョコもらってやしたね?もしかして、お返しでも渡しに来たんですかィ?」
「そ、そりゃー俺だって貰いっ放しってわけにはいかねーだろーがよォ…だから、これーー…」
そう言って、土方は小さな紙袋をナマエに手渡した
「土方さんも、わざわざありがとうございます」
ナマエにそう言われ、土方は照れ臭そうに節目がちにうなずく
「土方さん、これ開けてみてもいいですか?」
「…え?す、好きにしろ!」
ナマエが早速中を見ると、そこには赤い花の付いたキレイな髪飾りが入っていた
「かわいい…」
「センスのない土方さんにしては、結構いいじゃないですかィ」
「おいっっ!!総悟、テメェなァ…」
「後で付けてみようかな…本当にありがとうございます!」
そう言ってナマエはニコリと微笑んだ