第1章 恋の始まりは
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店の扉が開いたので、いつもの様にナマエが挨拶をする
「いらっしゃいませ〜…ええっ⁈」
入って来たのは覆面をした2組
そしていきなりナマエに刀を突き付ける
「大声を出すな…黙ってレジにある金全部、今すぐこの袋に入れろ‼︎」
そう言いつつ袋を投げつけてきた
(ま、マジでか…こんなのドラマだけの話だと思ってた…ってか、怖いしどうしよう…)
黙ったままのナマエを強盗達が責め立てる
「おい、テメー聞いてんのか⁈早くしろ‼︎警察が来ちまうだろーが!」
「は、はい」
とりあえずナマエは、言われた通りカバンにお金を入れようとするも、手が震えて思う様に動かない
「何トロトロしてんだ⁈さっさとやれって言ってんだろーがァァ~!!」
苛立った強盗がナマエに向かって刀を振り下ろそうとしている
(ダメだ、殺される…誰か助けてーー…)
そう思って目をつむった瞬間ーー…
「あのォ、さっきからずっとレジ待ってるんですけどォ…まだですか?」
「…え?」
恐る恐る目を開けてみると、刀を持つ強盗の腕をガッチリと掴んでいる銀髪の男の姿があった
「な、何だ、テメーは⁈一体いつからそこにいた⁈」
「邪魔するなら、お前も一緒に殺すぞ!」
もう1人の強盗が刀を構えている
だが、その銀髪の男は微動だにしない
「…あ?俺ァさっさと帰って、ゆっくりジャンプが読みたいんだよ、コノヤロー!ごちゃごちゃぬかしてないさっさとどけェェ~!!」
そう言ったかと思うと、一瞬にして強盗をなぎ倒してしまった
(す、すごい‼︎)
そして何事もなかったかの様にレジに商品を置いた
「ったく…ハイ、これ…って大丈夫か、あんた⁈」
「だ、大丈夫です…と、とりあえず警察に通報しないとーー…」
ビックリしたのとホッとしたのとで、ナマエは腰が抜けてしまったらしく、その場に座りこんだ
「あの…本当にありがとうございました」
「 んなこたぁ、別な対した事じゃねぇよ…それより立てるか?」
銀髪の男が手を差し伸べる