仕事を終えた
ナマエが、銀時の元にやって来た
「お待たせしました。遅くなって、すいません!」
「いいってことよ。別にそんなに待ってねぇし…まぁ、1人で帰るより2人の方が楽しいっしょ?」
「そう…ですね!」
そう話しつつ歩き出した
「今日は本当に寒かったですね」
ナマエはハァ~…っと、自分の両手に息を吹きかけた
その様子を見た銀時が手を差し出す
「手でも繋ぐか?」
「えっ⁈」
少し驚いた様子の
ナマエに対して、銀時はさらに続ける
「いや~、手冷たそうにしてるからさ~」
「えっ…でも…」
戸惑っている
ナマエに、少し酔いの回っている銀時が、いきなり腰に手をまわしグイッと自分に近付ける
「ち、ちょっと、坂田さんっ⁈」
「まぁ、銀さん的にはこっちの方が温かいと思うんだけど」
へらっと笑いながら、その手が徐々に下の方に下がってきたので――
「どさくさに紛れて、おしり触ろうとすんな~‼︎」
バキッッ
「ぶべらーー…っっ‼︎」
ナマエに殴られ、銀時は慌てて手をどけた
「じ、冗談だって〜そんなおもっくそ殴んなくったって…」
「す、すいません!つい…」
「まぁ俺が悪いんですけど…あっ、ところで
ナマエちゃん、前から思ってたんだけどさァ――」
「何ですか、坂田さん?」
「その“坂田さん”ってのやめない?何かよそよそしいっつーか…」
銀時は首の後ろを掻きながら答えた
「そうですか?」
「なんつーか、もっと気軽な感じでいいんだけど。銀さんとか銀ちゃんとか?」
「じゃあ…銀さんって呼びます」
この日から私は、坂田さん改め銀さんと呼ぶようになった
銀さんと別れた後ーー…
実は引き寄せられた時に、少しドキッとしたっけなんて思ったり
でも、銀さんは手慣れた感じだったし…やっぱ遊んでるのかな~なんて考えてたりしたわけで――…
まぁ、別にいいんだけど…うん、たぶん…
そんなことをふと思い出したのでした…ん?これって作文?笑(2回目)
つづく