第1章 恋の始まりは
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それは数ヵ月前
ナマエがかぶき町に越してきてから、2週間くらい経ったある日の出来事ーー…
(あっ…)
ナマエは近くのコンビニでバイトを始めていたが、毎週ある人物がやって来ることに気が付いた
その人物は銀髪で白い着流しを着ていて、腰には木刀
スクーターでやって来ては、いつもジャンプやらいちご牛乳やら甘いお菓子などを買って帰る
ドサッッーー…
またいつものようにジャンプといちご牛乳をお買い上げの様である
会計をして、お釣りを渡す
「ありがとうございました」
ちらっと顔を見ると、瞳はまるで死んだ魚の様だ
ナマエの言葉に、銀髪の男はヒラヒラと手を振って店を後にする
まぁ、いつもこんな感じのやり取りを行うだけだった
そんなある日――…
ナマエの自宅のテレビから、こんなニュースが流れてきた
《最近、コンビニばかりを狙う強盗が出没しているようです
警察も捜査に全力を挙げているようですが、手がかりがなかなか見つからず、難航してる模様です
近隣の皆様は十分注意してください》
(強盗か…ってか、この現場うちの近くじゃない⁈ちょっと怖いな…)
そう思いながらも、ナマエはいつものようにバイトに出かけた
着くとすぐに店長がやって来た
「ナマエちゃん、来て早々悪いんだけど、ちょっと1人で店番してもらってもいいかな?他店でトラブルがあったみたいでさァ、応援に呼び出されたちゃって…」
「分かりました。多分この時間帯ならお客さんも少ないですし…大丈夫です。行ってきてください!」
「悪いね、助かるよ。それじゃあお願いね」
そう言い残し、店長は出かけて行った
店長が去った後、ナマエは自宅で見たテレビのニュースを思い出した
(そ、そう言えば、テレビでコンビニ強盗のニュースやってた様な…ま、まぁ、何もない…とは思うけどーー…)
だが、しばらくしてとんでもない事が起こった