第5章 想定外
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私は今、ギャバクラ「すまいる」にて急きょバイトをしている
「ナマエちゃん、他にもバイトしてるのに、無理を言ってごめんなさい…でも、本当に助かったわ、ありがとう」
「いえいえ!いつもお世話になっているお妙さんの頼みですから!」
「じゃあ、今日もよろしくお願いしますね!」
「はい!」
事の始まりは、お妙からの依頼だ
すまいるのキャバ嬢がインフルエンザの集団感染にあい、人手不足に陥り、空いてる日があれば手伝いに来てほしいとお願いされたのだ
まぁ、バイトは調整もきくし、夜のバイトはお金も稼げるしいいかな~と軽い気持ちで引き受けたもののーー基本人見知りな性格…普段の接客とはわけが違い、色々と大変なこともありつつ…
今日は出勤2日目
「まぁ、そんなに気張らなくてもいいから、リラックスして!そのうち慣れてくるから!」
「は、はい!」
店長にも励まされながら?そんなこんなで、勤務がスタートしたのだが…今日はやたらと見慣れた顔が来店してきた
「お妙さ~ん‼︎あなたの勲、今日も参りました~‼︎」
そう言ったのもつかの間、すぐさまやって来たお妙にドロップキックをお見舞いされたのは、真選組局長 近藤勲
彼と共にやって来たのは、土方と総悟だった
「あ…」
「あり?ナマエじゃないかィ?」
「何やってんだ、お前…?」
「えっ、見たらわかるでしょ?キャバ嬢~」
そう言いつつ、少し色気のあるポーズをとってみせたが…2人の反応はそりゃもう冷たいもので…
「…は?人見知りで酒も飲めないお前がキャバ嬢って…」
「ナマエじゃーこんな仕事務まらないでさァ」
「2人ともそんなはっきり言わなくてもいいじゃん!…ってか、近藤さんはともかく、今日は何で2人までいるの?」
「いや、俺らは近藤さんに誘われて来ただけで…」
「土方さん、さっきからなにナマエのことジロジロ見てるんでさァ、このエロ方コノヤロー」
「なっ…別に俺ァ見てねーし‼︎」
ようやく起き上がった近藤が土方につぶやいた
「トシ~、そうカリカリすんなよ~折角連れてきてやったんだからよォ〜こういう所なら、周りに邪魔されずにナマエちゃんと話ができるだろ?」
「えっ、俺は別にそんなんじゃ…」
「まぁ、たまには楽しく酒でもついでもらえよ!ここは俺のおごりだからさ~」
近藤は土方の肩をポンポンとたたいて、またいつもの様にお妙の所に向かって行った