最高にくだらない物語
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
最初はただの、言い様のない違和感だった
どこが、とか何が、とかはっきり言うことは出来ないけど、何かが違うと言う、そんな違和感
初めてその人を見たのは、入学式の新入生代表挨拶
明言されている訳ではないが、あれは基本その年の入試成績トップが主に行うと言う暗黙のルールがあって
私もそこそこよかったんだけどなぁ
そんな事を思っていたから、余計印象に残っている
あの人は更に上の成績か、他にも目立った業績を残したのだろう
例えば部活とか
人前で特に緊張した様子もなくスラスラと話すその姿に慣れているのだろうな、と漠然とした印象を持った
そして、何かが違うと、そう感じた
入学してその人の噂はたちまち広まった
眉目秀麗、成績優秀、品行方正、加えてこの学校ではなかなか有名なバスケ部に入部
その頭角をめきめきと現し、レギュラーをかっさらったとか何とか
つまり運動神経抜群
非の打ち所のない、欠点がないのが欠点
そんな人だった
それが私にとって、どうしようもない違和感を膨らませた
噂の通りそのままその人を認識すればいいのに、それは間違いだと何故か確信を持っている
完璧過ぎるその人への僻みだろうか、とも考えたがどうにも腑に落ちない
完璧な人はいる
数人であるけれど、私も見てきたことがあるから
でもあの人は、当てはまらないと私の本能が告げるのだ
私は自ら人間観察が趣味と言うくらいには、他人をよく観察している方だと自負している
だから、分かるのだ
完璧なその姿は偽りで、仮面を被って過ごしているのではないかと
その本質はもっと、醜いのではないかと
騙されている人を見て嘲笑っている姿が良く似合うと、何となくそんな事を思った
とまぁ、色々推測を並べて、あの人が猫被り何じゃないかなんて邪推したりもしてるけど
同じクラスって訳でもないし接点はほぼゼロ
興味ないと言うか、どうでもいいと言うか
まぁ、私は騙されてないし、害はない訳ですから、お好きにどうぞって感じです
よくやるなー、とは思うよ?
人間上手に生きてくためには猫被りって大事だし、必要な事だって分かるけど
毎日ずっと、しかも私の推測じゃ本来の性格とは真逆な方向に猫被りし続けてしんどくないのかなー、っていう気持ちは多少なりともあるけど、それだけ
これから先も関わる事なんて無い、そんな人
(交わる事なんてあり得なかった)
どこが、とか何が、とかはっきり言うことは出来ないけど、何かが違うと言う、そんな違和感
初めてその人を見たのは、入学式の新入生代表挨拶
明言されている訳ではないが、あれは基本その年の入試成績トップが主に行うと言う暗黙のルールがあって
私もそこそこよかったんだけどなぁ
そんな事を思っていたから、余計印象に残っている
あの人は更に上の成績か、他にも目立った業績を残したのだろう
例えば部活とか
人前で特に緊張した様子もなくスラスラと話すその姿に慣れているのだろうな、と漠然とした印象を持った
そして、何かが違うと、そう感じた
入学してその人の噂はたちまち広まった
眉目秀麗、成績優秀、品行方正、加えてこの学校ではなかなか有名なバスケ部に入部
その頭角をめきめきと現し、レギュラーをかっさらったとか何とか
つまり運動神経抜群
非の打ち所のない、欠点がないのが欠点
そんな人だった
それが私にとって、どうしようもない違和感を膨らませた
噂の通りそのままその人を認識すればいいのに、それは間違いだと何故か確信を持っている
完璧過ぎるその人への僻みだろうか、とも考えたがどうにも腑に落ちない
完璧な人はいる
数人であるけれど、私も見てきたことがあるから
でもあの人は、当てはまらないと私の本能が告げるのだ
私は自ら人間観察が趣味と言うくらいには、他人をよく観察している方だと自負している
だから、分かるのだ
完璧なその姿は偽りで、仮面を被って過ごしているのではないかと
その本質はもっと、醜いのではないかと
騙されている人を見て嘲笑っている姿が良く似合うと、何となくそんな事を思った
とまぁ、色々推測を並べて、あの人が猫被り何じゃないかなんて邪推したりもしてるけど
同じクラスって訳でもないし接点はほぼゼロ
興味ないと言うか、どうでもいいと言うか
まぁ、私は騙されてないし、害はない訳ですから、お好きにどうぞって感じです
よくやるなー、とは思うよ?
人間上手に生きてくためには猫被りって大事だし、必要な事だって分かるけど
毎日ずっと、しかも私の推測じゃ本来の性格とは真逆な方向に猫被りし続けてしんどくないのかなー、っていう気持ちは多少なりともあるけど、それだけ
これから先も関わる事なんて無い、そんな人
(交わる事なんてあり得なかった)
1/12ページ