どうやら生理痛が酷いようです(KRK)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「うぉ、ビビった
…名前か?何やってんだこんなとこで」
『…峰くん?』
昼休みも残り僅か
人の少なくなった教室へ戻る階段の一角に、膝を抱えて座り込む目慣れた姿
見慣れた人物ではあるが、こんな風にこんな場所で座り込むような事をする奴じゃなくて
『…もうこんな時間か』
携帯を取り出し時間を確認した名前は小さく呟く
その際上がった顔は、驚くほど白く
「おい、急に立つな…、って、あっぶねー…」
『ごめん、ありがと』
「ここ階段だぞ、落ちたらやべーだろ、…大丈夫か?」
『…思ったより大丈夫じゃ無かった、気持ち悪い』
「だろうな、保健室行くか?」
立ち上がった名前がバランスを崩し階段から落ちそうになったのを寸での所で支える
ふらっふらじゃねぇか、放っておかなくてよかった
『んー、行っとこうかな
寝たところでよくなるものでも無いけど、起きてるよりは楽かも』
「…あぁ、せーりか」
『そー、今回ちょっと酷いんだよねー』
なんて事無い、という風に言う名前に少々呆れながらセーターを脱いで名前に渡す
そのまま抱き上げると、さつきみたいにぎゃーぎゃー騒いだりせず大人しく収まり、膝の上にセーターを掛けている
『…運んでくれるのは有り難いけど、一声は掛けようか、びっくりした』
「わりー、わりー、んじゃ行くぞ」
一言だけ文句を言った名前は、その後は大人しく体を預け、腹を摩る
時折小さくうめくような声が聞こえる為、痛みが強いようである
『うー…、子宮取り出したい…』
「こっえーこと言うな、アホ
っと着いたか、センセ―いねぇのか」
『あれま』
「勝手に寝とけ」
『テキトーだな、利用者名簿そこにあるでしょ、名前だけ書かせて』
そう言って名簿に名前を書いた名前をベッドの上に下ろすと、丸くなるように横になる
肩まで布団を掛けてやると、小さく笑う声が届く
『ふふ、峰くんが世話焼いてる、いつもは逆なのに』
「うっせ」
『自覚ありだ』
「黙って寝とけ」
肩まで掛けた布団を頭を覆う程まで引っ張ってやれば、更に響く笑い声
それに居心地悪く頭があるであろう位置を小突いてやれば、いて、なんて小さく聞こえる
もぞもぞ、と布団から出てきた名前がこちらを見上げ、小さく笑う
『優しいね、ありがと』
「…うっせーよ、さっさと寝ろ」
…名前か?何やってんだこんなとこで」
『…峰くん?』
昼休みも残り僅か
人の少なくなった教室へ戻る階段の一角に、膝を抱えて座り込む目慣れた姿
見慣れた人物ではあるが、こんな風にこんな場所で座り込むような事をする奴じゃなくて
『…もうこんな時間か』
携帯を取り出し時間を確認した名前は小さく呟く
その際上がった顔は、驚くほど白く
「おい、急に立つな…、って、あっぶねー…」
『ごめん、ありがと』
「ここ階段だぞ、落ちたらやべーだろ、…大丈夫か?」
『…思ったより大丈夫じゃ無かった、気持ち悪い』
「だろうな、保健室行くか?」
立ち上がった名前がバランスを崩し階段から落ちそうになったのを寸での所で支える
ふらっふらじゃねぇか、放っておかなくてよかった
『んー、行っとこうかな
寝たところでよくなるものでも無いけど、起きてるよりは楽かも』
「…あぁ、せーりか」
『そー、今回ちょっと酷いんだよねー』
なんて事無い、という風に言う名前に少々呆れながらセーターを脱いで名前に渡す
そのまま抱き上げると、さつきみたいにぎゃーぎゃー騒いだりせず大人しく収まり、膝の上にセーターを掛けている
『…運んでくれるのは有り難いけど、一声は掛けようか、びっくりした』
「わりー、わりー、んじゃ行くぞ」
一言だけ文句を言った名前は、その後は大人しく体を預け、腹を摩る
時折小さくうめくような声が聞こえる為、痛みが強いようである
『うー…、子宮取り出したい…』
「こっえーこと言うな、アホ
っと着いたか、センセ―いねぇのか」
『あれま』
「勝手に寝とけ」
『テキトーだな、利用者名簿そこにあるでしょ、名前だけ書かせて』
そう言って名簿に名前を書いた名前をベッドの上に下ろすと、丸くなるように横になる
肩まで布団を掛けてやると、小さく笑う声が届く
『ふふ、峰くんが世話焼いてる、いつもは逆なのに』
「うっせ」
『自覚ありだ』
「黙って寝とけ」
肩まで掛けた布団を頭を覆う程まで引っ張ってやれば、更に響く笑い声
それに居心地悪く頭があるであろう位置を小突いてやれば、いて、なんて小さく聞こえる
もぞもぞ、と布団から出てきた名前がこちらを見上げ、小さく笑う
『優しいね、ありがと』
「…うっせーよ、さっさと寝ろ」