どうやら生理痛が酷いようです(KRK)
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珍しく朝練の無い日だった
いつもよりほんの少しだけ遅い時間に家を出て、普段とは違い見慣れない顔が多い通学路
そんな中、自身の少し前を見慣れた人物が少しふらついた様子で歩いているのを見かけ、少し大股で距離を詰める
「…ふらふらして危ないのだよ」
『?あ、おはよー、緑くん
ここであったが百年目、では無いけど少々腕に掴まってもよろし?』
「?体調でも悪いのか?だったら、大人しく家で寝ていればいいものの…」
『うん、そうなんだけど、そうすると毎月1回は休まないといけなくなるしなー』
なんてへらり、と笑う名前に頭を捻らす
何故毎月休むと言うことになるのだ、大体何でそんな当たり前の様に…
とそこまで考えて、ある結論に辿り着く
「!こう言う場で言うことか!」
『えー、直接的には言ってないし、そう言う話の流れに持って行ったのは緑くんじゃーん』
「…それもそうだが、お前も女ならもう少し恥じらいというモノをだな…」
『女の子だから誰にでも来ることだし、恥ずかしがるようなことでも無くない?』
あっけらかんと言い放つ名前に溜息を吐く
普段と変わりなく軽口を叩いているが、どことなくいつもより覇気が無いため変な感じだ
『うー…、こうも寒いと余計お腹痛くなるよ…
カイロ貼ってくればよかった…』
「…体調が悪いなら、準備を怠るのではないのだよ」
『そうなんだけどさー…、朝急に来たからカイロ探せなくて』
そう言って、ヘラリ、と白い顔で笑う
元々色白な方ではあるが、その顔はいつもより青白いような気がした
「…、仕方ない、これをやるのだよ」
『…貼るカイロ
何というか、これまたピンポイントだね、ラッキーアイテム?』
「おは朝に感謝するのだよ」
『緑くんにもね、ラッキーアイテム渡しちゃって大丈夫なの?』
「箱で持ってきてるから問題ないのだよ」
『…さすが緑くんだね、ありがと』
笑いながら受け取ったそれを手に持ってマフラーに顔を埋める
相変わらず顔色は白いままだが、これ以上俺が出来ることは何も無いだろう
「…次からは気を付けるのだよ、無理をして倒れられても迷惑だ、すぐに休め」
『…素直じゃ無いなぁ
でも、うん、お言葉に甘えて今日は緑くん頼りにしてるね』
「…そう言うこっちゃないのだよ」
『えー、今日は俺に任せろ、って流れじゃ無かったの?』
くすくす、と楽しそうに笑いながら、笑わせないでよ、お腹痛い、と言っている名前は無視して先に進む
それこそ知ったこっちゃ無いのだよ
『心配性なのに素直じゃ無いよね、緑くん』
「五月蠅いのだよ」
いつもよりほんの少しだけ遅い時間に家を出て、普段とは違い見慣れない顔が多い通学路
そんな中、自身の少し前を見慣れた人物が少しふらついた様子で歩いているのを見かけ、少し大股で距離を詰める
「…ふらふらして危ないのだよ」
『?あ、おはよー、緑くん
ここであったが百年目、では無いけど少々腕に掴まってもよろし?』
「?体調でも悪いのか?だったら、大人しく家で寝ていればいいものの…」
『うん、そうなんだけど、そうすると毎月1回は休まないといけなくなるしなー』
なんてへらり、と笑う名前に頭を捻らす
何故毎月休むと言うことになるのだ、大体何でそんな当たり前の様に…
とそこまで考えて、ある結論に辿り着く
「!こう言う場で言うことか!」
『えー、直接的には言ってないし、そう言う話の流れに持って行ったのは緑くんじゃーん』
「…それもそうだが、お前も女ならもう少し恥じらいというモノをだな…」
『女の子だから誰にでも来ることだし、恥ずかしがるようなことでも無くない?』
あっけらかんと言い放つ名前に溜息を吐く
普段と変わりなく軽口を叩いているが、どことなくいつもより覇気が無いため変な感じだ
『うー…、こうも寒いと余計お腹痛くなるよ…
カイロ貼ってくればよかった…』
「…体調が悪いなら、準備を怠るのではないのだよ」
『そうなんだけどさー…、朝急に来たからカイロ探せなくて』
そう言って、ヘラリ、と白い顔で笑う
元々色白な方ではあるが、その顔はいつもより青白いような気がした
「…、仕方ない、これをやるのだよ」
『…貼るカイロ
何というか、これまたピンポイントだね、ラッキーアイテム?』
「おは朝に感謝するのだよ」
『緑くんにもね、ラッキーアイテム渡しちゃって大丈夫なの?』
「箱で持ってきてるから問題ないのだよ」
『…さすが緑くんだね、ありがと』
笑いながら受け取ったそれを手に持ってマフラーに顔を埋める
相変わらず顔色は白いままだが、これ以上俺が出来ることは何も無いだろう
「…次からは気を付けるのだよ、無理をして倒れられても迷惑だ、すぐに休め」
『…素直じゃ無いなぁ
でも、うん、お言葉に甘えて今日は緑くん頼りにしてるね』
「…そう言うこっちゃないのだよ」
『えー、今日は俺に任せろ、って流れじゃ無かったの?』
くすくす、と楽しそうに笑いながら、笑わせないでよ、お腹痛い、と言っている名前は無視して先に進む
それこそ知ったこっちゃ無いのだよ
『心配性なのに素直じゃ無いよね、緑くん』
「五月蠅いのだよ」
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