君の生きる理由になりたい
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今私の目の前には、仁王立ちした新ちゃん、もといコナンくん
対する私は、何が原因かは分かっているものの、素知らぬ顔して先程淹れたばかりの紅茶を啜っている
それを見て新ちゃんの眉間の皺は濃くなるが、向こうから口を開かない限りこっちが話題を持ちかけるつもりは無い
仁王立ちされている立場であるがソファに腰掛けて紅茶を啜る、なんて場違い感が少しだけ面白いけど
「みお姉」
『なぁに』
「何で黙ってたの」
『何の事?』
「ストーカー、また被害に遭ったんだって?」
『それ、新ちゃんに報告する義務あるの?今の新ちゃんに何が出来るわけ?』
「そっ、れはそうなんだけど!家族なんだから心配くらいさせろって言ってんだよ!」
『うん、それはありがとうなんだけど、今回はちゃんと1人でどうにかしたわけでは無いし、安室さんに依頼かけたけど』
そう言い返すと、バツが悪そうに口を噤む
今回はちゃんと放置はマズいと感じて、成り行きもあったけど安室さんに依頼をし、対応して貰った
それについては蘭や園子に、これも成り行きではあるけど報告していたし、今回の件で私には非はないはず
それなのに新ちゃんが態々目くじらを立てて居るのはまた別の理由
何か別件で私に言いたいことがあるけれど、直接はっきりと言えないような事情
そして私を納得させるだけの理由だって無いのだろう
だから私は素知らぬ顔をする
多分本気で私が突っ込んで話を聞いたら困るのは向こうの方で
それに気付いているのかいないのか、新ちゃんは相変わらず何か言いたそうに、何とか話を持って行こうと頭の中で考えているのだろう
「…何ともなかったの?」
『ん?ちょっと怪我したけど大丈夫』
「怪我したの!?」
『ちょっとだよ、平気』
「…みお姉のそのすぐ隠すクセは直した方がいいと思うけど」
『今の新ちゃんは多分私より隠し事が多いのによくそんなこと言えるね?』
にっこり、と笑って言えばバツが悪そうに目を逸らす
元々私に歯が立たないと言うか、口喧嘩では勝てた試しが無い新ちゃんは舌戦ではかなり不利なのが分かっているから、すぐに口を噤んで目で訴えかけてくる
小さい頃から変わらない、何なら昔と同じその様子につい笑みが深まってしまう
よくこれで私に隠そうなんて思ったものだな、こんなに分かりやすいのに
この調子だといつのものように言いたいことが言えないだろうから、そろそろ私が折れてやろうかな
『で?ホントは何言いに来たの?ちょっとタイミング可笑しいよ、新ちゃん』
「…お見通しかよ」
『だって今回は隠してないし、蘭は知ってるからそっちから情報はいってるでしょ?終わったことは一応伝えたわけだし
こうやって押しかけてくるには少し遅いね?』
「ほんとみお姉って心読めるんじゃねぇのってくらい察しがよくて怖い」
『ありがとう』
にっこり、と笑って言えば新ちゃんが諦めた様に息を吐き出す
言いたいことがあって態々こうやって我が家に乗り込んできているんだから、さっさと本題に移ればいいのに
何を躊躇っているのだか、なんて肩を竦めて見せる
それでも新ちゃんは口をもごもごさせて言いにくそうで
『…安室さんだ』
「!だから何で分かんだよ…」
『最近私の周りで何か変わったことがあったと言えば、ストーカーと安室さんくらいだからね
あぁ、あと新ちゃんはちっちゃくなった』
「…嫌味かよ」
『うーん、どっちかというと皮肉?』
「…言葉遊びに来たんじゃねぇんだけど」
『うん、だから早く本題に移ってくれる?』
ここまでお膳立てしてやらないといけないようなものなのだろうか
安室さんには何かある?いやあの人も隠し事多そうだし、明らかに何か隠してるのは分かるのだけれど
…安室さんの隠し事と新ちゃんの隠し事はどこかで繋がってる?
本当にそうかは分からないけど、新ちゃんが小さくなったあの日から何かを追っかけているのは気付いて居た
安室さんは、その追っかけている何かに繋がってるとか、そう言う感じ?
でもなぁ、安室さんはどっちかというと…
「じゃあ言うけど、安室さんとはあまり関わらないで欲しいんだ」
『何で?』
「そう言われるから言いづらかったんだよ!」
『そう返されるって分かってても言ったんだから、よっぽどの理由があるんでしょ?』
「あるよ!けどそれを言えねぇから困ってたんだよ!」
『正直だねぇ…、適当な理由考えてくればいいのに』
「みお姉には噓通じねぇだろ!」
『騙されたフリくらいはしてあげるよ?』
「騙されたフリって言ってる段階で駄目なんだよ!」
『おっきい声だねぇ』
「馬鹿にしてんだろ!?」
完全に振り回されている新ちゃんは仕切り直しをするためか、大きく深呼吸を繰り返す
別に全部正直に話してくれなくたって、それなりに察していいように動くんだけどなぁ
新ちゃんがちっちゃくなった理由についても、一応騙されてあげてるのに
「いいから、安室さんとはあんま関わんないで
ちゃんと分かるまで」
『えー、でも今一応形式上恋人なんだよねぇ』
「どういう事!?」
『こないだのストーカーの件があってから、お互い虫除けに…
あ、園子には面倒だから言わないでね』
「…みお姉って、そう言う事する人だっけ」
『基本はしないけど、安室さんもあの顔面で苦労してるみたいだし
私も今回の件は、ちょっと堪えたというか、少し疲れちゃってねぇ…
休養的な?』
「休養になるの?」
『彼氏います、って言えるの強いからね』
「そう言うもんなんだ…」
『まぁ、新ちゃんには嫁いるから関係ない話かもしれないけど』
「別に蘭はそんなんじゃねぇよ!」
『別に蘭とは言ってないんだけどなぁ』
そうしてまた段々と話がズレていっているのに気付いて居るのだろうか
言葉遊びとはまた言い得て妙だな、確かにそんな感じになってしまっている
ちゃんと分かるまで、ねぇ…
確かに隠し事が多そうな人ではあるけど、あれを暴くのは結構大変そうだと思うのだけれど
多分、新ちゃん1人では絶対に無理
所詮ただの子供だ
中身は高校生だといっても高校生だって世間一般でいうのなら子供
何の権力も地位も持っていないのだから、出来ることは限られている
この子は本当に、自分でどれだけのことが出来るのか、本当の意味で分かっていない
『まぁ、そう言う事だから関わらないのは無理かなぁ』
「…いい加減みお姉も彼氏作ればいいのに」
『作れるんなら今独り身では無いと思うんだけどねぇ
まぁ、そもそも私から積極的に関わるような事はしないし
私がどういう人間かは、新ちゃんが一番よく分かってるでしょ?』
「…まぁ、そうなんだけど」
『じゃあそう言う事で
あんまり遅くなると蘭が心配するから早く帰りな』
小さくなった新ちゃんの頭を撫でてからソファから立ち上がる
空になったマグカップを持って簡単に洗い水切りラックにかけると、複雑な顔をした新ちゃんがそこにはいて
納得してないなぁ、なんて苦笑して目の前にしゃがみ込む
『私も危ないことはしないから、新ちゃんもあんまり無茶しないでね』
こんな小さくなってしまった家族に縋ってしまうのは情けないと思うけれど
でも、残された家族はここにしか居ないから
もう、失いたくないから
『多分今回は私、大人しく守られてた方がいい感じなんでしょ?』
「…、ほんとみお姉って何か見てきたの?」
『何も見てないよ、けど周りに推理オタクが2人も居たからねぇ
しかも飛びっ切りの』
「だからってこうはならねぇよ」
『工藤の血は入ってない筈なんだけどなぁ
まぁ、有希子さんも鋭い方だからやっぱ家系なのかな?』
ぽん、ともう一度頭に手を置いて立ち上がる
多少人より鋭い自覚はあるけど、特別とは思わない
結局、人に縋るしか出来ない、その程度の人間である自覚はある
新ちゃんはまた、複雑そうな顔して見上げてくるけどそれには苦笑を返して帰宅を促す
私の家に居ると言えば蘭は許してくれはするだろうけど、一応蘭が、と言うか毛利が預かっている立場
多分そういうとこはしっかりしてるから、回収にやってくるだろう
私明日仕事だし
「大人しく守られてよね、みお姉」
『私はいつだって大人しいし、自ら危険に首突っ込まないし、守られてるけどね?』
「そう言う揚げ足取ってくるとこ嫌い」
『私は新ちゃん大好きよ?』
「そうやって子供扱いするとこも嫌い」
『しょうが無い、年の差は埋まらないからねぇ』
ジト目で見てくる新ちゃんをにこやかに見送って
のらりくらり、話を逸らしつつ、軌道修正してちゃんと話を聞いているよ、と言う事は植え付けたけれど、明確に約束はしていないということに新ちゃんは一体いつ気付くことやら
関わらないのは無理
もう縁は結ばれたし、態々切ってしまうほどの理由は私には無い
人との縁は大事にしないと、ね
安室さんはどっちかって言うと悪い人というよりは真逆の立場の様な気がしてるんだけどなぁ
それは新ちゃんも分かっているけど確証が無い、って事なのかなぁ
それか怪しいと思うことがあったのか
そんなこと、私が考えたって分からないから知らないフリしておくけど
さてさて、新ちゃんはちゃんと彼の秘密を暴けるのかなぁ、なんて
そんなことを考えながら、夕飯の支度を始めた
何でもかんでもお見通しなの
(本当に知りたいことは、何一つも分からないのに)
対する私は、何が原因かは分かっているものの、素知らぬ顔して先程淹れたばかりの紅茶を啜っている
それを見て新ちゃんの眉間の皺は濃くなるが、向こうから口を開かない限りこっちが話題を持ちかけるつもりは無い
仁王立ちされている立場であるがソファに腰掛けて紅茶を啜る、なんて場違い感が少しだけ面白いけど
「みお姉」
『なぁに』
「何で黙ってたの」
『何の事?』
「ストーカー、また被害に遭ったんだって?」
『それ、新ちゃんに報告する義務あるの?今の新ちゃんに何が出来るわけ?』
「そっ、れはそうなんだけど!家族なんだから心配くらいさせろって言ってんだよ!」
『うん、それはありがとうなんだけど、今回はちゃんと1人でどうにかしたわけでは無いし、安室さんに依頼かけたけど』
そう言い返すと、バツが悪そうに口を噤む
今回はちゃんと放置はマズいと感じて、成り行きもあったけど安室さんに依頼をし、対応して貰った
それについては蘭や園子に、これも成り行きではあるけど報告していたし、今回の件で私には非はないはず
それなのに新ちゃんが態々目くじらを立てて居るのはまた別の理由
何か別件で私に言いたいことがあるけれど、直接はっきりと言えないような事情
そして私を納得させるだけの理由だって無いのだろう
だから私は素知らぬ顔をする
多分本気で私が突っ込んで話を聞いたら困るのは向こうの方で
それに気付いているのかいないのか、新ちゃんは相変わらず何か言いたそうに、何とか話を持って行こうと頭の中で考えているのだろう
「…何ともなかったの?」
『ん?ちょっと怪我したけど大丈夫』
「怪我したの!?」
『ちょっとだよ、平気』
「…みお姉のそのすぐ隠すクセは直した方がいいと思うけど」
『今の新ちゃんは多分私より隠し事が多いのによくそんなこと言えるね?』
にっこり、と笑って言えばバツが悪そうに目を逸らす
元々私に歯が立たないと言うか、口喧嘩では勝てた試しが無い新ちゃんは舌戦ではかなり不利なのが分かっているから、すぐに口を噤んで目で訴えかけてくる
小さい頃から変わらない、何なら昔と同じその様子につい笑みが深まってしまう
よくこれで私に隠そうなんて思ったものだな、こんなに分かりやすいのに
この調子だといつのものように言いたいことが言えないだろうから、そろそろ私が折れてやろうかな
『で?ホントは何言いに来たの?ちょっとタイミング可笑しいよ、新ちゃん』
「…お見通しかよ」
『だって今回は隠してないし、蘭は知ってるからそっちから情報はいってるでしょ?終わったことは一応伝えたわけだし
こうやって押しかけてくるには少し遅いね?』
「ほんとみお姉って心読めるんじゃねぇのってくらい察しがよくて怖い」
『ありがとう』
にっこり、と笑って言えば新ちゃんが諦めた様に息を吐き出す
言いたいことがあって態々こうやって我が家に乗り込んできているんだから、さっさと本題に移ればいいのに
何を躊躇っているのだか、なんて肩を竦めて見せる
それでも新ちゃんは口をもごもごさせて言いにくそうで
『…安室さんだ』
「!だから何で分かんだよ…」
『最近私の周りで何か変わったことがあったと言えば、ストーカーと安室さんくらいだからね
あぁ、あと新ちゃんはちっちゃくなった』
「…嫌味かよ」
『うーん、どっちかというと皮肉?』
「…言葉遊びに来たんじゃねぇんだけど」
『うん、だから早く本題に移ってくれる?』
ここまでお膳立てしてやらないといけないようなものなのだろうか
安室さんには何かある?いやあの人も隠し事多そうだし、明らかに何か隠してるのは分かるのだけれど
…安室さんの隠し事と新ちゃんの隠し事はどこかで繋がってる?
本当にそうかは分からないけど、新ちゃんが小さくなったあの日から何かを追っかけているのは気付いて居た
安室さんは、その追っかけている何かに繋がってるとか、そう言う感じ?
でもなぁ、安室さんはどっちかというと…
「じゃあ言うけど、安室さんとはあまり関わらないで欲しいんだ」
『何で?』
「そう言われるから言いづらかったんだよ!」
『そう返されるって分かってても言ったんだから、よっぽどの理由があるんでしょ?』
「あるよ!けどそれを言えねぇから困ってたんだよ!」
『正直だねぇ…、適当な理由考えてくればいいのに』
「みお姉には噓通じねぇだろ!」
『騙されたフリくらいはしてあげるよ?』
「騙されたフリって言ってる段階で駄目なんだよ!」
『おっきい声だねぇ』
「馬鹿にしてんだろ!?」
完全に振り回されている新ちゃんは仕切り直しをするためか、大きく深呼吸を繰り返す
別に全部正直に話してくれなくたって、それなりに察していいように動くんだけどなぁ
新ちゃんがちっちゃくなった理由についても、一応騙されてあげてるのに
「いいから、安室さんとはあんま関わんないで
ちゃんと分かるまで」
『えー、でも今一応形式上恋人なんだよねぇ』
「どういう事!?」
『こないだのストーカーの件があってから、お互い虫除けに…
あ、園子には面倒だから言わないでね』
「…みお姉って、そう言う事する人だっけ」
『基本はしないけど、安室さんもあの顔面で苦労してるみたいだし
私も今回の件は、ちょっと堪えたというか、少し疲れちゃってねぇ…
休養的な?』
「休養になるの?」
『彼氏います、って言えるの強いからね』
「そう言うもんなんだ…」
『まぁ、新ちゃんには嫁いるから関係ない話かもしれないけど』
「別に蘭はそんなんじゃねぇよ!」
『別に蘭とは言ってないんだけどなぁ』
そうしてまた段々と話がズレていっているのに気付いて居るのだろうか
言葉遊びとはまた言い得て妙だな、確かにそんな感じになってしまっている
ちゃんと分かるまで、ねぇ…
確かに隠し事が多そうな人ではあるけど、あれを暴くのは結構大変そうだと思うのだけれど
多分、新ちゃん1人では絶対に無理
所詮ただの子供だ
中身は高校生だといっても高校生だって世間一般でいうのなら子供
何の権力も地位も持っていないのだから、出来ることは限られている
この子は本当に、自分でどれだけのことが出来るのか、本当の意味で分かっていない
『まぁ、そう言う事だから関わらないのは無理かなぁ』
「…いい加減みお姉も彼氏作ればいいのに」
『作れるんなら今独り身では無いと思うんだけどねぇ
まぁ、そもそも私から積極的に関わるような事はしないし
私がどういう人間かは、新ちゃんが一番よく分かってるでしょ?』
「…まぁ、そうなんだけど」
『じゃあそう言う事で
あんまり遅くなると蘭が心配するから早く帰りな』
小さくなった新ちゃんの頭を撫でてからソファから立ち上がる
空になったマグカップを持って簡単に洗い水切りラックにかけると、複雑な顔をした新ちゃんがそこにはいて
納得してないなぁ、なんて苦笑して目の前にしゃがみ込む
『私も危ないことはしないから、新ちゃんもあんまり無茶しないでね』
こんな小さくなってしまった家族に縋ってしまうのは情けないと思うけれど
でも、残された家族はここにしか居ないから
もう、失いたくないから
『多分今回は私、大人しく守られてた方がいい感じなんでしょ?』
「…、ほんとみお姉って何か見てきたの?」
『何も見てないよ、けど周りに推理オタクが2人も居たからねぇ
しかも飛びっ切りの』
「だからってこうはならねぇよ」
『工藤の血は入ってない筈なんだけどなぁ
まぁ、有希子さんも鋭い方だからやっぱ家系なのかな?』
ぽん、ともう一度頭に手を置いて立ち上がる
多少人より鋭い自覚はあるけど、特別とは思わない
結局、人に縋るしか出来ない、その程度の人間である自覚はある
新ちゃんはまた、複雑そうな顔して見上げてくるけどそれには苦笑を返して帰宅を促す
私の家に居ると言えば蘭は許してくれはするだろうけど、一応蘭が、と言うか毛利が預かっている立場
多分そういうとこはしっかりしてるから、回収にやってくるだろう
私明日仕事だし
「大人しく守られてよね、みお姉」
『私はいつだって大人しいし、自ら危険に首突っ込まないし、守られてるけどね?』
「そう言う揚げ足取ってくるとこ嫌い」
『私は新ちゃん大好きよ?』
「そうやって子供扱いするとこも嫌い」
『しょうが無い、年の差は埋まらないからねぇ』
ジト目で見てくる新ちゃんをにこやかに見送って
のらりくらり、話を逸らしつつ、軌道修正してちゃんと話を聞いているよ、と言う事は植え付けたけれど、明確に約束はしていないということに新ちゃんは一体いつ気付くことやら
関わらないのは無理
もう縁は結ばれたし、態々切ってしまうほどの理由は私には無い
人との縁は大事にしないと、ね
安室さんはどっちかって言うと悪い人というよりは真逆の立場の様な気がしてるんだけどなぁ
それは新ちゃんも分かっているけど確証が無い、って事なのかなぁ
それか怪しいと思うことがあったのか
そんなこと、私が考えたって分からないから知らないフリしておくけど
さてさて、新ちゃんはちゃんと彼の秘密を暴けるのかなぁ、なんて
そんなことを考えながら、夕飯の支度を始めた
何でもかんでもお見通しなの
(本当に知りたいことは、何一つも分からないのに)