第一部「ガイと出会い、仲間たちと旅をする」
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第十八話「ケセドニアで新たな装い」
砂漠を抜けた先に、砂色の城壁に囲まれた街――ケセドニアが見えてきた。
旅の埃をまとった一行は、街門をくぐるとそれぞれ自由行動を取ることにした。
「はる、その服…砂漠越えでだいぶ傷んでるな」
ガイが目を細めて言う。
「え、あ…まぁ、ちょっと砂まみれで…」
「せっかくだし、新しいのを仕立てよう。動きやすくて、お前らしいやつ」
そう言って、彼は当然のように手を差し伸べ、仕立て屋へと導いた。
試着室で袖を通したのは、白を基調に淡い水色と茶の差し色が入った爽やかな旅装。
軽やかな生地は動きを妨げず、それでいて可愛らしいデザインだった。
「どうだ?」カーテンを開けた瞬間、ガイの視線が一瞬止まる。
「……似合ってる。やっぱり、これにして正解だな」
照れくさそうに笑うその顔に、胸が熱くなる。
「代金は俺が出す」
「え、そんな…」
「いいって。これは俺からの…まぁ、旅の応援ってことで」
その柔らかな声色に、心臓がさらに早鐘を打った。
買い物を終え、一行は港に向かった。
そこには巨大な陸上潜水艦――タルタロスが待機していた。
ケセドニアの港からマルクト領へと渡るための船だ。
しかし、出航して間もなく、甲板に緊張が走る。
「接近する船影、敵艦です!」
甲板員の声と同時に、砲撃の衝撃が船体を揺らした。
「全員、迎撃準備!」ジェイドの声が響く。
ガイは剣を構え、はるの前に立つ。
「下がってろ、ここは危ない」
けれどはるも杖を握りしめ、決して目を逸らさなかった。
未来を変えるための旅、その決意を胸に――戦いの幕が切って落とされた。
砂漠を抜けた先に、砂色の城壁に囲まれた街――ケセドニアが見えてきた。
旅の埃をまとった一行は、街門をくぐるとそれぞれ自由行動を取ることにした。
「はる、その服…砂漠越えでだいぶ傷んでるな」
ガイが目を細めて言う。
「え、あ…まぁ、ちょっと砂まみれで…」
「せっかくだし、新しいのを仕立てよう。動きやすくて、お前らしいやつ」
そう言って、彼は当然のように手を差し伸べ、仕立て屋へと導いた。
試着室で袖を通したのは、白を基調に淡い水色と茶の差し色が入った爽やかな旅装。
軽やかな生地は動きを妨げず、それでいて可愛らしいデザインだった。
「どうだ?」カーテンを開けた瞬間、ガイの視線が一瞬止まる。
「……似合ってる。やっぱり、これにして正解だな」
照れくさそうに笑うその顔に、胸が熱くなる。
「代金は俺が出す」
「え、そんな…」
「いいって。これは俺からの…まぁ、旅の応援ってことで」
その柔らかな声色に、心臓がさらに早鐘を打った。
買い物を終え、一行は港に向かった。
そこには巨大な陸上潜水艦――タルタロスが待機していた。
ケセドニアの港からマルクト領へと渡るための船だ。
しかし、出航して間もなく、甲板に緊張が走る。
「接近する船影、敵艦です!」
甲板員の声と同時に、砲撃の衝撃が船体を揺らした。
「全員、迎撃準備!」ジェイドの声が響く。
ガイは剣を構え、はるの前に立つ。
「下がってろ、ここは危ない」
けれどはるも杖を握りしめ、決して目を逸らさなかった。
未来を変えるための旅、その決意を胸に――戦いの幕が切って落とされた。
