第一部「ガイと出会い、仲間たちと旅をする」
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第八話「旅の仲間たちと再会」
街道沿いの小さな広場。
魔物に囲まれて動けなくなっていた私を、ガイが素早く庇ってくれた。
さらに後方から響く鋭い声――。
魔物の群れに囲まれたその場には、数人の冒険者――いや、それ以上の雰囲気を放つ人々がいた。
長い髪の小柄な少女が杖を軽々と振るい、紅い髪の青年が剣で正面を切り開く。
後方では、凛とした表情の軍服に身を包んだ男性が落ち着いた声で指示を飛ばしていた。
「アニス、イオン様を頼む!」
「了解っ!」
振り返ると、二つ結びの髪の少女が巨大な人形を操り、魔物を次々と押し返していた。
その後ろには、小柄で端正な顔立ちの少年――イオン様が、静かに周囲を見渡している。
こちらへ歩み寄り、柔らかく微笑む。
「お怪我はありませんか?」
その声音に、不思議と胸が落ち着く。
ガイは私の隣に立ち、短く息を整えると笑みを浮かべた。
「こっちは問題なし。あとは――おっと、
皆も来たみたいだな。」
広場の入口から、ルーク、ティア、ジェイドが駆け込んでくる。
少し遅れて、後ろから水色のチーグル、ミュウが駆け寄ってくる。
一斉に魔物へと向かっていくその姿に、頼もしさを感じた。
ガイは仲間たちを見渡し、 はるを紹介し、名乗り合いが交わされた。
戦いが終わると、イオン様はじっと私を見つめ、こう言った。
「……あなた、セブンスフォニムの素養がありますね。」
突然の指摘に、私は目を瞬かせる。
「え……?」
「簡単に言えば、“特別な音”を感じ取れる力です。」
イオン様の瞳が、どこか探るように細められた。
そして彼は穏やかな笑みを浮かべる。
「ガイ無事だったな!」
長髪の青年が嬉しそうに声かける。
「おまえは?」
ルークが私に話しかけてきた。
どう説明しようか。そう思っていると。
「彼女は俺の……親戚なんだ」
「訳あって、今は一緒に行動している」
「ーー はるのこと、よろしく頼む」
ガイは仲間たちに一礼する。
私も同じく一礼すると、イオン様は頷く。
「わかりました。よろしくお願いします」
「これからバチカル方面へ向かうのです。安全のため、ご一緒に行きませんか?」
「じゃ、これから一緒に行こうぜ。」
ガイの明るい声に、私は小さく頷き返す。
――こうして、私の物語は本格的に動き出したのだった。
街道沿いの小さな広場。
魔物に囲まれて動けなくなっていた私を、ガイが素早く庇ってくれた。
さらに後方から響く鋭い声――。
魔物の群れに囲まれたその場には、数人の冒険者――いや、それ以上の雰囲気を放つ人々がいた。
長い髪の小柄な少女が杖を軽々と振るい、紅い髪の青年が剣で正面を切り開く。
後方では、凛とした表情の軍服に身を包んだ男性が落ち着いた声で指示を飛ばしていた。
「アニス、イオン様を頼む!」
「了解っ!」
振り返ると、二つ結びの髪の少女が巨大な人形を操り、魔物を次々と押し返していた。
その後ろには、小柄で端正な顔立ちの少年――イオン様が、静かに周囲を見渡している。
こちらへ歩み寄り、柔らかく微笑む。
「お怪我はありませんか?」
その声音に、不思議と胸が落ち着く。
ガイは私の隣に立ち、短く息を整えると笑みを浮かべた。
「こっちは問題なし。あとは――おっと、
皆も来たみたいだな。」
広場の入口から、ルーク、ティア、ジェイドが駆け込んでくる。
少し遅れて、後ろから水色のチーグル、ミュウが駆け寄ってくる。
一斉に魔物へと向かっていくその姿に、頼もしさを感じた。
ガイは仲間たちを見渡し、 はるを紹介し、名乗り合いが交わされた。
戦いが終わると、イオン様はじっと私を見つめ、こう言った。
「……あなた、セブンスフォニムの素養がありますね。」
突然の指摘に、私は目を瞬かせる。
「え……?」
「簡単に言えば、“特別な音”を感じ取れる力です。」
イオン様の瞳が、どこか探るように細められた。
そして彼は穏やかな笑みを浮かべる。
「ガイ無事だったな!」
長髪の青年が嬉しそうに声かける。
「おまえは?」
ルークが私に話しかけてきた。
どう説明しようか。そう思っていると。
「彼女は俺の……親戚なんだ」
「訳あって、今は一緒に行動している」
「ーー はるのこと、よろしく頼む」
ガイは仲間たちに一礼する。
私も同じく一礼すると、イオン様は頷く。
「わかりました。よろしくお願いします」
「これからバチカル方面へ向かうのです。安全のため、ご一緒に行きませんか?」
「じゃ、これから一緒に行こうぜ。」
ガイの明るい声に、私は小さく頷き返す。
――こうして、私の物語は本格的に動き出したのだった。
