2018年5月15日放送のマツコの知らない世界を見ながらさくちゃんとただよしくんで喋ってるだけの話





「あっ、ディズニーランドのテレビやってる」
「ほんとだ」
「いいなーディズニーランド。あー、ディズニーランド、行きたいディズニーランド。俺もあの山の上から下る列車に乗り込んで叫びたい」
「なんて叫ぶの？」
「ミッキー！って」
「多分その叫び他の誰とも被らないね」

「ミッキーと握手して写真撮りたい」
「俺はハイタッチしたい」
「じゃあ俺やっぱり抱きつくことにする」
「朔太郎がそうやって積極的に行くならば俺はもっとすごいことをするからな！」
「ミッキーの皮って剥いじゃダメらしいよ」
「……じゃあハイタッチする……」

「へえー、左回りだと時代を追って進めるんだって」
「航介アドベンチャーランド好きそう」
「好きそう」
「朔太郎どこが好き？」
「宇宙的なとこ」
「あ！」
「うわなに」
「ジャングルクルーズ！これすごく乗りたい！俺これ乗りたい！乗ってみたい！」
「船長さんが喋るんだって」
「船長さんじゃなくてガイドさんじゃんね」
「そうね」
「あぶなーい！サメだ避けてー！でしょ」
「都築めっちゃ知ってるじゃん」
「そこしか知らない」
「ちなみにそれ合ってるの？」
「乗ったことないから分からない……」

「シンデレラ城って結婚式できるらしいね」
「へえー」
「青いドレスしか着ちゃいけないのかな」
「そんなことはないんじゃない……？」

「海外みたいな道があるイメージはあるわ」
「へえ」
「そう！ここ！今まさにテレビでやってるところ！ロイヤルストリートだって！」
「海外の町並みだー」
「お花いっぱいじゃん」
「俺、俄然、ディズニーランドに行きたくなってきた、とても」
「興奮しないで。落ち着いて」
「はい」
「USJにもそういうとこあるらしいけど」
「なに？お花？」
「道」
「あっそ。えー、やー、ディズニーめっちゃ草花あるじゃん、行きてえー、すごく興味ある、カメラ持って行く、いっぱい写真撮りたい」
「風景の？」
「花」
「ディズニーまで行って花壇の写真撮りまくっての、正直に言って狂ってるでしょ」
「やーん」
「もう全然話聞いてないしね」

「ゴミ箱がいっぱい」
「ポイ捨てする人がいなそう」
「お掃除の人もたくさんいるだろうしね」
「綺麗なんだろうなー、パークの中」
「あ！パークとか言って！さっきテレビでやってたからって！」
「ふふん」
「三位のかわいい」
「お城の近くね」
「覚えとくの？」
「いつか行った時に見る」
「覚えてられるかな」
「……………」
「……………」
「……この、テレビに出てる俳優さんの、ディズニーへの愛がすごいな……」
「……若干圧倒されるよね……」
「あー、箒のあのキャラクター知ってる」
「最後に大きい箒が出てきて水をばっしゃーってするやつでしょ」
「……………」
「……………」
「……どうやらこの特集はディズニーランドのディープな部分をやってるらしいね……」
「行ったことほとんどない俺たちが見てもそりゃ圧倒されるわ」

「あ、ごはん」
「はっちゃんとうめさんは事あるごとにディズニー行きたがるんだけどさあ」
「ご飯はどこであろうとおいしいからなー、更に美味しいものを食べたい気持ちはあるよね」
「朔太郎聞いてる？」
「今テレビ見てる」
「はい」
「メモ取って」
「はい」
「スプラッシュマウンテンの出口だって」
「はい」
「みつ……密造酒が……爆発……？」
「ディズニーなのにめっちゃ重苦しい」
「紫のチュロスだってー！うわー！」
「コットンキャンディ味」
「はい次！」
「はい」
「素敵なレストラン！母を連れて行きたい！」
「夜景がいつでも見れるって、確かにすごく素敵だね」
「へえー、挨拶までこだわってるんだ」
「カリブの海賊の中、あれでしょ、カリブの海賊って、ジャックスパロウが」
「いいからメモしといて」
「はい」
「うわー！ちゃんとしたコースじゃん！ディズニーってコース料理食べれるの！？」
「食べ歩きメインだと思ってたなあ」
「チキンかー、牛がいいな」
「我儘言わないの」
「バーボン！」
「飲む？」
「うん」
「作りますね」
「お願いしますね」
「いいなー、このレストランめっちゃ行ってみたいなー、友達ととかじゃなく家族を連れて行ってゆっくりと食事をしたい」
「恋人じゃないんだ……」

「お菓子」
「お土産によく買ってきてもらう感じ」
「かんかんに入ってるやつね」
「え？」
「かんかん」
「缶」
「かんかん」
「……かんかん……」
「なにその半笑い」

「あ！かんかんあるじゃん！」
「かん……かんかん……」
「都築嫌い」
「あーん、ごめん、はいバーボン」
「許す」
「このチョコクランチ、すごい馴染みある」
「美味しいの？」
「美味しいよ、はっちゃんが全部食べる」
「あー！かんかん！あ！これうちにある！これも！ねえ一時停止して！」
「できないよ！録画じゃないもん！」
「へえー、えー、いいなあ、自分で選ぶんだって」
「イチゴ美味しそう」
「おせんべ」
「この箱うちにあるわ……」
「夢と魔法って書いてあるやつ？」
「そう……小物入れ……」

「ちいさーなーせーかーいー」
「塩素臭いってやつでしょ」
「しっ！やめなさい！」
「かわいいね、缶」
「行ってみたいなー」
「ねー」
「行こっか」
「ねー……ん……？え？」
「行こっか。今度」
「誰が誰と？」
「姉と妹からディズニーの回り方聞いたりとかパンフレット借りるとかしといてね」
「まさかとは思うけど俺と朔太郎２人ではないよね？」
「誰かいいカメラ持ってないかなあ」
「答えて？男２人でディズニーは割とガチで本当に嫌だよ？」
「うるさいなあ！下見だよ！家族で行く下見！別に都築と２人で行きたいわけじゃないんだから！」
「他のみんなも誘おう！？」
「大人数だと動きにくいだろ！」
「ごもっともな意見だけどさあ……そうなんだけどさあ……！？」