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おしゃべりまとめ



○さくちゃん・たきがわ・こーちゃん・ただよしくん
「肋骨折れてるんだよな?」
「折れてる」
「肋骨?」
「肋骨」
「どこの?」
「ここの」
「肋骨が」
「折れてるの」
「……肋骨折れてる時って外出していいの?」
「肋骨が折れてる人と肋骨が折れてない人の違いなんか肋骨が折れてるかどうかでしかないんだから、外出ぐらいしていいよ」
「肋骨折れてる人って原チャ乗って遊びに来ていいの?」
「肋骨が折れてても運転はできるからね」
「肋骨ってどうやったら折れるの?」
「瀧川の肋骨も折ってあげようか」
「ご遠慮だわー」
「まあまあ」
「いやいや」
「いいからいいから」

「航介、あそこの会話怖い」
「……朔太郎また骨やったの」
「そのことについてはあるあるだからもうどうでもいいんだよ」
「どうでもよかないだろ……」



◯ふしみ・ありま
「あ。伏見だ」
「……なにその言い方」
「はー、この辺いい匂いする……」
「弁当の弁当があるからじゃない、ここに」
「……腹減った……」
「卑しい豚が優しい友人の弁当をコソ泥しようとしている」
「なんでお前ってそういう嫌な言い方しかできないの?」
「じゃあもっと言う?この人は、自分がくれと言ったら渋々ながらにくれるだろうという姑息な打算の元に優しさに甘え、ただでさえ食事の優先順位が低い傾向にある友人から貴重な栄養源を奪おうとしている、顔だけ馬鹿です」
「すごい難しいけど嫌なこと言われてるのだけは分かるわー」
「ていうか、俺が預かってるんだから、あげない。守り抜く」
「なんで?」
「弁当はお茶買いに行った、じゃんけんで俺に負けて、俺の分も」
「お前の飯は?」
「ここにあるけど?」
「あ!それCMでやってた!プリンのサンドイッチ!」
「それは弁当と半分こするデザート、おい、触るな」
「うまいの?」
「まだ食べてない」
「伏見の飯は?」
「なんで青馬鹿に俺の飯見せなくちゃなんないの」
「ケチ!」
「どっか別のところでご飯食べて。弁当と俺はここで食べるから、早く消えて」
「一緒に食べてもいいじゃん」
「お前の顔は飯が不味くなる」
「クソ失礼……」
「早くどっか行って。不愉快」
「いーよ!別に!俺学食でカレー食べる約束してるから!」
「微塵粉ほども羨ましくない」



◯ただよしくん・たきがわ
「こないだ、航介と朔太郎と飲んだ時にね」
「なんで俺が招かれてない飲み会の話を俺にするの?」
「うるさい、黙って聞いて」
「はい」
「精神崩壊ゲームやったの」
「なにそのえげつない名前のゲーム……」
「命名は朔太郎だからあいつに言って」
「はあ……なにするゲームなんだよ」
「俺がゲームマスター、兼審判」
「はあ」
「朔太郎と航介が、聞き役と鳴き役のどっちかね」
「は?」
「ゲームマスターの俺は、指示を朔太郎にだけ見せる。だから航介はこう座ってて、朔太郎がこっち向いてて、俺はここにいる」
「お、おう、すげえ動き出した」
「にこにこマークの時は、可愛い声で可愛く鳴く」
「は?」
「かっこいいマークの時は、かっこいい声でかっこいいことを言う」
「……ルール聞いてるこっちが精神崩壊するゲーム?それ」
「ううん」
「わけわかんねえな……」
「鳴き役の人が詰まったり、聞き役の人が笑ったりしたら、負け。俺はその審判」
「あっ、勝ち負けあるんだ……」
「それで、朔太郎が鳴き役だったんだけど」
「はあ」
「可愛い鳴き声って、こう、にゃーん、わんわん、みたいなの想像するじゃん」
「小動物的なやつな」
「あいつなんて言ったと思う?聞く?」
「録音してあんの?気持ち悪」
「ほら」
『くぴぽ!』
「……なに?今の」
「もう一個あるよ」
『ぷややー!』
「なに?」
「可愛いでしょ」
「なにが?」
「しかも朔太郎これ全く詰まらずに言うの。真顔で」
「怖」
「かっこいい声の時はこっち」
『イングリッシュマフィン』
「……いつもより声はかっこいい」
「でしょ」
『シュトーレン』
「決め顔が想像できる」
『ブリオッシュアテット』
「でもこの人言ってるの全部パンの名前だからね」
「失望したわ!」
「ずっと真顔だった」
「朔太郎の勝ちじゃん」
「でも聞いてる航介も真顔だし無言だった」
「……なにその環境。地獄?」
「俺はもう二度とこのゲームにあの二人を誘わないと決めたね」



◯おべんと・ふしみ
「おはよー」
「……おはよ」
「弁当って雨だと機嫌悪いよね」
「……そう?」
「無自覚」
「機嫌悪いわけじゃないけど……」
「髪の毛が湿気でふわふわするから?」
「それは別に、もう諦めてる」
「あ、じゃあ濡れるの嫌なんだ。雨男のくせに生意気だ」
「……雨が嫌いなわけじゃないよ」
「そう?」
「土砂降りは割と好きだし」
「その好み、闇しか感じないんだけど。返り血を洗い流せるから、とか言いそう」
「伏見の中の俺、なんで血に塗れてんの?」
「なんで機嫌悪いの?」
「……雨が嫌いなんじゃなくて、雨続きなのが嫌なだけ」
「なんで?」
「すごいくだらない理由だよ」
「なに?気になる」
「服が生乾きくさくなるから」
「雨だと服って生乾きくさくなるの?」
「ならないの?」
「わかんない。うち洗濯物干さないから」
「……乾燥機か……」
「あれすればいいじゃん。しゅっしゅ」
「洗い上がりの洗濯物にファブリーズってどうなの?」
「くさいよりいいじゃん」
「別にそんな異臭がするわけじゃない」
「弁当無臭だもんね」
「嗅がないで」
「俺そんな鼻良くないから……小野寺呼ぶ?」
「やめて」



○はかせ・アンちゃん・たんていさん
「はかせ〜はかせは〜かせ〜」
「……完全におもちゃにされてる……」
「あ?」
「なんでもないです」
「従うしかねえだろ。この女、逆らうと羽交い締めにしやがるんだから。痛えんだよ」
「痛覚あるんだ?」
「イデアがつけた。なにが悲しくて機械化してまで肋骨粉砕する痛みを味わわなくちゃなんねえんだよ」
「可哀想」
「はかせえ、おひざ乗ってえ」
「ああ」
「……博士、ずっと気になってたこと聞いていい?」
「あん?」
「博士の身体って女の子なの?男の子なの?」
「メスガキだ」
「やだー!博士言い方!かわゆい女の子でしょお!」
「せめて男が良かったんだがな」
「女の子なんだ。やっぱギャップあるね」
「最初に使ってた機体は無性だった。設定する意味がなかったからな」
「はかせ感度いいよお」
「は!?ぁぎゃっ」
「今からお前の耳を千切る」
「痛い!アンちゃんちょっと!助けてよ!君が蒔いた種だろ!?」
「あーん、ごめえん」



○ありま・おべんと
「こないだ小野寺と、他の奴も何人かいたんだけど、スポッチャ行って」
「はあ」
「俺、別に運動神経悪くはないつもりだったんだけど」
「……悪くはないでしょ」
「そう。悪くはない。悪くないよな?」
「うん」
「走るのとか早いよな?」
「……人よりは」
「でも小野寺に全敗したんだ」
「はあ」
「分かるか!?分かるだろ!自信無くなっちゃったよ!俺ちょっとやったことある感じで友達連れてって小野寺が全部かっさらったらそうなるじゃん!分かれよ弁当!」
「痛い」
「途中からムキになってさあ!俺!小野寺と同じチームにならないように全部やってんのにさあ!全部ボロクソに負けてさあ!」
「揺さぶらないで」
「一緒にやってた奴等が弱いとか言うわけじゃなくてさあ!小野寺が出来すぎんだよ!あいつヘラヘラしながらちょっとやったらみんな出来るようになる!」
「うるさい」
「……あいつなんなの?俺それから小野寺見るとちょっとむかついちゃうんだけど」
「心狭いんじゃない?」
「なんで味方してくんねえの?」
「小野寺の方がすごいってだけじゃん」
「弁当は運動ができないから」
「は?」
「……運動は出来るけど体力がない、から?」
「……………」
「無言で睨むなや……」



○さくちゃん・ただよしくん
「朔太郎のそれなに?」
「ハンバーガー」
「なにバーガー?」
「てりやき」
「へー」
「……都築は、バーガー屋に来てるのにいつもホットドッグ頼むよね……」
「好きだから」
「そういえばこの前当也がお腹空いたって言ってここ来たんだけど」
「珍しい」
「シェイクが固くて苦戦してた。その顔がおもしろかった」
「なんでそういう情報を写真も無しに俺に流すの?見たくなっちゃうじゃん」
「だから今日は俺もシェイクを頼んでみた」
「固い?」
「今から一口目行くとこ」
「動画撮っていい?」
「恥ずかしいからダメ。いただきます」
「……………」
「……………」
「……………」
「……ぶはあ!いや無理!固!スプーンください!」
「そんなに?」
「マジでめっちゃ固い。これはもうアイス」
「ちょっとちょうだい」
「うん」
「そんな固いことある?ん、んー?普通に飲めるじゃん」
「えっ!?」
「えっ」
「なんで!?」
「なんでって……飲めたよ、普通に……」
「都築の平熱42度ぐらいあるの……?」
「死ぬじゃん?」
「あ!わかった!お前混ぜたな!俺から受け取ってすぐ!」
「混ぜたよ」
「そういうことするからー!」
「えっ、混ぜ……混ぜるでしょ!?シェイクだよ!?」
「混ぜちゃったら後々どろどろになっちゃうでしょうがー!」
「でも最初固いんだよね!?だったら混ぜればいいじゃん!」
「でも混ぜたら溶けが早くなってシェイクを美味しく味わえる時間が短くなってしまうでしょうが……」
「ええ……なにその理論……」
「俺と当也が中学生の頃に発見したシェイクを長い時間美味しく飲むための工夫が……」
「……なんかごめん……」



○ベースくん・ボーカルくん
「べーやんおまたせー」
「……うん」
「暗!いつにも増して暗っ!顔色悪!」
「ぁ、や、大丈夫だから……」
「なしたー?あ、ポッキーあるよ、食べる?」
「いい……」
「ほい」
「……ありがとう」
「なした?」
「……ボーカルくんが来るまで、仕事、今日は早く終わったから、さっきまでちょっと飲みに行ってて」
「ほう。誰かさんと?」
「いや、一人……」
「ひ、ひとり……」
「それはいつもだからいいんだけど」
「いつもなんだ……」
「……一人で、ちょっと飯食って酒飲んで出るつもりだったら、店ん中暗くなって。停電かと思って一人で焦ったら、なんか、奥のテーブルで、プロポーズしてたらしくて……」
「ほー!おめでたー!」
「居た堪れなくて気持ち悪くなって店出てきちゃって……」
「ハッピーじゃいやなんで?」
「えっ……」
「えっていうかなんで?全然分かんないんだけどなんでべーやんが居た堪れなくなる?知り合い?」
「し、知らん人」
「余計になんで?」
「……ボーカルくん真顔とかできんだ……」
「真顔にもなるしょ。べーやん他人の幸せイヤイヤなタイプ?俺気持ち分かんない」
「違、そうじゃなくて、俺みたいなのがここにいるの、邪魔だろうなって、なんかすげー幸せそうだし、俺なんかがこの店に入ったの間違いだったなって思ったら、気持ち悪くなっちゃって、それでちょっと、顔色悪いのとか多分そのせい……」
「……べーやん」
「な、なに」
「奢ったげる……今日はもう全部忘れるまで飲も……?朝まで付き合ったげるから……」
「は、えっ、な、なんで。ライブの打ち合わせは」
「今日どらちゃんいないから俺なんも分かんないもん……ね、飲みなよ……べーやんに全部忘れてほしい気持ちだよ、俺は……」
「ボーカルくん……嬉しいけど、手持ちいくらあるの……?」
「二千円……」
「……………」
「……あっ、いや、大丈夫だよ!?カードあるし!ねっ!ほら!大丈夫!だからそんな顔しないで!ねっ!」



○カジくん・ミスミくん
「あ。ミスミくん」
「はい」
「伏見くんがこないだ女子にコスプレさせられてたんだけど写真見る?」
「ふしっ、こっ、じょっ、みっ、畏れ多いことを!」
「前半バグっててなに言いたいか分かんねえ」
「み、見たいよ!でも、いやでも女子って、あれでしょ、どうせちょっとドンキで買った帽子かぶっただけで魔女コスプレかっこわらいみたいなそういう……そういう人種でしょう……?そ、そうゆうのは、コスプレじゃないんだ、もっとこう、いやそんなの俺の個人的な意見でしかないのだけれども……」
「んや、多分そういうんじゃない、えーと、どこだったかな。ガチのやつぽかったよ、俺アニメとかマンガとか知らないから似てるのかは分かんないけど。あった。はい」
「……………」
「……なんで顔ぎゅっとしてんの」
「……ほああ……あああ……と……尊っ……」
「……なんか気持ち悪いからスマホ返せ」
「あと五秒……あと五秒だけ……」
「返せっつってんだろ!」
「五秒って言ってるでしょうが!」
「えっ……ミスミくんそんなでかい声出るんだ……?」
「……………」
「……無言……」
「……………」
「近い近い近い!返せよ!」
「あっ」
「怖えんだよオタク野郎!」
「お、おも、思ったよりも再現率が高くて、えへ、す、すごかった、へへ」
「……きっもい……ミスミくんの喋り方今だけはほんと気持ち悪い……」
「へ」




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