いおちあき。
有馬はるかを好きになり、一度は彼女になった女子。ルートによって、付き合い続けて結婚まで行ったり、子供が生まれたり、電車に轢かれたり、有馬をフってたりする。根本的には全部有馬と弁当の話のはずなんだけど、この人がいなくては困る。とても。
基本のんびりしている。割とがんばりやさん。料理は弁当にレシピその他を教えてもらって勉強した。有馬と別れた時に前髪を切ったらざっくざくに短くなってしまったのは、流石にちょっと恥ずかしかった。
有馬が追いかけているのは自分ではない、ということを理解しながら、それでも彼にそのことを気づかせずにお付き合いを続けることは、恐らく不可能ではなかった。けど、それをしなかったし、そういうことができるほどしたたかではない。ただ、自分が好きな相手が別の人と結ばれるために、自分の恋心を終わらせられる強さはあった。