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ファミリープロフィール



・江野浦美和子
こうのうらみわこ。こーちゃん母。みーちゃんって呼ぶと怒る。基本的に全てにおいてドスが効いてる。でも優しいし、やっちゃんより怒らないんだけど、やっぱり見た目は怖い。
和成さんのことが好きだった、けど好きだって言うほど勇気はなくて、響也さんとやっちゃんのことに託けて二人で応援したりなんだりしてる内に情を沸かせられないかなー、とかって策略を巡らせていた。実はしたたか。蓋を開けたら、和成さんは高校卒業後からお付き合いしてるもんだと思い込んでて、みーちゃんは脈無しだと思ってた、っていう訳の分からない行き違いが起きていたけれど。仕事に一生懸命で生活力がなくて真面目で素直で馬鹿正直な旦那のことは、自分以外に面倒見させるわけにいかないよなあ、と思ってる。天然で人誑しなところだけは苛々してる。息子がそこを受け継がないでほしいと思ってる、けど残念ながらしっかり遺伝した。
息子とほぼ同じ顔してる。ちなみに旦那も似てる。似た者一家でお魚屋さんを営んでいる。得意技はローキック。息子も旦那も、仕事中だけは蹴られないように頑張っている。みーちゃんの担当は基本的には事務作業で、仲卸のおじちゃんとかとも仲良し。朝早く江野浦さんちの店に行くと、みーちゃんのおにぎりとお味噌汁が食べられるとか。料理は得意だしね。
出産後、早い内に職場復帰してばりばり働いてたので、かなり長期間、夜ご飯くらいまでこーちゃんを弁財天家に預けていた。こーちゃんがしっかりしてきてからは、弁当宅で寝泊まりするからって勝手に約束してきたこーちゃんがパジャマ持って出てったり、かと思えば次の日はさくちゃんと弁当が江野浦家で一緒に飯を食ってたり、ごちゃごちゃ。結局息子が三人いるようなもんになっている。どこに誰がいるかの判断は母同士で連絡を取っているらしい。「さくちゃんがやっちゃんのところにいます」「こーちゃんは友梨音と遊んでくれています」「とーちゃんがうちで手羽先食ってます」みたいな感じ。息子たちは自分の家に大人しく帰れよ。

・江野浦和成
こうのうらかずなり。こーちゃん父。さくちゃんからは「かずなり!」「おい、かずなり!」って呼ばれてる。舐め腐られてる。
社交的で、人に好かれる性格。ちょっと抜けてるところがまた可愛い的な。学生時代はモテモテだった。やっちゃん以前に彼女がいたことがない響也さんに「女の子に告白されたことくらい、あるでしょう……!?」って驚愕して、普通に殴り飛ばされた過去を持つ。あの感情がフラットな響也さんに、殴られた。すごいことだぞ。
生活能力がない。レンジでチンするぞ!からの庫内爆破、中身がレンジ内に飛び散り掃除の仕方はわからない、までがワンセット。高校を卒業した時点で、家の方針で実家を追い出されたけれど、一人暮らししてるうちに死にかけた。みーちゃんがいなかったら死んでた。ちょっとばかしアホの子。お付き合いしてるもんだと勘違いを続けて数年過ごした実績もあるわけだしね。
みーちゃんにべた惚れなので、全くうだつが上がらない。あのゴリラママに蹴られても叱られても唸り飛ばされて跳ね除けられても、ごめんね、みわこちゃん、って笑ってる。その姿を見ているので、さくちゃんは和成さんをアスレチックの一種のように登るし、こーちゃんは時々残念なものを見る目を向けてるし、弁当は無言で見つめてくるので和成さんが居たたまれなくなる。頼れるお父さんではあるはずなのにな…
こーちゃんと千代田さんにお仕事を教える、謂わば師匠的な役割。妻には逆らえないし、周りの人からも「おいおい和成〜」みたいな扱いを受けてるけど、二人がちゃんと尊敬して付いていくのは、和成さんがしっかりお仕事してるから。怒って、褒めて、きちんと若い芽を育てている。だから自信持って!みーちゃんに蹴り飛ばされてもへらへらしてないで!その姿を見てこーちゃんはいつもちょっと残念そうな顔をしてるよ!気づいて和成さん!

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