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ファミリープロフィール




・弁財天八千代
べんざいてんやちよ。旧姓はなんていうんですかね。やっちゃん。弁当母。息子はあんな非力なのに、りんごは砕くしスプーンは曲げる。身内に甘々、いつまでも少女みたいな母。
響也さんにはド直球で一目惚れ。響也さんがなにをしても、なんてかっこいいの!素敵!しか言わない。息子がある程度大きくなってもそのスタンスは全く変わらないようなので、旦那も息子ももう慣れた。ちなみに息子に対しても、とーちゃん♡とーちゃん♡が止まらない。溺愛べったりなのによく上京を許したなあ。
苦手な料理は克服した。可愛いものが好きで憧れているけれど、可愛いものを持っていると大概力加減ができずに壊す。編み物が好きでよく手を出すけれど、すぐ毛糸を絡ませてにっちもさっちもいかなくなる。刺繍とかも好きだけど編み物と同じく、向いてない。頭が悪いので、お勉強は出来ない。和成さんと同じ工業高校出身。男の子の中で女の子扱いされずに育った。自転車のタイヤから煙が出るまでかっ飛ばし、ふわふわくるくるの髪の毛をこんがらがせながら、制服の下にだっさいジャージを履き込んでいたが、響也さんと付き合うようになって、いきなり全部やめた。頭で考えるより先に取り敢えずやってみて、上手くいかなくても力付くでなんとかする。
穏やかな口調の皮を被って、毎日ハッピー!って顔をしているだけで、お母さん三人組の中で一番怒らせちゃいけない人。根っこが当たり屋みたいなもんだからね。弁当は息子だから承知の上で上手くやってるけど、こーちゃんとさくちゃんは痛い目を見ている。具体的には、やちよってば怒んないよなー!ってからかいまくって、なんやかんやあった末ブチ切れさせ、中学生にもなってガチ泣きさせられている。その時の話は二人とも口にも出したくない模様。やちよはやばい、あれには手を出すな、とこーちゃんとさくちゃんが口を揃える理由はそれ。
響也さんのことが大好きなので、響也さんのためになることをしたい。同じく、とーちゃんのことも世界で一番大事なので、ずっと笑顔でいてもらいたい。結婚してから専業主婦として家を守っているけれど、そのおかげでみーちゃんとさちえちゃんが息子をうちに預けて安心して働けるんだから、やっちゃんやるじゃない〜?って自分で思ってる。楽観的なところを息子にもう少し遺伝させてやれば良かったのになあ!

・弁財天響也
べんざいてんきょうや。弁当父。やっちゃんからは響也さん♡、和成さんからは先輩、みーちゃんからはヘタレとか根暗とか散々な扱いをされている。そうなのか…って本人も思ってる。
無口で小声。人と関わるのがあんまり得意ではない。顔立ちは整ってる方だけど、霞のような存在感なので、目を引かない。やっちゃんと違い、髪の毛はストレート。視線があんまり合わない。目が悪い。読書家で映画好き。頭の出来はとてもよろしい。テンションが上がることが響也さんにはあるのだろうか。自分には無いものをたくさん持っているやっちゃんのことはとても大切にしていて、尊敬もしている。
小説と映画と図鑑と辞書まみれの書斎で、インクとコーヒーの匂いに囲まれて、黙々とお仕事をしている。翻訳家で、基本在宅。ただし、締め切りに追われてハードワークらしい。忙しさから鑑みるに、かなり引っ張りだこにされてるっぽい。やっちゃんは響也さんが関わった作品を1つ残さず全部追いかけるけど、悲しいことに頭が悪いので理解は追いついていない。弁当はちっちゃいころ書斎を遊び場にしてた。中高時代で、書斎に一番出入りしてたのはさくちゃん。こーちゃんはお仕事の場所だからって行かないようにしてる。
お付き合い時代は、みーちゃんと和成さんの力を多大に借りていた。なんせ響也さんには、女子の気持ちが分からなさすぎるので。結果的にやっちゃんは大喜びしてみーちゃんに響也さんを自慢するのだけれど、みーちゃんは内心で常に(それはあたしの発案だ、馬鹿め)と思ってるし、響也さんにも自分の力ではないことを言う勇気はないので、闇に葬り去られている。和成さんはアホなのでよく分かってない。
弁当のパパだけど、さくちゃんのパパでもあるし、こーちゃんのパパでもあるし、みんなの先生って感じの立ち位置。困った時の響也さん。自分でやりなさい…ってぼそぼそ言いながら教えてくれる。やったぜ。



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