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サブキャラプロフィール



・六島真尋
ろくしままひろ。早口言葉みたいな名前。
伏見と小野寺の弓道部時代の同級生。チャラチャラしている。頭の色がまだら。派手。勉強が嫌い、というか一人で集中することが苦手。一応、 弓引いてる間は静かに黙って集中できるけど、一本打つたびに隙あらばぺらぺら話しかけてくる。女の子にすぐちょっかいをかけたがる。彼女はできない。何故なら本気で好きなのはアイドルだからね!
ガチのドルオタ。ふわっとしか知識のない小野寺ですら「そういう人なんだな」と思う。遠征もがんがん行く。割といつも一緒にいる西前はマジでちょっと引いてる。専門用語で話しかけないでくれます……?
当たりの振れ幅が広すぎる弓道部員。今日は駄目な日だわ!って日は一本も掠りもしないし、今日行ける気がするわ!って日は八射会中くらい当たり前にやってのける。その差を自分でコントロール出来ないのが難あり。
美容師の息子。でも継ぐ気は一切ない。手先が器用。西前が前髪を切ったきっかけ。兼、美容師を志すようになったきっかけ。小野寺と西前と六島で馬鹿三人組だったけれど、その後もそれぞれ進学先で頭悪い子扱いされているので、馬鹿って治らないんだなあ、と本人も思っている。

・西前文彦
にしまえあやひこ。おばあちゃんっ子。あやちゃん。
先輩とか後輩とか先生とか同級生とか猫とか犬とか、全部同じ立場に見えてる。だから上から目線で話してるように見えるけど、ただ全員フラットなだけ。年上には敬語を使うことは、一応できる。でも尊敬とか、持ち上げるとか、そういうことは出来ない。何故そんなことを…って本気で思う。そういうところはいいなあ、って六島に思われている。
部員の中では、影の仕事人的な扱いだった。団体戦向き。三本当たりは当然として、基盤を支えてくれる。家族以外の他者が全員同じ立場に見えてるのが、功を奏している。良くも悪くも周りに引っ張られやすいので、他二人の当たりが悪いと率が落ちがち。
前髪長すぎるボーイだった。おばあちゃんのいろいろを経て、六島に発破をかけられ、自分で前髪を眉上でばっさり切り落とした。六島に勧められるままにド派手なピン留めを使っていたけれど、しばらくして我に返って普通のピン留めになった。そんなこんなで、美容師さんになるために勉強中。六島が自分の姿を見て介護士を目指していることについては、お前こそ美容師になれよ…って内心で不思議に思っている。

・桐沢旭
きりさわあさひ。オラオラ系でガラがとても悪いが、これでも人にものを教えることが好き。屈服させるのが好きの間違いでは…って周りからは思われてるけど、結局教師になった。
すぐ「あ″?」って言う。常に怒っているように見えるが、特に怒っていない。後輩指導も大好きだったが、怖がられまくって全然なつかれなかった。かわいそう。弓道部馬鹿三人には、序盤世話を焼いていたが、すぐ諦めた。お手上げ扱い。
弓道部では、中の上くらいの成績だった。常に適度な緊張感を持っているので、大舞台でも緊張しすぎないタイプ。どこにいても全く緊張しない小野寺とは真逆。
弁当とバイト先が一緒。塾の先生をする傍ら、大学では教員免許取得のため勉強していた。ガラが悪いことについては、弁当は特に気にしていなかった模様。ゴリラ科のヤンキーで慣れていたのかもしれない。

・崎原芳乃
さきはらよしの。弓道部部長。お人好しで優しくて自己評価が低い。周囲からは絶大な信頼をおかれ、頼られるに値する人間なんだけど、自分なんかが…と思いがち。
自分の弱点を的確に把握し、克服しようと努力することができる。自己評価が低いことがプラスに働いている。しかも、どれだけやってもまだ足りないと心の底から思うので、伸び代が莫大。伏見曰く「崎原にはいずれ抜かれるし、そしたら勝てない」。
周りの人は自分よりも出来る人間ばかりだと信じている。大会直前には部長からの言葉が必ずあるのだけれど、みんなで頑張ろう、というよりも、みんなはすごいからきっと大丈夫、と無条件に肯定してくれる。安心をばら撒く要因。本人も努力家なので、当たりも掠りも、って感じだった入部当初からは考えられないくらい伸びた。ただ、緊張には弱い。それすら克服したら、多分もう敵無しになれる。伏見を育ててた晴臣さんが本気で崎原にコーチつけてたら、多分弓道部の話は崎原が主人公の話になってたんだろうなあ。

・渚晴臣
なぎさはるおみ。ちぃくん兄。伏見が弓を始めたきっかけ。天賦の才能、略して天才。
中高と個人タイトルを総なめにしている。どこの弓道場行っても晴臣さんの名前がある状態。本人はちょっと照れてる。高校卒業後、自分が弓を引き続けるのはもちろんとして、後に引き継ぐ方法を学びたい、といろんなところでコーチのボランティアをしている。特に目をかけていたのが、中学時代に晴臣さんにとびきり懐いていた伏見。大きい大会に立ってる伏見を見る度に、親指の付け根千切れるまで練習してた頃を思い出して、うんうん、と思う。できなかった頃の伏見を知ってる唯一の人。そのせいで小野寺からはもやもやされているんだけど。
性格としては、天然。鈍い。ちぃくんが自分に憧れて弓道を始めたのを素直に喜び、追いつけないと分かってあっさり捨てた時には普通に首を傾げた。もっとがんばれば出来るようになるよ、と心から思った。晴臣さんや伏見じゃないから、ちぃくんには出来ないんですよ。そこには最後まで気づけなかった。自分程度が出来ることは大したことないことだから他人にも出来ると思ってるタイプ。

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