・砧真守
きぬたまもり。いえーい！みんな大好きまもりくんですよー！ひゅーひゅー！ぴーすぴーす！
純粋無垢、末っ子ポジ、素直で真っ直ぐ、良くも悪くも子どもっぽい。先輩の名前を覚えない失礼な後輩キャラ、としてこーちゃんをいじる為だけに生まれたはずが、どんどん勝手にキャラ立ちして今に至る。こちら側の手を離れて自由に突き進む、さくちゃんタイプ。確かにさくちゃんの後継者みたいな節ある。でもまあ、全てにおいて、悪気はない。ちゃんとごめんなさいも言える。悪巧みはしないしタチの悪い悪戯もしないし、さくちゃんに懐いてきゃっきゃしてる割には良い子ちゃんである。元々は弁当の部活の後輩だった。そしてこーちゃんのことが好き。後輩的な意味で。同学年では一風変わった子として見られてるだろうから、先輩たちに可愛がってもらえて良かったんじゃないですかね。
こーちゃんの発言に運命を握られている節がある。「生徒会長にでもなったら褒めてやるよ」で生徒会長になったし「アナウンサーにでもニュースキャスターにでも、なんにでもなれよ、応援してるよ」で局アナになった。さくちゃんがいつだか言ってたけど、こーちゃんがまもりくんに、夢は武道館だ！アイドルになろう！って言ったら、多分そうなる。余裕でそうなれるだけのポテンシャルは持ってる。なんにでもなれるしなんでもできる、が一番似合う。
お絵描きが好き。お勉強も嫌いじゃない。同年代に比べるとちょっと鈍臭いけど、体を動かすのも好き。お手伝いも好き。かなり食べる先輩方がいるから霞みがちだけど、それなりによく食べる。まもりくん曰く、ハンバーグは神様の食べ物です！
人の名前を正確に覚えられない。一応、覚える気はある。弁当のことは「とーや先輩」、さくちゃんのことは「さくちゃん先輩」、たまちゃんのことは「たまちゃん先輩」。まともなのはこの辺だけで、こーちゃんのことをまともに呼んだ試しなんてないし、ただよしくんと瀧川は舌が回らなくて「ちゅじゅき先輩」「たきがあ先輩」になる。めだかちゃんのことも「もずくちゃん」とか呼んだりしてる。怒られてもおかしくないんだけど、みんな見逃してくれてる。まもりくんの人徳というよりはみんなが優しいだけ。まもりくんからしたら人類みんな同じに見えてる説が濃厚。

・目高智咲
めだかちさ。さくちゃんに一目惚れしたクールな後輩。好きですけど？いやだから、そんなに疑わなくてもちゃんと好きですけど？こんなに好きだって言ってるじゃないですか！うるさいですね！(怒りのビンタ)って感じ。多分最終的に、特に付き合いたくはなかった。加えて、卒業式でさくちゃんのことをひっぱたいた。でも好き。本気で好き。
あんまり笑わない。赤面しがち。大人しく見えて意外とすぐ手が出る。友達は狭く深く派。まもりくんのことが苦手。でもまもりくんからは懐かれている。真面目でしっかり者で規律重視で、さぼるのと手を抜くのが嫌い。運動も決して得意じゃないけど、部活のために毎朝ジョギングするような、努力家タイプ。
美化委員会所属。バトミントン部所属。委員会活動がそんなに活発じゃなかったから両立できていたのに、まもりくんが生徒会長になると同時に、ストッパーとしての生徒会書記、前部長から託されたバトミントン部の部長、大好きな辻先輩の残した花壇の維持の為に美化委員会に継続参加、と大忙しになってしまった。本人としては、ぶつくさ言いながらも、やり甲斐があって楽しい。ただ脳味噌がカッ飛んでる生徒会長に関してはマジで一回ラケットで殴ろうと思っている。実は裏設定としてはめだかちゃんにはラクロスをやってほしかったので、何処かにその名残があるかもしれない。あの辺りで突然ラクロス部は無いだろうと我に返って、無くなった設定。
さくちゃんのおかげで、花には詳しくなった。育て方や名前は教えてもらったものだけど、花言葉の類は趣味なので、自分で調べている。めだかちゃんが花言葉に詳しいので、さくちゃんが逆輸入した形。そういう持ちつ持たれつな目で見たらお似合いカップルだと思うんだけど…
くるくるふわふわボブ。かわいい。彼女が私服でお出かけするシーンをいつか書きたいのだけれど、登場人物の誰とも私服でお出かけしなさそうというか、さくちゃんと私服でお出かけしたらそれはもうデート的な何かだし、まもりくんと私服でお出かけするほど仲良くはない。イメージは森ガールです。