爾落転換



あとがき。

お久しぶりです。プライベートでハマってしまい、五年ぶりの新作。しかも書きかけの四章を放置しての更新。色々と申し訳ないです。そもそも何故時間軸通りに更新しないのか?
それは後術でも理由は出てきますが、構想を忘れてしまったのと、ネタ帳の紛失と元々の構想不足が招いたことです。大まかな感じは覚えている気がするのですが、どうしても細かい展開が思い出せない。年表を守りつつ一から警視庁時代をやり直して書くのか、悩みどころです。



では、あとがきを。
再開が何故日本丸からなのかというと、うちの凌、一樹、八重樫が他キャラと仲良くやれてるのか心配になったのが発端です。冒頭で日常描写が多いのはそのためです。
能力シャッフルのアイデアはハマる前から考えてはいたのですが、何を原因にシャッフルさせればいいか考えつかず放置していたところオーブのギャラクトロンを見て、これでいいか、と。
チェリィとブルトンが人物紹介にない理由はサプライズということで。ゾグビーストを紹介してないのはミスリードを誘ったつもりです(汗)


そして「G」クロを再開するにあたって何が困ったって、凌のキャラを忘れてたことです。いや、ネタ的な扱いのことは覚えていたんだけれども。なんか空気読めないところとか。主役なのに色々と練りこみが甘かったのかな。誕生に思い入れの強い八重樫や、テキトーな一樹のほうがサクサクと書けました。
仮にもAWACS編「G」クロの主人公なのに。
これを打破すべく主人公ぽいイベントを用意するにあたって、先輩(ガラテア八重樫)からのアドバイスを受けるということにしました。そして立ちはだかるハードル、瀬上。しかしここまで伏線張っといて瀬上との決着は別の機会にさせようと思いました。ここまでやっちゃうと今章は詰め込みすぎになるかなと。それに今回は全体的に明るい作風でいきたかったのでシリアスな感じを極力切り離したかったんですよね。それに本文読んでもらえればお察しかと思いますが舌戦とか苦手で。気の利いた台詞が思い浮かばないというか。クルーゼみたいに言わせたい。叫ばせたい。


凌についてはアレですよ。何年経ってもルーキー扱いで紹介されるウルトラマンメビウスみたいな。今まで自分の中でそんな扱いだったのでちょっとは成長させたいつもりです。さすがに本編で2000歳なら成長しててもらわないと(^_^;)
それにしてもシリアスパートの凌のキャラ、どうしよう…


今回、登場人物のほとんどが借り物という事態になりました。でも今後は新キャラの爾落人を増やしていきたい所存。でもそしたら警視庁時代の話には出せないだろうから悩みどころ。だから先出しで六章を利用したのもあるんですよね。
借り物の世莉と菜奈美は便利ですね。便利すぎてブルードに圧勝してしまうので苦戦する状況作りに苦労しました。実は今回、日本丸の皆のコンディションが良ければブルードやグローラーの舌、ギャラクトロンなんて圧勝のはずなんですよ。これの煽りで世莉と菜奈美の活躍が少ないのは申し訳ない。あと一樹も言ってるけど解説役じゃないクーガーの台詞が少ない。
言動やらおかしいところがあれば、各キャラ元のお三方は言ってもらえれば修正するなりしますんで(^_^;)


昏睡なんですけど、調べてみましたが治療なんてよく分かりません。「遠い遠い未来の話し」(ナレーター浦野光)なので色々あるんじゃないでしょうか。





以下は登場怪獣を。

バグバズン。前々からスペースビーストを出したかったのと、やりたい展開から逆算した結果の人選でした。ブルードは本家でもビースト振動波を誤魔化して自分の存在を隠蔽する知能犯でした。ホントはそんなに強くないんですけどね。電撃に耐性あるのはホントですけど。近年Xで再登場したのはぶったまげました。大穴バンピーラ辺りかと思っていたので。エクシードエックスとネクサス相手じゃ役不足だからせめてグローラーも出してほしかったなぁ。

AWACS編においてペドレオン、ノスフェル、ゴルゴレム、クトゥーラ、バンピーラ辺りもいつか出してみたい。スペビじゃないけどサンダーキラー、グランドキングスペクター、エタルガー、グリーザ、ハイパーゼットンもいいなぁ。でもサンダーキラーは出すならレリック関係者か?キラー関係者ならレッドマンも…?もう欲を言い出せばキリがない。
ハイパーゼットンは出す予定です。


ギャラクトロン。このデザインは衝撃を受けました。ウルトラ怪獣もここまで来たのかと。映像での魅せ方も中々でした。
なんとこの章を更新している最中ジードでも前後篇で放送された上にBSジャパンのオーブベストセレクションでも放送されちゃいました。しかも同じ時期に。
これは運命的なものを感じ、全力で乗っかるために公式配信中に完成を間に合わせました。「運命を越えて行け」!

ただ人質やら食物連鎖云々は微妙な設定だったので本作においては視解での状況説明のみに留め、謎の存在のままにしました。と思ったらジードでも無人稼働してた。というか本家でも二体同時に出てきて驚いた。オリジナルの設定的にも使いやすいし、スーツも新造だからこれから常連になると同時に弱体化が心配。新しい玩具にボコられるには丁度いい中ボスな強さだから、インペライザーみたいにはならないでね。


バラックシップ。知ってる人はいるんだろうか?ウルトラでは珍しい戦艦対戦艦を繰り広げたやつ。80との戦闘も変則的でよかった。


アイアンロックス。エコな戦艦。だが戦艦大和には見えない。脚本の都合とはいえウルトラ警備隊の目を疑う。


ロボフォー。80のこの回は中々好き。ファンタス星人の声と特撮がね。エースフライヤーやらUNDAの地上戦力がツボ。どこの星にもああいうのはいるものですよ。


バドリュード。本家でも瞬殺。どマイナー。SEVEN Xは作風が好きです。低予算丸出しだけど。


クレージーゴン。おさむ少年に腹立つのと、この回のウルトラガードがカッコ良い。クレージーとクレバーのゴンの名前の由来を最近知りました。


ビルガモ。次郎くんロボットに乗る。勝負はまだ一回の表だ!


ガメロット。この回のおおとりさんが浮気に走ってるようにしか見えない不思議。あとダン隊長は裏切る流れだと思ったらそんなことはなかった。


レギオノイド。ウルトラロボット史上最も量産された機体になるのかな?ゼロ関連の時は頻繁に出てたけど、ギンガ以降は出て来ない。オリジナルが戦闘力弱いから再登場しづらいのかな。ダークロプスの方が再登場してて驚いた。


ユートム。オリジナルは等身大なのになんで巨大で出したのかと言うと、昔持ってた図鑑に載ってた写真が明らかに巨大な寸尺だったので(背景が森のやつ)今回画像検索してみたらまだ出てきてたので吹いた。初めてユートム回を見たら複数機の等身大しか出て来ずビックリしたものです。あと言いたいのは、ジードのユートムはどこにユートム要素があるのか?


メカギラス。何か物足りなさを感じるデザイン。山口さんをディスってる訳ではないんだけども。むしろ好きなんだけども。ウルトラの昭和メカ怪獣の中じゃ強いはずなんだけども。バム星人のマッドポリスメンな感じも好き。


キングジョーブラック。平成でのスーツは改造を重ね、ノーマルから始まりブラック、カスタム、ノーマルに先祖帰りする不思議。最近じゃセブン相手に劣り始めました。筆者は平成ビデオのⅡが好き。ツギハギ感やモールドが。


ブルトン。これは話の展開から逆算しての人選。ゾグビーストを呼び出す程のシリアス展開じゃないから仕方ない。レリックやらがいない今、グリーザ級の脅威が来ないとゾグの出番がないかしら。


小物としては、メーザーブレードは機龍の腕についてたアレから着想得ました。ソニックブレードは完全に派生です。八重樫は設定的には刀剣の扱いも人並み以上なのですが(弦義レベルには到底敵いませんが)、皆さん銃撃戦のイメージが強いらしくここは筆者として接近戦を用意した次第です。
追従式ドリルビームはティガ、地底貫通弾はガイアだったかな、モンスターキャッチャーもティガの小物。





あと次のページのおまけは、理由もなく能力シャッフルからハブられたムツキと、次回予告のために考えたものが肥大化したものなのでホントにおまけです。これも内容がアウトなら削除なり修正なりしますm(__)m


まとめると、リハビリがてら、ロボット祭りと能力シャッフルしたいがための物語でした。では。


2017.8.29
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