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蘭戸 弦義
(らんと つるぎ)

グレイス家に仕える使用人である、21歳の青年。
同時に「Grasp」隊員でもあり、「鳴神龍神流剣術」の使い手。
「あいにく～」が口癖で、「初志貫徹」を信条とするやや冷淡な堅物だが、内に秘めた正義感は人一倍強く、静かに燃えるタイプ。
何かの「G」を秘めているらしいが、愛刀の青龍偃月刀「羅無蛇(ラムダ)」の作用か未だに目覚めていない。
ジュリア・ベオとは立場を超えた絆を育んでいる。



ジュリア・R(ラント)・グレイス

グレイス家の跡取り候補である10歳の少女で、青龍の巫子。
年齢よりも幼げでかつ、天真爛漫な性格。
巫子でかつ当主の資格を持つ故に、「Grasp」の任務以外で一度も島の外を出た事は無いが、幼馴染み関係の弦義や使用人達、青龍・マンダとの交流によって歪みの無い少女に育った。
いつか島を出て、外の世界を自分自身で見るのが夢。



ベオ・R(ルプス)・グレイス

ジュリアの兄で、Grasp隊長を務める22歳の青年。
貴族たりうる気品と優雅さ、それに相反する獣のような荒々しさと危険さを持っており、冷静ながら気さくな性格。
彼もグレイス家の当主の資格を持っているが、ある理由でジュリアより順位は下。
弦義とは彼が竜宮島に来てからの友達であり、非常に依存気味。