予告編集







「・・・健。」




――あの時、オレは誓った。
この騒動を全て終わらせるまでは、絶対に帰らないと・・・





「・・・はい。」




――僕の証明したかった証明は、もはや完了しているのだと思う。
そう、桐城健と言う人間と出会った事によって。





「お父さんはいなくなったの。21世紀が来てから、ずっと。」




――・・・あたしもお母さんも、本当はこんなの望んで無かったのに。
いなくなる事なんてないじゃない、いなくなる事なんて・・・!





『あ、あっ、青木一馬は・・・!五条梓を・・・みっ、未来永劫幸せにすると!ちっ、ち・・・誓います!』




――ど、どうしよう・・・
こんな告白じゃ、あっちゃんに振り向いてなんて貰えないぞ・・・





「研護さんとの最初の出会いは、弥彦山にいたやんちゃな少年だったわね・・・」




――研護さん、貴方は今何処にいるの?
私の思いは、貴方に届いているの・・・?





「いや、ちょっと今回の事件の怪獣に面白い共通点があってさ。」




――ほんと、こんな神の思し召しみたいな偶然があるなんて、よ・・・





「ったく、昔の俺は一体何考えてんだよ・・・」




――・・・けどなんか、この気持ちはまだ残ってる気がする。
この気持ち、これって俺がみどりに・・・?





前編と中編を繋ぐ、「G」が去った後の物語。
それは様々な人に起こった、過去と今の話・・・





「・・・行きましょう。」




――私は確信した。
たとえ力と姿が変わっても、リトルはまだリトルだって。





『βは至急指示した地点へ向かい、計画を実行せよ。γは・・・分かっているな。』




――さらばだ。
私と言う存在と大罪を生み出した、人類の過ちの根源よ。





――待ってて・・・おじちゃん。
待ってて・・・タケル。





新世紀超怪獣大戦
~the next 「G」~




特別編・「G」の去った夜に




ゴジラ合作サイト「G-fans ~ABJDS~」にて公開予定!
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