予告編集


1996年、怪獣の王は長き戦いに幕を下ろし、その生涯を終えた。自らの力の暴走によって……
しかし、その血を受け継いだ者がいた。そして、新たな物語が……

「何言ってやがんだ。この俺が負ける訳ねぇって。」
「そうっすよね!」

新たなる物語は…………

「相変わらず厳しいなぁ。」
「当たり前だ。」

平和な日常の崩壊から始まる…………

「な、何……?」
「分かんねえ…………けど、でかいのが来たのは確かだぜ……」
「ヤングエリートと呼ばれていたのが懐かしい……」
「君はゴジラの存在について悩んでいる。」

…………俺にはやらなければならない使命があるじゃねぇか……!

「守るために戦う。」

忘れかけていた……

…………僕の正しさが証明される。

「決まってんだろ?ゴジラを止めに行くんだ。もしかしたらこっちに来るかもしれねぇからな。」
「ゴジラを止めるって、あんた・・・」
「兄貴は本気でみんなの事を守りたいって思ってるっす。どうか、分かってあげて下さいっす。」
「だから・・・だから俺に信じさせてくれよ!お前は、今のゴジラはみんなを救った英雄なんだってよ・・・!」

『ゴジラはすげえ!』

「つまり、あの怪獣達は我々が考えていたものとは全く別の理由で現れたという事だ。」
「彼は地震被災地で放射能汚染を疑った。これは事実です。」

ゴジラを取り巻く時の流れ……

「あの子は今もバース島であったリトルのままよ。姿や力、回りを取り巻く環境は変わっても、心は変わってない。純粋で、好奇心と正義感のあるリトルのまま。」
「怪しい人物が一人見つかった。八神宗次っていう元国立生物科学研究所の研究者だ。」
「健君。挨拶が遅くなったわね。三枝未希よ、はじめまして。」

人は何を目指して歴史を歩んで来た?

「歴史は無数の事象が紡ぐものだ。その事象は世界そのものをも含んでいる。これからする事は歴史に新たな事象を刻むだけだ。結果を変える事は歴史を変える事になり、大きな矛盾を生む。だが、過程や時間が変わろうと事象の結果が同じなら、歴史は変わらない。……少なくとも、その世界は問題なく時の歩みを続ける。」
 
『まだまだ補充訓練が必要みたいだね。』
『ゴジラ……お前が本当に健の思う存在なのか、見届けさせてもらうよ……』

今一度問いかける。ゴジラとは何か?

『今、私たちは地球に向かっています。』
「それくらい、大切な存在、としか言えないわね。」
「そういう男に俺はなれてるんだよな?」
「今だって……近づいているわ。そういう男に。」

思い出せ。今成すべき事を……

「我々の予測を超えた出来事に、我々は私によって、対処する。」
「早かったわね。Mー11。」
「Sure 問題ありまセン。」

「文字通り一心同体になってるの。」
『僕はお祖父さんに認められたかっただけかもしれない。』


「各員出撃準備!以上!」
「ああ。死ぬなんて馬鹿な真似はしない。」
「兄貴……」
「たけにぃ!ガンバレ!」
「ああ!!」

『そういう奴には、一発かましてやるんだ。』


「ジャーナリストとして取材場所の下見をしてたんだよ。こういうのは早い方がいいからな。」
「指示は伝えた。お前達は俺がいなければ動く事すら出来ないのか。」
「私には、それを強制する権利はありませんし。それに危険な道を避ける事だけが、正しい事では無いと思うんです。」

「とうとう人はやってはいけない領域にまで技術を進めた、って。」
「俺達はその計画をNEXT"G"計画と呼んでいる。」
「まぁね。あの時学会を追われたのは僕だったかもしれないし……さ。」

「今から私が話す事は只の仮説ですが、聞いてください。」
「ソウ!やはり現代技術でハ到底不可能ナ構造で知多半島!」
「行かせてあげてください。」

「………起こってしまったな。」
「えぇ。でも、これは人間同士じゃない………。」

新世紀超怪獣大戦
~the next 「G」~


公開連載中!
「私達と怪獣達の世界戦争!」
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