✳︎✳︎✳︎✳︎機関
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎局長殿
［NG2009］任務報告書
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎局
遠野 亜弥香

○任務概要
当該時間軸上に発生した事案の調査及び原因の特定を任とする。また、その結果として事案の改善が行える場合には事案の改善をその任に加えるものとする。改善において、当該職員は可能な限りの干渉を避けることが望ましい。但し、当該事案の深刻さを鑑みて、緊急性、重要性が著しいと判断される場合は、当該マニュアルの逸脱しない範囲においては当該職員の職権にて判断を許可し、歴史的事象への干渉もその限りではない。

○当該活動時間軸
２０２９年〜２０３０年での活動を認める。
但し、任務遂行上必要とされる当該事案発生時間の２００９年及びその他の必要とされる時間軸での活動も該当するものとする。

○報告
報告1.事案の原因
事案の原因は、任務開始時間において存在の確認された対象ガダンゾーア（以下、Ｇ3´とする）によるものと確認された。また、Ｇ3´がゴジラ（以下、Ｇ3とする）を排し、既に２０３０年代にまで影響が生じていることが判明した。
Ｇ3´の体表部より欠落する物資オリハルコンは生物へ干渉し、物理法則を逸脱した巨大化、怪獣化を生じる特徴を持ち、2030年代の社会構造に壊滅的な打撃を与えることが判明した。
Ｇ3´の出現は既知の技術に類似した時間航行技術を用いての時間干渉によるものと判明した。当該時間航行技術は現行の時間航行技術の初期構想案と類似しており、✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎により開発されたものと判明した。尚、✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎は事案発生後に死亡しており、事案はＭ-５型アンドロイド及び人工知能Ｉ-Ｅ（添付資料１参照）によるものであることが判明した。
また、本事案発生の原因となる時間航行技術等の開発が前倒しされた要因は19✳︎✳︎年の✳︎✳︎世紀からの✳︎✳︎✳︎によって持ち込まれたメカキングギドラをサルベージして得た技術による影響が考えられる。起点時間軸はこのメカキングギドラによる恩恵により発展した同一時間軸上の事案ではあるが、✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎が時間航行技術の開発に✳︎✳︎した記録は起点時間軸上に確認されておらず、別途追跡調査の必要がある。
※ 起点時間軸での✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎は時間航行技術の実験中に死亡していた。

報告2.事案の改善及び干渉
事案の改善は、報告1にあるＭ-5型アンドロイド及びＩ-Ｅ、G3´の排除による原因の除去と✳︎✳︎✳︎✳︎（以下、M）及び関連人物への干渉により、完了した。
Mは本事案における特異点と考えられ、干渉後の観察を行った。（添付資料２参照）
結論として、事案発生及び干渉の有無に関わらず、Mの次世代にて生じる事項の差異は軽微であり、主として事案発生時点よりMの関係者の範囲の時間軸上の生活歴への影響に終始していることが確認された。
また、決戦兵器デルスティア、アンドロイド開発史の起点時間軸に前後10年の差異が生じることを確認した。しかしながら、他の技術開発史との関連性を鑑みると誤差範囲であると結論付いた。尚、起点時間軸における20✳︎✳︎年の大規模情報通信災害、及び汎用人工知能に関する歴史的出来事に対して、改善後新時間軸で記録されている関連する出来事の比較（添付資料３参照）からも事案発生時間軸での事案の改善、及び干渉による影響は前後10年未満の範囲に留まっていることが確認されている。
　但し、本事案の改善に際して、Mに対しての干渉は当該マニュアルの逸脱に抵触する恐れが考えられる為、✳︎✳︎✳︎✳︎機関で検証の必要性を再度検討することが望ましい。

報告3.特異点Mによる影響
報告2.の通り、Mは特異点と考えられ、観察の結果としてMが✳︎✳︎✳︎✳︎であると判明した。
起点時間軸上でのMの詳細な記録は残っていない。しかし、自衛隊よりＧフォースへ出向した✳︎✳︎✳︎✳︎が後の✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎システムの礎となった。また、✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎は後の時間航行システムにおける✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎による制御機構である✳︎シリーズ✳︎✳︎✳︎✳︎の✳︎✳︎モデルである。
結論としてMは特異点であり、その生存と✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎の協力及び✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎（✳︎✳︎✳︎）の誕生、それに付随して発生した✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎による✳︎✳︎✳︎✳︎年の事象までを含めたMに関する一連の事象が当該事案による改善後新時間軸での影響となる。

※地球連邦機関検閲により、一部の情報を削除。


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［地球連邦機関地球均等環境会議］






真実を知りたければ、これを開きなさい。
［添付ファイル名：No.0004調査報告書］



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