後編あとがき
後編担当のモンスターFです。最後まで読んでいただきありがとうございます。
後編裏話
後編を書くにあたって一番重要な事は、どういうラストにするか、という事でした。
考えられるケースは2つ、ゴジラも最終的に命を落とすのか、アドノア島に帰るかでした。
しかし、前者は既に本家サイトでやっていたというのと、せっかくの合作小説にそんなラストは無いな、という結論に至りました。それに、アドノア島への帰還はジュニアの頃からの望み。なら叶えさせてやろうと思った訳です。
導入はもう、宇多瀬さんがいい感じで繋げてくれました。最高潮に盛り上がった所での後編のはじまり。いきなりバトルから始められるのは良かったです。
話の内容的に、本家サイトのfirst appearance dayに割とそっくりな流れになりました。そこはどうにかならなかったのかと考えどころでした。じゃあどこに変化を付けるか?
そこで考えたのが、主人公が直接戦うという事でした。特に、主人公が軍事関連の人間じゃないとすれば、それだけで大きな変化を付けられると思った訳です。
喧嘩番長なら、戦闘機で戦うという不釣り合いな事はしない。拳で戦うならやはりロボットでしょう。で、デルスティアの出演と睦海再登場です。健の為にデルスティアのデザインの改変もさせて、怪獣と肉弾戦をする主人公を確立させました。VSシリーズという軸の中では異例じゃないかと。
反省点について3つ。1つは研護との再会をもっと盛り上げさせるべきだと思った事。2つめは、宇多瀬さんが用意してくれた大戸号の活躍が少なかった事、3つめは、健と睦海の絡みは多かったのに、みどりとの会話が少なかった事です。
最後の最後で、健とみどりの重要なシーンは用意したつもりでしたが、やっぱり睦海にもってかれたか……と最大の反省点です。
ま、そこはあからさまにするよりは匂わせる位がいい、という事でご勘弁を。
自サイトからのゲスト
その1 北川教授
このキャラクターを初めて書いたのはもう3年半も前になります。京都にある応林大学の考古学教授、北川敦とその助手2人。
宇多瀬さんのお気に入りがこの3人という事を覚えていたので、一番始めに決まったゲストキャラでした。相変わらずの解説を披露してくれた北川教授でした。
その2 遠野亜弥香
タイムマシンが関わったとなれば、彼女を出演させない手はありません。
本家サイトでは、戦国時代から昭和29年、更には現代を転々とし、日本を救おうとした彼女。タイムマシン絡みという事で一番絡ませやすかったキャラでした。
その3 セバスチャン
このキャラクターが最初に出た時に、「何だ?」と思った方はいらっしゃるでしょうか。数あるGステキャラの中で一番ハイテンションキャラクターのセバスチャン。しかし、メカの天才で出すなら彼しかいません。それに、実は結構気に入っているので。
その4 ドラーグン
海の変異怪獣には、既に婆羅陀巍さんのプレシオルも宇多瀬さんのゾエアもいました。けど何故か出したかったドラーグン。地球上の生物の変異怪獣という枠で一番適してる怪獣には違いありませんでした。
その5 デルスティア
一番の成功でした。こういうロボットは設定変更が容易なので、この作品の色に馴染ませやすいロボットでした。
本家サイトでは、両手が機銃のタイプですが、先述した通り、健を乗せるにあたりデザイン改変をしました。
ラスボス、ガダンゾーア
最初、鳴き声から未来のゴジラという発想もありましたが、ゴジラVSゴジラよりは、やはり新怪獣の登場でしょう。
デザインの解説で、アルデロスみたいと書きましたが、アルデロスって何ぞ?という方は一度Gステにいらしてください。多分、昔の絵の方が上手かったです……
どうも、触手や肩からの首というのはお気に入りのデザインみたいです。つまり、ガダンゾーアはアルデロスとイビド(同じくGステを参照)を足して2で割った感じの怪獣なんです。
名前は最初、ガタノゾーアにするか考えていました。それだと、ウルトラマンティガのラスボスと名前が同じになるのでかえましたが、特徴的な名前なので、わざわざこんな所に書かなくても分かるでしょう。
いや、Wikipediaなんか見てると、名前一緒じゃん!というのが多かったので平気かなと思ったんですよ。オリハルコンもガタノゾーアも、元々は神話を元にした名前ですから。
長々となってしまいましたが、久しぶりの怪獣バトル、非常に楽しく書けました。ここ最近では一番の渾身の作品でした。
この企画に参加している婆羅陀巍さん、宇多瀬さん、柳星張さん。そして読者の皆さん。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。それでは。
後編裏話
後編を書くにあたって一番重要な事は、どういうラストにするか、という事でした。
考えられるケースは2つ、ゴジラも最終的に命を落とすのか、アドノア島に帰るかでした。
しかし、前者は既に本家サイトでやっていたというのと、せっかくの合作小説にそんなラストは無いな、という結論に至りました。それに、アドノア島への帰還はジュニアの頃からの望み。なら叶えさせてやろうと思った訳です。
導入はもう、宇多瀬さんがいい感じで繋げてくれました。最高潮に盛り上がった所での後編のはじまり。いきなりバトルから始められるのは良かったです。
話の内容的に、本家サイトのfirst appearance dayに割とそっくりな流れになりました。そこはどうにかならなかったのかと考えどころでした。じゃあどこに変化を付けるか?
そこで考えたのが、主人公が直接戦うという事でした。特に、主人公が軍事関連の人間じゃないとすれば、それだけで大きな変化を付けられると思った訳です。
喧嘩番長なら、戦闘機で戦うという不釣り合いな事はしない。拳で戦うならやはりロボットでしょう。で、デルスティアの出演と睦海再登場です。健の為にデルスティアのデザインの改変もさせて、怪獣と肉弾戦をする主人公を確立させました。VSシリーズという軸の中では異例じゃないかと。
反省点について3つ。1つは研護との再会をもっと盛り上げさせるべきだと思った事。2つめは、宇多瀬さんが用意してくれた大戸号の活躍が少なかった事、3つめは、健と睦海の絡みは多かったのに、みどりとの会話が少なかった事です。
最後の最後で、健とみどりの重要なシーンは用意したつもりでしたが、やっぱり睦海にもってかれたか……と最大の反省点です。
ま、そこはあからさまにするよりは匂わせる位がいい、という事でご勘弁を。
自サイトからのゲスト
その1 北川教授
このキャラクターを初めて書いたのはもう3年半も前になります。京都にある応林大学の考古学教授、北川敦とその助手2人。
宇多瀬さんのお気に入りがこの3人という事を覚えていたので、一番始めに決まったゲストキャラでした。相変わらずの解説を披露してくれた北川教授でした。
その2 遠野亜弥香
タイムマシンが関わったとなれば、彼女を出演させない手はありません。
本家サイトでは、戦国時代から昭和29年、更には現代を転々とし、日本を救おうとした彼女。タイムマシン絡みという事で一番絡ませやすかったキャラでした。
その3 セバスチャン
このキャラクターが最初に出た時に、「何だ?」と思った方はいらっしゃるでしょうか。数あるGステキャラの中で一番ハイテンションキャラクターのセバスチャン。しかし、メカの天才で出すなら彼しかいません。それに、実は結構気に入っているので。
その4 ドラーグン
海の変異怪獣には、既に婆羅陀巍さんのプレシオルも宇多瀬さんのゾエアもいました。けど何故か出したかったドラーグン。地球上の生物の変異怪獣という枠で一番適してる怪獣には違いありませんでした。
その5 デルスティア
一番の成功でした。こういうロボットは設定変更が容易なので、この作品の色に馴染ませやすいロボットでした。
本家サイトでは、両手が機銃のタイプですが、先述した通り、健を乗せるにあたりデザイン改変をしました。
ラスボス、ガダンゾーア
最初、鳴き声から未来のゴジラという発想もありましたが、ゴジラVSゴジラよりは、やはり新怪獣の登場でしょう。
デザインの解説で、アルデロスみたいと書きましたが、アルデロスって何ぞ?という方は一度Gステにいらしてください。多分、昔の絵の方が上手かったです……
どうも、触手や肩からの首というのはお気に入りのデザインみたいです。つまり、ガダンゾーアはアルデロスとイビド(同じくGステを参照)を足して2で割った感じの怪獣なんです。
名前は最初、ガタノゾーアにするか考えていました。それだと、ウルトラマンティガのラスボスと名前が同じになるのでかえましたが、特徴的な名前なので、わざわざこんな所に書かなくても分かるでしょう。
いや、Wikipediaなんか見てると、名前一緒じゃん!というのが多かったので平気かなと思ったんですよ。オリハルコンもガタノゾーアも、元々は神話を元にした名前ですから。
長々となってしまいましたが、久しぶりの怪獣バトル、非常に楽しく書けました。ここ最近では一番の渾身の作品でした。
この企画に参加している婆羅陀巍さん、宇多瀬さん、柳星張さん。そして読者の皆さん。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。それでは。
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