羽衣さん、春島【初春】
チェンジ
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ドレスコードを身に纏い、ローとタヌキはカジノの受付で入場料を払う
用意していた目元を覆う仮面をつければ、誰も2人に気付かない
欲に目が眩んだ者が他の客など気にしているかも疑問だが
「どうぞ…」
案内されたカジノはやはり煌びやかで、ローとタヌキの衣装がよく映えた
が、仮面の下2人は顔をしかめた
破格のスロットが回り、その横では全財産をスリのたうち回っている者もいる
ルーレットのような台の上をクルクルと回るのは玉ではなく小人だ
セイウチ親分はこれでも衰えたといっていたが
あぁ…なんとも趣味が悪い
他の客もドレスコードに身を包み、隠された顔は怪しく笑っている
こんなものを見せられいい気にならない
『悪そうな人たち』
「頭がか?」
ローとタヌキはカジノ場の奥へと足を進める
「おやおや!お客人!今宵ィはなにを御所望で?大金?なんでもいうことをきく奴隷ィ?宝石ィ?ぁあ!今日は質の良いブラックダイヤモンドもある!ここはこの世の全てを手に入れられる場所…そして…全てを失う場所…さあさあ!…お客人…今宵ィはなにをお賭けに?」
さあ、幕開けだ