羽衣さん、嫉妬
チェンジ
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タヌキの不満もタンタンタピオカでなくなったころ
ログが溜まったハートの海賊団はやっと出航となった
だが、出航して1時間と経たず問題は起きた
「うわっ!?」
急に甲板が光り輝き高い声が聞こえたかと思えば、白のワンピースに裸足の…なんとも無防備な女が現れた
何処からどう入ったのか知らないが厄介な奴が現れたとペンギンは舌打ちをした
能力者か…?
どんな能力かは知らないが敵陣に1人とはいい度胸たが…ここは偉大なる航海だ
新手の襲撃かと警戒を強めたペンギンたちに女は待ってと声を張る
「私!違う世界から来たの!!」
その言葉を信じたものが何人いただろうか
にわかに信じるに値しない言葉
「あの…だから…助けて!」
弱々しく震えた声で、白く細い手を伸ばしてくる
…この女は何を言っているのだろうか
「安心してよ!私、敵じゃないわ!武器もなにももってないもの!」
必死に敵ではないと言うがここは海賊船だ
そんなこと許可なく船に乗った時点で意味をなさない
女の言っていることは誰がどう聞いても120%怪しい
ここは偉大なる航海
ありえないことがありえないが…
「………」
ペンギンが目配せをして、1番扉の近くにいたウニが船内へ入った
波乱の予感にペンギンは帽子を深く被った
「とにかく、大人しくしていろ
変な動きをすれば迷わず打つ」
「…お願いよ」